天空の土木作業

鉄道模型レイアウトの制作記録

キハ40 北海道色

2011-05-30 | 車両【国鉄・JR】
北海道の車両はあまり持っていないが、渡道する度に必ず目にするし、カラーリングも綺麗なので製品化を待っていた。
1両でも十分に様になる車だが、TOMIXの限定セットなら色々と遊べそうなので購入した。
側面の窓や雨どいからの配管などは申し分なく再現されていて、北海道らしさが楽しめる。
しかし、タイフォンが単色なのにがっかり来て一度も走らせていなかった。



試しに緑色のタイフォンを取り付けてみたが、やっぱり不細工。
タイフォンを塗装することにした。

説明書通り排障器とエアタンク、便所流し管を取り付け、バイスで穴を開けて信号煙管と無線アンテナを取り付けた。
前面のデカールは文字の大きさに切り取り、セロテープで貼り付けて転写。
側面のサボは適当なものがなかったのでまだ貼っていない。

タイフォンは緑色のものに艶消し白と、エヴァンゲリオンカラーの初号機紫色というものを筆でいくつか塗って、
比較的綺麗に塗れたものを取り付けた。
ガンダムもエヴァンゲリオンも作品を見たこともないしプラモデルを作ったこともないが、
こんなところで縁があるとは思わなかった。

タイフォンの下半分を白に塗り、そのまた下半分を紫に塗ると製品のラインに合う感じ。



TOMIXのハイグレードシリーズはもちろん気に入ってはいるが、この商品だけは手抜きな感じがする。
さらに、なぜ現行ではなく登場時の塗装を製品化したのかもよくわからない。室内シートの問題だろうか。

土木作業はレールをハンダ付けし、バラストを撒いた。
道路のガードレールも少し増やしている。



183系 福知山

2011-05-25 | 車両【国鉄・JR】
トミックスから限定発売された183系福知山電車区セットにようやく手を付けた。
実物は新車投入により次々と吹田へ運ばれていると聞く。
もともと北陸路を走っていた485系で、その頃には乗務していた馴染みのある車ばかり。
クモハや801はやはりスーパー雷鳥色が似合うが、分割併合の使い勝手が「北近畿ビッグエックス」に
見事マッチして活躍していたことは嬉しい。
このセットは特徴的な編成を纏めていて、7両で4種類の「顔」が楽しめる。
4両編成を「きのさき」、3両を「まいづる」に仕立てることにした。
3両のミニ特急をレイアウトで運転するため、モーターは「まいづる」側に取り付けることにし、ボディを入れ替えた。



説明書通りトイレタンクを取り付けて、ホイッスルや信号煙管を取り付ける。
歳を重ねて手の潤いが無くなってきているので細かいパーツを上手く掴めない。
目も悪くなったのか食い入るようにピンセットでつまみ上げる作業を繰り返した。



シールはジオマトリックスの「183系 福知山」と、ペンギンモデルのアクセサリーと号車サボ。
ジオマトリックスの製品はフォントが似ている気がして満足しているが、値段がなかなか高い。
使用するのはほんの一部で、余った物を友人に「売る」のも気が引ける。
でも「あげる」のも気が引けるケチな性分には結局「もったいない」気分が残る。

ネットで動画や画像を見ていると、号車サボと「指定」「自由」のサボは、入口ドアの横にしか
取り付けられていないことに気付いた。いつ頃からかはわからないが、作業の簡略化だと思われる。
それか、盗難が多かったのだろうか。
模型でもドア付近のところにだけシールを貼った。これで作業は半分になった。



所属するクラブが写真展を開催するということで、出展することにしたが、スナップ以外10年以上撮影していない。
テーマが関西私鉄ということで、ふざけて模型を撮影して出展することにした。

山セクション9

2011-05-17 | レイアウト
車両をのせて水平具合を確認。
スペーサーはプラ板で、現物合わせでカットしたものを塗装した。



下り本線の橋脚を立て、シーナリープラスターをややシャバシャバに溶いたものを流し込む。
少し乾いたら濃いめのプラスターを塗って、斜面になるように成型した。
完成を急いで上り本線を固着した後だったので作業がやりにくかった。



濃いめのボンド水溶液にトミックスのライトグリーンパウダーを入れてペースト状にしたものを塗っていく。
乾く前に同じくライトブラウンを上からパラパラと撒く。
道路に沿ったあたりは多めに撒いている。
そしてKATOのターフを撒いて、上から軽く押さえていく。



レイアウトを製作する過程で一番楽しいのは線路を敷く作業だが、次はこのパウダーペーストを塗る作業。
見た目にもグッと完成が近付いた気分になる。
線路・道路・地形のコントラストが大きく出るところは尚更楽しい。



下り本線の鉄橋も掛けた。
暫定開通から9年、ずっと段ボール製の橋だったが、ようやくきちんとした橋を掛けることが出来た。
反省点もいっぱいあるので、次の大鉄橋製作に活かしていきたい。

山セクション8

2011-05-14 | レイアウト
橋台のコンクリート色をあれこれ悩んで試しているがなかなかしっくりとこない。
今回塗ってみたのはデッキタンと艶消しホワイト、グレーを2:2:1で混ぜたもの。
PCのモニターで見るのと実物の色合いも異なるが、今まで試した中では一番良かった。

道路も前回、塗装が薄かったので再度塗装する。



上り線だけ試しにつなげてみた。



デッキガーターとプレートガーターの間に入れる橋脚を置いてみる。
次は川の形状も考えていくが、これも時間がかかりそう。
他にガードレールと電柱を塗装して次の作業に備えた。






山セクション7

2011-05-10 | レイアウト
鉄橋の塗装
この鉄橋はあまり目立つ色にしたくなかった。
使用したのはタミヤの「灰緑色(日本海軍)」という色。



2mm角のプラ棒を2cmずつ切り、マホガニーを吹き付ける。
これはプレートガーターの枕木として使用する。
デッキガーターの方は製品のまま使用することにした。



水で薄く溶いた艶消しホワイトや、茶色系統でウィザリングし、木工ボンドで枕木を接着。
レールはパラレルを保つために、2か所製品の枕木を残す。



何度やってもウィザリングは難しい。