街セクションの配線が大まかに決まりました。
登ってくる本線のカーブと、ボードの大きさと、本線を跨ぐ鉄橋の位置を決めて、無理のない配線を考えましたが、どうしても製品だけでは対応できなかったので、KATOのカーブ高架橋を半分に切って使っています。
これで本線を跨ぐ事は出来ましたが、まだ「馴染ませ繋ぎ」の状態で、所々に無理があります。
本線を跨いでからは高架橋で繋ぎます。
KATOがこの「スラブ軌道高架橋」を発売した時は、今までの製品と一線を画すリアリティに大変驚きました。
この高架橋を使って485系「雷鳥」を運転すれば、湖西線のイメージが再現できるなと思っていたのですが、ここで実現できるかもしれません。
本格的な製作が楽しみな個所です。
「山セクション」と「駅セクション」を繋ぐ個所です。ベースも無い状態からの再スタートとなりました。
余っている合板や角材でかなりのやっつけ仕事でベースを作ります。
「山セクション」の本線が高さ6㎝程度ですので、発泡スチロールで全体をかさ上げし、合板を貼りつけて高さを合わせました。
コルク道床を貼り付け、フレキシブルレールを釘打ちします。
配線は滑らかなS字カーブにしましたが、山セクション側はやや急なカーブになりました。
何はともあれ、これで上り本線はレールが1周、繋がりました。
試運転を機関車と客車で行います。車輪にアルケの接点回復剤「LOCO」を塗って、いざ、発車です。
街セクションのカーブ勾配を登ります。カントが良い感じです。
馴染ませ繋ぎの箇所も問題なく走行してくれました。
高架橋を進みます。古いレールで、最初はギクシャクしながら走行していましたが、数周すると安定して走ってくれました。
スラブ軌道の高架橋ですから、新幹線や大手私鉄が似合うのかもしれませんが、湖西線の例もありますし、このように客車列車が走ってもさほど違和感は無いと思います。
大改修から運休していた山セクションに、3ヵ月ぶりに列車が走ります。
レイアウト全てを廃棄しないといけないかなと考えていただけに、こうして再び列車が走ることが出来て本当に嬉しかったです。
レール掃除も兼ねて20周くらいしましたが、1か所何度か脱線するところがありますし、ボディマウントカプラーや振り子機構が付いた車両、スノープロウが低い車両ではまた脱線もあると思いますので、修正を加えていきたいと思います。
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