天空の土木作業

鉄道模型レイアウトの制作記録

12系「くつろぎ」「江戸」

2014-01-28 | 車両【国鉄・JR】
「くつろぎ」は2002年、TOMIXが12系をハイグレード仕様で発売した後に製品化されました。
旧塗装と新塗装が発売されましたが、私は新塗装を購入しています。
このセットは試験的要素があったのか、ウレタンも他の製品と違いとても硬い素材が使われています。そして理由は判りませんが、紙箱で覆われています。
床下や台車に使われている素材も、艶が少なくやや白っぽい気がします。
また、私の思い違いかもしれませんが、カプラーポケットカバーの金属は、他のものよりも柔らかい気がします。
他の製品同様にカプラーポケットのカバーを外すと、グニャッと曲がってしまいました。
発売以来、再生産されていないと思います。
実車は横川の「碓氷鉄道文化村」でしか見たことがありませんが、これに付属していたジャンパ栓が気になって購入したような記憶があります。

一方の「江戸」はマイクロエースから2008年に発売され、2011年に再生産されたようです。
「江戸」は、私が中学1年生の時、初めて1人で東京に撮影旅行へ出かけたのですが、その時に池袋駅で偶然出会い、とても興奮したのを覚えています。
雑誌で「ロイヤルエンジン」ことEF58‐61号機が牽引する写真を見て、その美しさに惹かれました。
61号機とジョイフルトレインといえば、「サロンエクスプレス東京」のイメージが強いですが、「江戸」との組み合わせも結構あったように思います。

「くつろぎ」は購入から12年、「江戸」は6年が経ちましたが、ここでようやくケースから出す次第です。



加工は最小限に止めます。
「くつろぎ」のオロフ、一方は製品に付属しているジャンパ栓を取り付け、TNカプラーに交換しました。
もう一方のオロフは、KATOの「オハネフ24 あけぼの ジャンパ栓」「スハネフ14 前面用カプラーセット」を組み合わせ、「EF66ナックルカプラー」を取り付け、ツメの部分をライターで熱したドライバーを使用して熱着し、ゴム系接着剤で車両に取り付けました。
「江戸」も同様の加工をしています。TNカプラー側は、TOMIXのジャンパ栓を現物合わせでカットし、接着しています。

中間カプラーをKATOカプラーに変更し、クーラーに墨入れを行って完成としました。
キャスコの12両ウレタンの天地をほんの少しずつカットし、収納しています。



なぜ加工を最小限に止めたかというと、実は、模型の収納棚がもうすぐ一杯になりそうなので、少しでもブックケースを減らすためにこの2編成を加工したという理由もあるからです。

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