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東証大引け 反落、58円安 米金融引き締めの長期化懸念で 国内株概況 2022年12月12日 15:29

2022-12-12 15:34:28 | 日記
東証大引け 反落、58円安 米金融引き締めの長期化懸念で
国内株概況
2022年12月12日 15:29

12日の東京株式市場で日経平均株価は反落し、大引けは前週末比58円68銭(0.21%)安の2万7842円33銭だった。米金融引き締めの長期化観測から前週末の米株式相場が下落し、東京市場でも売りが優勢だった。値がさの半導体関連株への売りが指数の重荷となった。下げ幅は一時160円を超えたが、下値では買いが入り、次第に下げ渋った。

9日発表の11月の米卸売物価指数(PPI)は市場予想を上回り、同日の米株式市場では主要株価指数がそろって下落した。米長期金利の上昇を受け、東京市場では高PER(株価収益率)のグロース(成長)株を中心に売りが出た。

朝安後は下げ渋った。ファストリなど主力株の一角に下値では買いも入った。週内に11月の米消費者物価指数(CPI)や米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表を控え市場参加者の様子見姿勢は強く、積極的な売買は見送られた。日中の値幅(高値と安値の差)は131円06銭と、11月17日(119円61銭)以来、3週間半ぶりの小ささだった。

東証株価指数(TOPIX)は反落し、終値は前週末比4.23ポイント(0.22%)安の1957.33だった。

東証プライムの売買代金は概算で2兆2389億円と9月12日以来、売買高は9億2188万株と9月15日以来、約3カ月ぶりの低水準だった。東証プライムの値下がり銘柄数は973と、全体の5割強を占めた。値上がりは774銘柄、変わらずは89銘柄だった。

楽天グループや大平金、DOWAは下落した。三菱商や丸紅も売られた。半面、川重や東ガス、東海カが上昇した。海運株の上げも目立った。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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