天空の土木作業

鉄道模型レイアウトの制作記録

ユーロライナー牽引機

2013-12-30 | 車両【国鉄・JR】
「ユーロライナー」「ユーロピア」の記事はこちらです。
「カートレインユーロ名古屋」の記事はこちらです。

国鉄末期から雨後の筍よろしく続々と登場した「ジョイフルトレイン」。
その客車と塗装を合わせた専用の牽引機まで登場したものもありましたが、EL2種・DL1種、計3種の牽引機が用意されたのは、後にも先にも「ユーロライナー」だけでした。

TOMIXでは過去にEF64とDD51が発売されていましたが、その後、DD51がリニューアルされます。ただし、この時の塗装は旧製品の客車に合わせた、明るめの白色でした。
そして客車がリニューアルされ、それに合わせてEF65とDD51がリニューアル発売されました。
私のこの時にユーロライナーシリーズを揃えたのですが、一番再現したかった「シュプールユーロ赤倉」の実現には、EF64のリニューアル発売を待たなければなりませんでした。
そして何年かが過ぎ、ようやくEF64が発売され、これを機に専用機のディティールアップを行いました。



DD51は、ヘッドマークステイとジャンパ栓が手すりと同じ白色でしたので、これを青色に塗ります。
GSIクレオスの水性ホビーカラー・ブルー(紺)(H5)が近似色でしたので、これをそのまま筆塗りました。



さらに艶消しを塗って落ち着かせました。
コックの下に0.3㎜の穴を空け、真鍮線を通し、スカート側に瞬間接着剤で固定して、黒色に塗装しました。
コックは艶消し白色を塗りました。



EF64も同様にスカートを加工します。これだけで顔立ちが随分と変わります。
EF65も加工しますが、こちらはエアホース1本だけなのですぐに終わりました。



実車の写真を見ながら、墨入れを行っていきます。
場所によって濃淡を変えていきますが、メッシュ部分が引き立ち、大変気に入りました。
画像のDD51は、右側が墨入れ済み、左側通路の下が製品のままです。



白色のボディに色刺しをするのは、効果が大きくて楽しいものです。
過度にならないよう、塗ってすぐにティッシュで拭きとるのを繰り返しました。



ヘッドマークはモリヤスタジオのものを取り付けます。
ELはゴム系接着剤で直に取り付けますが、DD51だけはフックが必要でしたので、胴版をヤトコで「コ」の字に折り曲げ、ヘッドマークの裏側に取り付けてDD51のチェーンに瞬間接着剤で取り付けました。



中央本線を行くEF64「シュプールユーロ赤倉・志賀」、高山本線を行く「ユーロのりくら」、そして正調「ユーロライナー」のヘッドマークを取り付けたEF65.3種の専用機が並ぶ光景は壮観です。DD51の反対側には、TOMIX製の「ユーロライナー」ヘッドマークを、EF65の裏側にはモリヤスタジオの「カートレインユーロ名古屋」のヘッドマークを取り付けています。



「ユーロライナー」「ユーロピア」「カートレイン」と専用機3種を2つのブックケースに入れ、最初の加工から1年半の月日を経てユーロ一族が完成しました。
ウルトラマリーンの編成美がたまりません。
ようやく完成しましたので、レイアウトで大いに走らせたいと思います。

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