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「保険証で本人確認」廃止へ、マイナ一本化に伴い規則改正…口座開設やクレカ申請で使えないように 2024/08/22 15:28読売新聞

2024-08-22 21:40:53 | 日記
「保険証で本人確認」廃止へ、マイナ一本化に伴い規則改正…口座開設やクレカ申請で使えないように
2024/08/22 15:28読売新聞




 警察庁は22日、現行の健康保険証が12月2日で廃止されるのに合わせ、銀行口座開設時などの本人確認書類としても利用できなくする方針を決めた。パブリックコメント(意見公募)を経て、関連する犯罪収益移転防止法施行規則を改正し、同日の施行を目指す。

 現行の健康保険証は12月2日に新規発行が停止され、マイナンバーカードと一体化した「マイナ保険証」に一本化される。これに伴い、警察庁も同規則を改正し、口座開設やクレジットカード発行の申請などに有効な本人確認書類から健康保険証を削除する考えだ。

 ただ、マイナカードを持っていない人もおり、現行の健康保険証も一定期間は引き続き本人確認書類として利用できる経過措置を設ける。マイナカードを持たない人に発行される「資格確認書」を本人確認書類として使えるようにする改正も併せて行う方針。



首の後ろが硬くなっていたら糖尿病が進行したサイン…水虫から足の切断に至るケースも 2024/08/22 09:26日刊ゲンダイDIGITAL

2024-08-22 21:37:20 | 日記
首の後ろが硬くなっていたら糖尿病が進行したサイン…水虫から足の切断に至るケースも
2024/08/22 09:26日刊ゲンダイDIGITAL

首の後ろが硬くなっていたら糖尿病が進行したサイン…水虫から足の切断に至るケースも

首の後ろがガチガチなら要注意!

(日刊ゲンダイDIGITAL)

 悪性腫瘍や内分泌障害など、内臓の病気と関連して生じる皮膚症状を「デルマドローム」という。中でも日本人の5人に1人が罹患しているとされる糖尿病は、血糖コントロールが悪く糖尿病が進行すると、さまざまな皮膚トラブルが起こりやすい。東邦大学医療センター佐倉病院皮膚科教授の樋口哲也氏に聞いた。

 60代の男性は、以前から健康診断で血糖値が高いと指摘されていたが、仕事の忙しさから受診を後回しにしていた。ある日、入浴中に首の後ろを触ると、皮膚が木板のように硬く、指で押しても皮膚に痕が残らないことに気付き、皮膚科を受診。触診や血液検査の結果から、糖尿病によって起こる「糖尿病性浮腫性硬化症」と診断された。

「糖尿病性浮腫性硬化症は、皮膚の代謝異常により生じるデルマドロームのひとつです。首の後ろから背中にかけて皮膚が腫れてガチガチに硬くなるのが特徴で、首が回りにくいと訴える方も少なくありません。糖尿病の罹病歴が長く、血糖コントロールが悪い人に見られる傾向が高いので、治療を後回しにしている方は注意が必要です」

 ほかにも糖尿病が発見されるきっかけになりやすいデルマドロームに「環状肉芽腫」がある。リング状の硬く、隆起した赤い皮疹が全身に多発する症状が見られ、かゆみや痛みなどの自覚症状は伴わない。糖尿病患者の約20%に合併するとされ、比較的頻度が高いデルマドロームのひとつと考えられている。

「糖尿病で見られるデルマドロームはいくつもありますが、中でも最も回避しなければならないのが『糖尿病性足壊疽』でしょう」

 血糖コントロールが悪く高血糖の状態が長く続いて糖尿病神経障害を合併すると、知覚が鈍くなり足をケガしても気付きにくい。また血行障害により足の血流が悪くなると、傷を治すために必要とされる酸素や栄養が行きわたらず、短期間で壊疽を起こしかねない。

「また、高血糖自体が免疫を担う白血球の働きを悪くさせるので、病原体と闘えず細菌や真菌に感染しやすくなります。実際、糖尿病の方は水虫(足白癬)にかかりやすいといわれ、糖尿病患者のうち、約半数に足白癬が見られたとのデータも報告されています。足白癬による皮膚の傷から細菌に感染して重症化すると、最悪のケースでは足の切断を余儀なくされるので、皮膚病変を起こさないためにも、早期の血糖コントロールが重要なのです」



【日本市況】株反発し日経平均3週ぶり高値、米利下げ観測強まる 2024年8月22日 14:18 JST 更新日時 2024年8月22日 15:42 JST

2024-08-22 21:31:03 | 日記

【日本市況】株反発し日経平均3週ぶり高値、米利下げ観測強まる
横山桃花、日高正裕、船曳三郎
2024年8月22日 14:18 JST
更新日時 2024年8月22日 15:42 JST

22日の日本市場では株式が反発し、日経平均株価は7月31日以来の高値を付けた。米国の利下げ観測が強まり、世界景気を下支えしていくとの見方から投資家のリスク選好度が高まった。ただ、あすの日米中央銀行トップの発言を前に様子見ムードが強く、前日終値を下回る場面もあった。債券や為替も方向感を欠いた。

  前日の米国では連邦公開市場委員会(FOMC)が7月30、31日に開いた会合の議事要旨を公表、幾人かの当局者が利下げの妥当な論拠があるとの認識を示した。また、労働統計局によると、3月までの1年間の雇用者数は81万8000人下方修正される見通しとなった。これらを受け9月の利下げが確実視され、株式が反発。債券は短めの年限を中心に利回りが低下し、為替は1ドル=144円台半ばまで円高が進んだ。

  23日には日本銀行の植田和男総裁が衆参両院の閉会中審査に出席し、米国ではパウエル連邦準備制度理事会(FRB)議長がカンザスシティー連銀主催の年次シンポジウム(ジャクソンホール会合)で講演する。日銀が7月に追加利上げに踏み切った際、植田総裁はさらなる利上げに前向きな姿勢を示したが、その後金融市場が混乱したため、発言が注目されている。

  りそなホールディングス市場企画部の井口慶一シニアストラテジストはパウエル議長の講演について、FOMC議事要旨がかなりハト派な印象だったのでややハト派になると予想する。ただ、年4回の利下げ織り込みは行き過ぎだとし、その調整から為替市場では「講演前後にドル売りに歯止めがかかる」とみている。 

市場の視線を一身に浴びる植田日銀総裁、衆参両院であす閉会中審査 

注目のパウエル議長講演、インフレ抑制から利下げに向けた転換点に        
国内株式・為替・債券相場の動き

日経平均株価の終値は前日比0.7%高の3万8211円01銭
東証株価指数(TOPIX)は0.2%高の2671.40

円は対ドルで0.1%安の145円37銭-午後3時17分時点
144円85銭まで上昇後、145円64銭まで下落

長期国債先物9月物の終値は10銭安の144円88銭
新発10年債利回りは0.5ベーシスポイント(bp)高い0.870%

株式

  東京株式相場は反発。米国で9月の利下げが確実視されてリスク選好の動きが広がった。

  TOPIXを構成する2132銘柄のうち1295銘柄が上昇、716銘柄が下落。信越化学工業が最も指数を押し上げた。医薬品や食料品、小売りといった内需関連株が高い。一方、為替の円高基調を受け業績上乗せ期待が後退する自動車や機械など輸出関連株は下落。銀行や証券といった金融株も安い。

  三菱UFJモルガン・スタンレー証券の大西耕平上席投資戦略研究員は、急落からの戻りペースが速く、短期的には利益確定売りが出やすいと指摘。植田日銀総裁の閉会中審査はサプライズがないという前提で株価の材料にはなりにくいとした上で、タカ派的な発言があれば売りが出るだろうと述べた。
日経平均は3週間ぶり高値


為替

  東京外国為替市場の円相場は1ドル=145円台前半で推移。9月の米利下げ観測が強まり、ドル安・円高が進んだ後は売り買いが交錯した。国内株価の堅調な値動きも円買いが一服した一因。

  植田日銀総裁の閉会中審査について、三井住友信託銀行米州部マーケットビジネスユニットの山本威調査役は、7月の金融政策決定会合後の会見よりハト派な内容が予想されると述べた。パウエルFRB議長は9月の0.5ポイント利下げを示唆するほど踏み込まず、円買い・ドル売りは一服する可能性もあるとみる。

  もっとも、「本格的にドルが戻るかは9月6日に発表される雇用統計などデータ次第の面もあり、ドルの上値は重そうだ」と言う。
円の対ドル相場


債券

  債券相場は中長期債と先物が下落。植田日銀総裁の閉会中審査を控えて投資家の姿勢が慎重で、売りが優勢だ。流動性供給入札がやや弱めの結果になったことも相場の重しになった。一方、利下げ観測の高まりを受けて米金利が低下する中、超長期債は買われた。

  三菱UFJモルガン・スタンレー証券の鶴田啓介シニア債券ストラテジストは、植田総裁は市場の変動を高めるような発言は避けるとみており、「市場は発言内容を見極める姿勢から動きにくくなっている」と話す。流動性供給入札については「無難からやや弱めの結果で、7年ゾーンの需給逼迫(ひっぱく)を考えると、もっと応札が集まっても良かった」との見方を示した。

  残存期間5年超15.5年以下の流動性供給入札は、応札倍率が3.05倍と前回7月16日の同年限の入札から低下した。発行額は前回から500億円増額の6500億円程度。

新発国債利回り(午後3時時点)
2年債 5年債 10年債 20年債 30年債 40年債
0.355% 0.485% 0.870% 1.685% 2.060% 2.310%
前日比 +1.0bp +1.0bp +0.5bp -1.5bp -2.0bp -2.5bp


長期国債先物の推移



東証大引け 日経平均、反発し3週ぶり高値 米株高で一時400円高 国内株概況 2024年8月22日 15:33

2024-08-22 06:50:21 | 日記
東証大引け 日経平均、反発し3週ぶり高値 米株高で一時400円高
国内株概況
2024年8月22日 15:33

22日の東京株式市場で日経平均株価は反発し、終値は前日比259円21銭(0.68%)高の3万8211円01銭と、日銀の金融政策決定会合の結果発表があった7月31日以来約3週間ぶりの高値を付けた。米利下げ観測の高まりを受け、21日の米株式市場で主要株価指数が上昇し、日本株にも買いが及んだ。このところの相場の急な戻りを受けて投資余力を高めた個人の買いも入り、日経平均の上げ幅は午前に一時400円を超えた。円高進行を受けて寄り付き直後に下げる場面もあったが、すぐに切り返した。 

21日の米株式市場でダウ工業株30種平均やハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は反発した。21日に発表された米雇用統計の年次改定で過去の雇用者数が大幅に下方修正された。米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事要旨の内容も相まって米連邦準備理事会(FRB)は9月に利下げするとの観測が高まり、指数を押し上げた。22日の東京市場では、ファストリやリクルートなどの値がさ株に買いが入った。

焦点は、年次経済シンポジウム「ジャクソンホール会議」で日本時間23日夜に予定されるパウエルFRB議長の講演だ。パウエル議長は7月に開いたFOMC後の記者会見で「経済は利下げが適切な位置に近づいている」との認識を示し、株式市場での早期の利下げ期待を高めた。市場では「ジャクソンホール会議の講演でも、パウエル議長は米景気に配慮した発言をするとみられ、投資家の買い安心感が広がりそうだ」(SBI証券の鈴木英之投資情報部長)との見方があった。

日経平均は午後に上値が重くなる場面もあった。心理的節目の3万8000円前後では戻り待ちの売りが出たためだ。23日には日銀の植田和男総裁が衆参両院の閉会中審査に臨む。7月会合後の記者会見で植田総裁は追加利上げの可能性を否定しなかった経緯があるだけに、発言の内容を見極めようと持ち高整理の売りも出た。

東証株価指数(TOPIX)も反発した。終値は6.54ポイント(0.25%)高の2671.40だった。JPXプライム150指数は3日続伸し、6.71ポイント(0.56%)高の1201.80で終えた。

東証プライムの売買代金は概算で3兆6468億円、売買高は13億4022万株だった。東証プライムの値上がり銘柄数は1033。値下がりは547、横ばいは66だった。中外薬やエーザイなどの医薬品株が買われた。ヤクルトや明治HDなどの食料品株も上昇した。一方、円高を受けてトヨタやスズキなど自動車株の一角が売られた。三菱UFJやみずほFGなどの銀行株も下落した。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕



【米国市況】株反発、9月利下げ観測強まる-ドル一時144円台半ば 2024年8月22日 5:48 JST

2024-08-22 06:50:21 | 日記


【米国市況】株反発、9月利下げ観測強まる-ドル一時144円台半ば
Rita Nazareth
2024年8月22日 5:48 JST

FOMC議事要旨では「幾人か」の当局者が7月利下げの論拠指摘
米雇用者数は2009年以来の大幅下方修正-労働省の年次改定

21日の米株式相場は反発。公表された連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨と年次改定に伴う米雇用者数の大幅下方修正を受け、9月利下げ観測が強まったことが相場の押し上げ材料となった。
株式 終値 前営業日比 変化率
S&P500種株価指数 5620.85 23.73 0.42%
ダウ工業株30種平均 40890.49 55.52 0.14%
ナスダック総合指数 17918.99 102.05 0.57%

  S&P500種株価指数は史上最高値に近づいた。同指数の主要な業種別指数はほぼ全て上昇した。

  FOMCが7月30-31日に開いた会合で、幾人かの当局者が7月に利下げを行う妥当な論拠があるとの認識を示したことが議事要旨で明らかになった。同会合では主要政策金利の据え置きを全会一致で決定していた。

FOMC議事要旨、「幾人か」の当局者は7月利下げの論拠を指摘 (2)

  ハリス・ファイナンシャル・グループのジェイミー・コックス氏は「9月利下げへの疑念をFOMC議事要旨が一掃した」と指摘した。

Traders On The Floor Of The New York Stock Exchange As Fed Chair Powell Holds New Conference

ウォール街は9月利下げに備える
Photographer: Michael Nagle/Bloomberg

  議事要旨には、「大多数はデータが引き続きほぼ予想通りの内容となれば、次回の会合で利下げを実施することが適切になる公算が大きいとの考えを示した」と記された。

  eToro(イートロ)のブレット・ケンウェル氏は、問題は9月利下げの有無でなく利下げ幅だとし、「市場は現在、50ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)より25bpの利下げ確率をより多く織り込んでいる。8月雇用統計が極端に期待外れの数字とならなければ、現時点ではそうなる可能性が高いように思える」と述べた。

  個別銘柄では、ディスカウントストアを展開するターゲットが一時16%高。既存店売上高が前年同期比プラスに転じた。一方、百貨店のメーシーズは通期の売上高予想を下方修正したことが嫌気され、一時14%安と明暗が分かれた。

  米労働統計局によれば、年次改定により3月までの1年間の雇用者増は81万8000人下方修正されそうだ。下方修正幅は2009年以来最大。

米雇用者数、2009年以来の大幅下方修正-年次基準改定の速報値 (2)

  雇用者数の年次改定が市場に大きな影響を与えることは通常ないが、今年は労働市場が過度に冷え込んでいるのではないかとの懸念が広がる中、注目を集めていた。 

  ルネサンス・マクロ・リサーチのニール・ダッタ氏は「9月のFOMC会合で利下げ幅を25bpにするか50bpにするかを決める上で、次回発表の雇用者数を判断材料にするのがいかに『ばかげた』ことか。それがこの基準改定から私が得た主要なメッセージだ」とコメント。

  「この改定データが示唆するのは、次回発表される雇用者数の数字がどうなるにせよ、実際には恐らくもっと低いということだ」と述べた。

  キャピタル・エコノミクスのジェニファー・マキューン氏は、各国・地域の中央銀行当局者がカンザスシティー連銀主催の年次シンポジウム(ジャクソンホール会合)でフォワードガイダンスを多く示す可能性は低く、当局の政策が「データ次第」であることを強調すると予想。

  「大部分の国・地域は経済成長を続け、インフレが当局目標に向かって鈍化しつつある。数週間前にはリセッション(景気後退)懸念が広がったが、金融市場もその後安定している。市場を誘導する上で、過去のイベントの時期ほどプレッシャーはない」と指摘した。
外為

  ニューヨーク外国為替市場ではFOMC議事要旨の公表後に、ドル指数がこの日の最安値を付けた。7月利下げに論拠があるとの認識を幾人かの当局者が示したことが材料視された。

  ブルームバーグのドル指数は一時0.2%下げた。
為替 直近値 前営業日比 変化率
ブルームバーグ・ドル指数 1230.07 0.08 0.01%
ドル/円 ¥145.25 -¥0.01 -0.01%
ユーロ/ドル $1.1151 $0.0021 0.19%
米東部時間 16時47分

  円は対ドルで一時0.55%高の144円46銭まで上昇。議事要旨の公表後に上昇幅を拡大した。雇用者数の年次改定発表前である米東部時間午前10時ごろには1%余り下落して146円77銭まで売られる場面があったが、上昇に転じた。
ドル・円相場の推移



  市場の焦点は、23日のパウエル連邦準備制度理事会(FRB)議長らの講演にあらためて移る。

  ジェフリーズ・ファイナンシャル・グループのグローバル為替責任者、ブラッド・ベクテル氏は「パウエル議長はいつものようにフェアウエーの真ん中に位置するだろう。50bp利下げの可能性は残しておくが、いずれの方向にも事前にコミットすることはない」と予想した。

  ドルが下げる中、ポンドとユーロはともに2023年7月以来の高値を付けた。ポンドは対ドルで一時0.65%高の1ポンド=1.3119ドル。ユーロは一時0.4%高の1ユーロ=1.1174ドルに上昇した。
国債

  米国債市場では、金融政策の影響を受けやすい年限短めの債券を中心に利回りが低下した。9月利下げ開始との見方が強まったことが背景。 

  2年債利回りはFOMC議事要旨の公表後に一時9bp余り下げ、約3.89%を付けた。 
国債 直近値 前営業日比(bp) 変化率
米30年債利回り 4.08% 1.5 0.37%
米10年債利回り 3.80% -0.8 -0.20%
米2年債利回り 3.93% -5.5 -1.39%
米東部時間 16時47分

  金利スワップ市場では年内に約100bpの利下げが織り込まれている。インプライド金利は9月の0.25ポイント利下げを示唆。0.5ポイントの引き下げ確率はおよそ20%となっている。

  ブリークリー・ファイナンシャル・グループのピーター・ブックバー最高投資責任者(CIO)は議事要旨を受け、「要するに米金融当局は9月18日に利下げに踏み切るということだ」とし、「25bpと50bpのいずれになるかだけが問題だ」と述べた。

  雇用者数の改定について、カーバチュア・セキュリティーズの債券トレーディング責任者、トーマス・ディガロマ氏は「今回の下方修正により、米金融当局にとっては9月に利下げに踏み切る理由がまた1つ増えた」と指摘。「データ発表を受けて、9月の50bp利下げに私は傾いている。米金融当局は最初の一歩として、大幅な利下げで市場を安心させたいのではないか」と述べた。

9月の米利下げ観測強まる、雇用統計の年次改定後-国債利回り低下 

  この日実施された20年債入札は堅調な需要を集めた。原油安も国債相場の支援材料となった。 
Two-Year Treasury Yields Drop After Updated Data | Revised US jobs data fuels bets on Fed rate cuts


原油・金

  ニューヨーク原油先物は続落。アルゴリズム取引による売りが優勢となり、1月以来の安値をつけた。週間石油統計では在庫減少が示されたものの、需要を巡る懸念は払拭(ふっしょく)されなかった。

  TDセキュリティーズのコモディティー(商品)ストラテジスト、ダン・ガリ氏は、ウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物が1バレル=72ドルを割り込んだことで、トレンドフォローのアルゴリズム取引による売りが加速したと述べた。

  ガソリン先物相場が2.3%下落するなど、石油精製品の下げも重しとなった。

  パレスチナ自治区ガザでの停戦交渉の進展もここ数日、相場の足かせとなっている。ブリンケン米国務長官は20日遅く、イスラム組織ハマスとイスラエルの停戦合意を確保できずに中東を去ったが、「イスラエルは提案を受け入れた」と強調した。オプション市場も、中東情勢の緊迫化に対する懸念が和らいでいることを示唆している。

米国務長官、ガザ停戦合意確保できずに中東訪問終了-「時間が重要」

  ニューヨーク商業取引所(NYMEX)で、WTI先物10月限は前日比1.24ドル(1.7%)安い1バレル=71.93ドルで終了。ロンドンICEの北海ブレント10月限は1.15ドル下げて76.05ドル。

Oil Extends Algo-Driven Slump | WTI futures dropped 5.3% in the previous three sessions



  金スポット価格は最高値近辺で推移。FOMC議事要旨と雇用統計の年次基準値改定データを受けて、9月の利下げ観測が強まった。

  サクソバンクの商品戦略責任者オレ・ハンセン氏は、予想されていた雇用者数の下方修正は「早ければ9月の米利下げサイクル開始の論拠を強める」と指摘した。その上で「金が上値を再び試す展開となるには、利下げサイクルの開始が必要だ」とし、1オンス=2475-2480ドルがテクニカルなサポート水準になるだろうと述べた。

  金スポット価格はニューヨーク時間午後3時24分現在、前日比2.56ドル安の1オンス=2511.43ドル。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物12月限は3.10ドル(0.1%)安の2547.50ドルで終えた。

原題:Stocks Up as September Fed Cut Seen as ‘Done Deal’: Markets Wrap(抜粋)

Dollar Drop Propels Euro, Pound to Highest in Year: Inside G-10

Treasuries Gain With Traders More Confident on Rate-Cut Bets

Treasuries Hold Early Gains After Fed Minutes Show July Cut Talk

Oil Slumps to January Lows in Algorithmic-Led Selloff

Gold Near Record as Jobs Revision, Fed Minutes Support Rate Bets



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