SPROUT-BLOG

outdoor espresso

ギアリストを作る練習

2020-06-01 | Field
山と道HLC北海道のプログラムがはじまる予定がコロナ禍で予定していたプログラムは中止となってしまった。

北海道は今年からスタートでこれは練習のチャンスと思い、
近くのULに興味のある友人たちにモニターをお願いして,
UL入門のプログラムの一部分でもあるギアリスト作成をやってみた。


みんなが自分の持っているギアを一つ一つ重さを図り、
その中から取捨選択して食料や水などの消耗品を抜いたベースウェイトをなるべく減らそうというもの。


軽量化することに対して抵抗を持つ人は多い。
「お金がかかる」「耐久性がない」「面倒くさい」などなど。
しかし、実際に軽量化して山に行くとその自由さに驚く。
日数が長ければ長いほど、軽量化の恩恵を受ける。


ある程度までは軽いものを揃えればいいかもしれない。
しかし、その先、さらに軽くしたいとなると、
一つの道具に何個もの役割をもたせたり、必要最低限を見極めたり、
工夫と経験も必要になってくる。

軽くするということは、山の中でだけでなく、準備や終わった後も楽しくなるのだ。


そして、さらにはその工夫や必要最低限を見極めること、無駄をなくすことは日常生活にも活かすことができる。

逆に言えば、日常的に軽量化を意識すると実際の山の装備もシンプルになるのかもしれない。


体力ではない、ギアマニアでもない、
今の自分の持っているもので、その時、その場面を最大限に楽しむことができる。
それがウルトラ・ライトだ。

滑り納め

2020-05-18 | Field
今シーズンの滑り納めは5月15日。

例年になく雪が少なかったシーズンだったけれど、春の気温の低さと、
黄砂や有害物質の飛来がなく、雪が真っ白なおかげで山の雪は長く残りました。

とはいえ、少雪シーズンなので山麓の雪は早くなくなりました。

取り付きまでは道路を自転車で上がります。

キツイと思っていた上りも意外と楽にいけた。
車で上がるよりも鳥や雪解けの水の流れる音を聞きながらの上りは新鮮。


気持ちよく滑れる雪渓を10本近く滑りました。


途中お昼ご飯も食べて、コーヒー飲んで、昼寝もして…。

最後の一本はニセコ連峰に向かって吸い込まれるように滑りました。


最高の滑り納め。

下りはまた自転車。
風を感じながらの爽快な下り。
これも最高。

クマゲラ

2020-04-27 | Field
いつもの森のいつもの時間、クマゲラを発見。



飛んでいる姿、キョーンという鳴き声。
魅力がいっぱいで一気に虜になりました。

近くなくても飛んでいる姿で嬉しい気持ちになれる。
もう姿が見えなくても鳴き声で嬉しい気持ちになれる。

スキー場終了

2020-04-19 | Field
予定より早く、今シーズンの営業を終了してしまったニセコグランヒラフ。

年々リフト料金が値上がりし、地元民にとっては行きにくくなってしまっているけれど、

4月のスキー場は地元民だらけの本当にいい空気が流れたスキー場。

スキーはビジネスという枠では収まりきれないものだと思います。
文化であり暮らしでもあります。
スキー場やリゾートとしてみたら収益をあげることが目的になってしまうけれど、
それが目的でスキー場というものを運営すること自体が浅はかだと思います。
地元民で賑わった最終日のグランヒラフは雨の天気予報も吹き飛ばす快晴でスキーの女神が微笑んでいたようでした。

羊蹄山

2020-04-17 | Field
羊蹄山へ。


冬の山頂は夏とは別世界。


家から見える山に登り、山から家が見える、しかも羊蹄山。


こんなに恵まれた環境に入れることに本当に感謝です。


そして今年は本当に雪が真っ白で、空が真っ青。