天空の土木作業

鉄道模型レイアウトの制作記録

モジュール サツキとメイの家

2012-07-20 | レイアウト
1年振りにモジュールを使用したイベントが開催の運びとなりました。

そこで、以前から脱線が多発していた箇所を修復し、ひとつのボードは雰囲気をガラリと変える事にしました。



そのモジュールはコーナー部分なのですが、以前は高い山がそびえ立っているだけでしたので、これを半分ほどの高さで切り開きました。この山の下には隠しヤードがありますので、当然車両に触れない高さにしています。



切り開いた部分をベニア板で覆い、発泡スチロールで大まかな地形を作ります。
その上から木工ボンド水溶液に浸した新聞紙を敷いて、自然な地形にしていきます。

なぜこのような作業をするのかというと、実は、どうしても作りたいものがあったからです。
それは、さんけいというメーカーから発売されている「サツキとメイの家」というペーパーキットです。

発売とほぼ同時に購入しましたが、なかなか機会がなくてずっと放置していました。
ここへ来てようやく、その封を開ける事にしたのです。



ペーパーキットというと、子供のころに糊でペタペタくっつけて遊んでいましたが、このキットはさすがに大人用で、値段も4000円くらいと高価です。紙なので強度やディティール面での不安がありましたが、このキットは実に良く出来ていて、かなり細かいところまで再現されています。

この家が出てくるアニメは何回も見ていますが、組み立てている時にも、あのシーンで出てきたな、ここはこんな造りになっていたのかと思い出させてくれてます。
デザインナイフと木工ボンド、針とピンセットでサクサク組み立てる事が出来るのも魅力です。
ただし、細かい作業の連続でなかなか根気がいるのも事実。私は3日間に渡り、約6時間かけて完成しました。



モジュールの切り開いた部分に固定し、木工ボンドと水を入れて捏ね、ペースト状にしたパウダーを敷き詰め、その上からターフを振りかけてひとまず作業を終えました。
後はこのモジュールになじむよう、柵や木を配置したいと思います。

ペーパーキットの精密さ、そして組み立てる面白さに気付かされましたので、また違うものを作ってみたいと思います。



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