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東証大引け 反発、米株高が追い風 手じまい売りで伸び悩む 国内株概況2021年4月9日 15:33

2021-04-09 16:01:33 | 日記
東証大引け 反発、米株高が追い風 手じまい売りで伸び悩む
国内株概況2021年4月9日 15:33


9日の東京株式市場で日経平均株価は反発し、大引けは前日比59円08銭(0.20%)高の2万9768円06銭だった。前日の米株式相場の上昇を好感し、ハイテク株などの一角に買いが入った。もっとも、高値圏では利益確定目的の売りも目立った。朝高後は徐々に伸び悩み、日経平均は高い水準こそ維持したもののきょうの安値引けとなった。

朝方は買いが優勢だった。前日の米国市場で長期金利の上昇が一服。米国の主要な株式指数が上昇したことも好感され、日経平均は300円超に上げ幅を拡大して3万円を上回る場面があった。

買い持ち高を膨らませる動きは限られた。SMBC日興証券の圷正嗣チーフ株式ストラテジストは「主要企業の決算発表を控え、今期の会社予想を確認するまでは一定のレンジ内の取引が続きそう」と指摘していた。週末とあって、手じまい目的の売りも出やすかった。
東証株価指数(TOPIX)は反発し、7.61ポイント(0.39%)高の1959.47で終えた。JPX日経インデックス400も反発し、終値は前日比66.96ポイント(0.38%)高の1万7666.33だった。
東証1部の売買代金は概算で2兆7555億円。売買高は11億2338万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1293と、全体の6割弱を占めた。値下がりは792、変わらずは105銘柄だった。
アドテストや信越化が上昇した。エムスリーも高かった。一方、ファストリやセブン&アイが下落した。東エレクも売られた。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕

CLO市場に有力な「鯨」続々と復帰、農林中金も再び購入検討開始 Lisa Lee (News)、Sarah Husband2021年4月9日 7:07 JST

2021-04-09 14:08:18 | 日記
CLO市場に有力な「鯨」続々と復帰、農林中金も再び購入検討開始
Lisa Lee (News)、Sarah Husband2021年4月9日 7:07 JST



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9000億ドル(約98兆3000億円)規模のローン担保証券(CLO)市場に、有力プレーヤーの多くが戻りつつある。昨年は大半を様子見したこうした企業の復帰によって、CLO市場はこれまで以上に熱気を帯びる可能性がある。


  事情に詳しい複数の関係者が語ったところによると、CLO市場で最大規模の買い手だった農林中央金庫が再び購入を検討し始めた。昨年ほとんど姿を見せなかった米ウェルズ・ファーゴも戻ってきた。米フィデリティ・インベストメンツはすでに高利回りを求めてCLOの保有を増やした。バンク・オブ・アメリカ(BofA)は、以前は時々CLOを購入する程度だったが現在は数十億ドル規模を購入し、さらに買い増す計画だ。


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  有力企業の回帰はCLO市場の復活にとって重要な一歩となる。同市場は昨年の大半、低迷していた。CLOに対する投資家の需要増は、レバレッジドローンへの資金流入増加とも解釈できる。CLOはレバレッジドローンを証券化した商品だ。ここに資金が流れ込めば、プライベート・エクイティー(PE、未公開株)投資会社はレバレッジドバイアウト用の資金をより多く調達できる可能性がある。一方で、金融当局がここ数年警告してきたような過剰融資をあおる恐れもある。


  CLOは新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)の影響で大量に格下げされるとみられていた。しかし、投資家が恐れていたそうした事態は結局起きず、それが比較的高利回りのCLOへの需要回復につながっている。
  公に話す権限がないとする関係者によると、BofAは最上位格付けのCLOを安定的に購入するプログラムを立ち上げた。モルガン・スタンレーの調査によれば、BofAが昨年末時点で保有していたCLOはわずか8000万ドル相当だった。
  カーライル・グループの米国ローン、ストラクチャードクレジット業務責任者、ローレン・バスマジアン氏は「振り子は非常に大きく揺れている」と述べ、「2020年に姿を見掛けなかった投資家の多くが戻ってきた」と指摘した。





原題:Biggest CLO Buyer Plots Return, Joining BofA and Pimco in Market


NYダウ続伸57ドル高 長期金利低下でハイテク株に買い 北米2021年4月9日 5:08 (2021年4月9日 5:34更新)

2021-04-09 06:47:18 | 日記
NYダウ続伸57ドル高 長期金利低下でハイテク株に買い
北米2021年4月9日 5:08 (2021年4月9日 5:34更新)



【NQNニューヨーク=張間正義】8日の米株式市場でダウ工業株30種平均は続伸し、前日比57ドル31セント(0.2%)高の3万3503ドル57セントで終えた。米長期金利の低下で相対的な割高感が和らぎ、ハイテク株に買いが入った。米連邦準備理事会(FRB)による金融緩和の長期化観測も買いを後押しした。

米長期金利は一時、前日比0.05%低い(債券価格は高い)1.62%に低下した。金利上昇時に割高感が意識されやすい高PER(株価収益率)のハイテク株に買いが入り、スマートフォンのアップルが6日続伸、ソフトウエアのマイクロソフトは連日で上場来高値を更新した。顧客情報管理のセールスフォース・ドットコムも上げた。
FRBのパウエル議長は8日、国際通貨基金(IMF)のパネル討論会に参加し「景気回復は不均一で不完全なままだ」と述べた。金融緩和の縮小には米経済の一段の改善が必要との見方を示し、米経済の正常化が進むなかでも金融緩和が続くとの見方が強まった。
ダウ平均は下落する場面もあった。指数は過去最高値圏にあり、化学のダウなど上昇基調にあった一部銘柄には利益確定の売りが出た。中国関連株のスポーツ用品のナイキが下落したことも指数の重荷だった。
ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は3日ぶりに反発し、前日比140.468ポイント(1.0%)高の1万3829.310で終えた。グーグルの親会社アルファベットが連日で上場来高値を付けた。ほかにもネット通販のアマゾン・ドット・コムや電気自動車のテスラ、動画配信のネットフリックスなど主力ハイテク株が上昇した。エヌビディアなど半導体株も高い。
多くの機関投資家が運用指標とするS&p500種株価指数は続伸し、前日比17.22ポイント(0.4%)高の4097.17と連日で過去最高値を更新した。