天空の土木作業

鉄道模型レイアウトの制作記録

大阪上本町 駅そば

2012-01-16 | 日記
私は生まれも育ちも大阪ですが、温かい蕎麦を食べるなら、関東の醤油がきいた「つゆ」の方が好きです。
ですから、東京へ出張に行くと必ず食べるのが駅そば、それもコロッケそばを好んで食べます。
つゆがしみ込んだ衣やイモが何とも言えないのですが、このコロッケそば、関西にはあまりありません。
おそらく関西の「だし」に合わないからではないかと思います。

先日、午前中に難波のスイスホテル南海で打ち合わせ、午後に桜の宮の帝国ホテルで会合がありました。
難波から桜の宮への移動中に昼食を食べることにしたのですが、せっかくなのであまり乗らない近鉄に乗って鶴橋まで行き、そこから環状線で桜の宮へ行く経路を選び、そして、コロッケそばが名物という関西では珍しい上本町駅構内の駅そばへ行くことにしました。



ここで初めて食べてから「コロッケそば好き」になったようなものです。
もう10年ほど前のことでしたから、駅そば屋さんが残っているか、コロッケが残っているか不安でしたが、健在でした。

ここのコロッケはカレーの風味がするもので、関西だしにもちゃんと合います。



駅そばに満足して、上本町からひと駅は大阪線の列車で鶴橋に向かいます。
奈良線は阪神との乗り入れ以降、車両がだいぶ変わってしまいました。
近鉄の車であっても、見慣れた近鉄マルーンではなく、グレーを基調としたものが多く見受けられるようになりました。
それらが何系なのかわかりませんので、上手く説明もできません。



しかし、大阪線にはあまり入っていないようで、上本町地上ホームで30分ほど電車を眺めていましたが、お馴染みの車両ばかりが来てくれてほっとしました。お馴染みの車両、とはいっても、やはり複雑な近鉄。どれが何系なのか私にはわかりません。



鶴橋で環状線に乗り換える際、奈良線ホームに3200系がやってきました。
実物を見るのは初めてなので嬉しかったです。そして、この列車の種別は「区間準急」という聞きなれないものでしたので、新鮮さも倍増でした。
後で調べてみると、2006年に登場した新種別のようです。
近鉄の一般車で形式がわかるのは、この3200系とオールステンレスの3000系、転換クロスシートの5200系くらいなものです。

単なる移動時間、それも短時間のことですが、実に有意義なものとなりました。

キハ48 小浜色

2012-01-02 | 車両【国鉄・JR】
小学校4年生の時だったと思いますが、家族で美浜に海水浴へ行ったことがあります。
特急「雷鳥」に乗って敦賀で降りると、正面に停車中だったのが小浜色と一般色混結のディーゼルカー2両編成でした。
一般色の気動車が大勢を占めていた頃ですから、ブルーに白のストライプの小浜色がとても新鮮で、家に帰ると早速キハ58を一両、それらしく塗り替えたのを覚えています。

その3年後に友人4人で海水浴のために小浜へ行きましたが、帰りの日に私一人だけ少し早めに駅に向かい、駅で撮影をしていました。短時間の間に小浜色、黄色の高岡色から、名古屋発着の臨時急行「エメラルド」、急行「わかさ」と次々に撮影することが出来ました。夏の小浜線がとても活気に満ち溢れていた頃の話です。

ジェイアール西日本商事から発売されたキハ48小浜色ですが、まず私は小浜色と言えばキハ58系列だと思っていたので、そこから面喰いました。キハ48は少数派ですから、かなりマニアックな商品だと思います。

最近のTOMIX製品はイラストがとても綺麗で、購買意欲を高めて仕方ありません。
店頭に並んでいたら、それまでさほど欲しくない商品でも「ジャケ買い」をしてしまいそうなパッケージです。



特に何をするわけでもなく、説明書通りに無線アンテナ、信号煙管、排障器、エアータンクを取り付けます。
グリルと乗務員ドア、手すりのモールドには墨入れをしておきましたが、あまり目立っていません。



素晴らしいパッケージですが、運転するには箱が3重で出し入れしにくいので、もったいないですがブックケースに収めました。
ジャケットはカッターで切りだして、ブックケースに同封しています。
このブックケースにはキハ120の越美北線色と、大糸線のキハ52が入っています。あと5両入りますので、何かしら北陸線の気動車を入れたいと思います。



運転する際にはこの2両でもいいですし、一般色を1両繋げるなど、肩を凝らずに楽しみたいと思います。