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アルケゴス損失、野村は3100億円 主要金融機関で1兆円 主要金融ニュース 2021年4月27日 15:09 (2021年4月27日 16:02更新)

2021-04-27 16:50:27 | 日記
アルケゴス損失、野村は3100億円 主要金融機関で1兆円
主要金融ニュース
2021年4月27日 15:09 (2021年4月27日 16:02更新)

野村HDやクレディ・スイスなど日欧の金融機関はアルケゴスとの取引で巨額の損失が出た

野村ホールディングスは27日、米投資会社アルケゴス・キャピタル・マネジメントに絡むとみられる損失額として約3100億円(28.7億㌦)を計上すると発表した。3月下旬に概算で公表した金額2200億円(20億㌦)よりも損失額が膨らむ。2021年3月期に2457億円(23億㌦)、22年3月期に620億円(5.7億㌦)を計上する見込みだ。同日発表した21年3月期の連結純利益(米国会計基準)は前の期比29%減の1531億円だった。

世界の金融機関もアルケゴス関連とみられる損失を相次いで計上した。最も金額が大きかったのはクレディ・スイスで、50億スイスフラン(約5900億円)の損失を計上する見込みだ。米金融大手モルガン・スタンレーは9億1100万ドル(約1000億円)の損失、日本でも三菱UFJ証券ホールディングスが3億ドル弱(約300億円)の損失可能性を公表している。

スイス金融最大手のUBSグループは27日、単一の米顧客との取引で8億6100万ドル(約930億円)の損失を計上する見込みと明らかにした。アルケゴスの運用失敗に絡む損失とみられる。世界の主要金融機関で1兆円を超える損失が発生した。
いずれの金融機関もアルケゴスによる高リスク運用の全容を把握できず、リスク管理に課題を残した。
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東証大引け 反落、134円安 日米主要企業決算前に持ち高調整 国内株概況 2021年4月27日 15:33

2021-04-27 15:45:03 | 日記
東証大引け 反落、134円安 日米主要企業決算前に持ち高調整
国内株概況
2021年4月27日 15:33




27日の東京株式市場で日経平均株価は反落し、前日比134円34銭(0.46%)安の2万8991円89銭で終えた。日米の主要な企業の決算発表を前に持ち高調整の売りが優勢となっている。新型コロナウイルスの感染拡大を巡っては変異ウイルスへの警戒が広がる。4都府県(東京、大阪、京都、兵庫)を対象にした緊急事態宣言の期限が延長されるとの懸念もあり、内需関連株の一部には売りが出ていた。


前日の米株式市場でハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数が上昇した流れを受け、朝方は買いが先行した。一方、このところ好決算でも売られる銘柄が相次いでおり、市場参加者の決算発表への警戒感は強い。大引けにかけては持ち高調整の売りに押されて日経平均も下げ幅を広げた。週内に米国の主要なハイテク企業の決算発表が相次ぐことから、東京市場でも相場変動に備えて買い持ち高を手じまう動きがあるとの指摘も出ていた。


昼休み中には日銀が金融政策決定会合の結果を発表。従来の大規模な金融緩和政策の維持を決めた。「展望リポート」では国内総生産(GDP)成長率の見通しを引き上げる一方で、物価見通しを引き下げた。従来の緩和姿勢に変化はないとの受け止めから、午後の株式市場では取引材料にはならなかった。


JPX日経インデックス400は反落。終値は前日比140.74ポイント(0.81%)低い1万7141.38だった。東証株価指数(TOPIX)も反落し、14.60ポイント(0.76%)低い1903.55で終えた。


東証1部の売買代金は概算で2兆4409億円。売買高は11億5937万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は1338と、全体の約6割を占めた。値上がりは749、変わらずは103銘柄だった。


きょう東証1部に上場したテスHD(5074)は9時32分に付けた初値(2010円)を52円(2.6%)上回る2062円で終えた。


日東電は下落。第一三共やアステラスが売られた。富士電機も安かった。一方、IHIが上昇。川崎汽や商船三井も買われた。板硝子も高かった。


〔日経QUICKニュース(NQN)〕




米国株、ダウ反落 消費関連株に売り ナスダックは最高値 米国・欧州株概況 2021年4月27日 5:23

2021-04-27 05:30:22 | 日記
米国株、ダウ反落 消費関連株に売り ナスダックは最高値
米国・欧州株概況
2021年4月27日 5:23




【NQNニューヨーク=戸部実華】26日の米株式市場でダウ工業株30種平均は反落し、前週末比61ドル92セント安の3万3981ドル57セント(速報値)で終えた。商品価格の上昇を背景に消費関連株の一角が売られた。半面、今週に決算発表を控える主力ハイテク株には先回りの買いが入り、相場を下支えした。ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は2カ月半ぶりに過去最高値を更新した。


ダウ平均の構成銘柄では日用品のプロクター・アンド・ギャンブル(P&G)、飲料のコカ・コーラ、小売りのウォルマートの下げが目立った。26日はロンドンの銅3カ月物先物が9年9カ月ぶりの高値を付け、トウモロコシや大豆など穀物も大幅高となった。商品高が原材料価格の上昇につながり、収益を圧迫するとの見方が出た。


今週は米政権が子育て支援などを軸とする経済政策と富裕層向けの増税を発表するほか、米連邦公開市場委員会(FOMC)の開催を控える。内容を見極めたい投資家が多く、景気敏感株はまちまちだった。


今週に決算発表が集中する主力ハイテク株には業績期待の買いが入った。スマートフォンのアップルとソフトウエアのマイクロソフトが高い。ダウ平均の構成銘柄以外ではアドバンスト・マイクロ・デバイス(AMD)など半導体株が総じて買われた。ネット通販のアマゾン・ドット・コムも2%高で終えた。


ナスダック総合株価指数は続伸し、前週末比121.968ポイント高の1万4138.776(速報値)と過去最高値を更新した。