天空の土木作業

鉄道模型レイアウトの制作記録

山セクション 10

2011-06-10 | レイアウト
ご覧いただきありがとうございます。
自分の備忘録のつもりでブログを利用してきましたが、
最近多くの方にご覧頂いているようですので、より詳しく記載していこうと思います。



鉄橋までのバラストを撒きました。
バラストはKATOの灰色と茶色をミックスしたものですが、ほとんど灰色です。

KATOのバラストはスケール的には的確なのでしょうが、模型的には粒の大きいTOMIXの方が実感的かもしれません。

バラストは小さいスプーンで線路中心に奥から撒き、指の腹で手前に慣らします。
サイドもスプーンで多めに撒いてトントンと慣らしていきます。

次に、水に数滴の台所洗剤を入れたものを吹きかけます。
これは、固着のためにボンド水溶液を流す際、バラストがダマになるのを防ぐためです。
バラストの表面にある油分を取り除いているようです。
バラストに直接散布すると勢いで飛んでいってしまいますので、
50センチほど上に片手で新聞紙をかざし、そこに向かって吹きかけることで、細かい霧状のものだけがレールに落ちるようにします。新聞紙はビシャビシャになります。
バラストがしっとりと濡れるまでこれを行います。

そして木工ボンド水溶液をスポイドで流し込みます。
濃いめの木工ボンド水溶液を使います。ここにも台所洗剤を数滴入れます。
ただし、木工ボンドは固着すると艶が多少出てしまいます。



大鉄橋の橋脚を立てました。
トミックスの橋脚を2本つなぎ合わせ、KATOのプレートガーターについている台の部分を付けた物です。
サーフェイサーを吹き付けてウィザリングしています。



長さを切り詰めたプレートガーターを仮置きしました。
橋脚が1mm程低いことが分かったので、プラバンで誤魔化すことにします。



上から見た画像です。



バラストと鉄橋に色を入れます。
「ウッドブラウン」をエアブラシで吹き付けました。
レールの外側からと内側からを側面を塗る感じで吹き付けました。

乾燥したら彫刻刀で表面を削ります。
レールの表面を傷つけることになりますので、割りばしやプラバンを使用する方がいいかもしれません。



KATOの複線ワイド架線柱を取り付けました。
架線は銀河モデルのものです。プライマーをスプレーして明灰色を吹き付けました。