コズモと読んでください COSUMO

株式、債券、為替、投資信託を主に

日経平均大引け 続伸 65円高、ワクチン開発前進で経済活動再開に期待 2020/11/10 15:09

2020-11-10 15:10:08 | 日記
日経平均大引け 続伸 65円高、ワクチン開発前進で経済活動再開に期待
2020/11/10 15:09

10日の東京株式市場で日経平均株価は続伸し、前日比65円75銭(0.26%)高の2万4905円59銭で終えた。1991年11月5日以来29年ぶりの高値となった。9日に米製薬大手ファイザーが開発中の新型コロナウイルスワクチンで予防に高い有効性を示すデータを発表。ワクチン開発の前進を伝えるニュースに、経済活動が本格的に再開して世界景気が回復するとの期待が広がり景気敏感株を中心に買いが先行した。日経平均はこのところ急ピッチな上昇を続けていたこともあり、利益確定売りが出て午後には下落に転じる場面もあった。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

東証後場寄り 上げ幅縮小、2万5000円下回る 目先の調整に警戒感 2020/11/10 13:00

2020-11-10 13:50:48 | 日記
東証後場寄り 上げ幅縮小、2万5000円下回る 目先の調整に警戒感
2020/11/10 13:00

10日後場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は上げ幅が縮小し、前日比90円程度高の2万4900円台前半と、2万5000円を下回って推移している。米製薬大手で新型コロナウイルスのワクチンや治療薬の開発に進展があったと相次ぎ伝わったことで景気敏感株などが買われて相場を支えているものの、高値警戒感の売りが出ている。

午前中の日経平均が心理的節目の2万5000円を上回り、利益確定売りが出ている。市場では「ワクチンなどの明るいニュースで先高観はあるものの、目先の値幅調整を警戒する投資家が増えて上値を重くしている」(国内証券のストラテジスト)との見方があった。

外国為替市場で円安一服となったことや、日本時間10日昼ごろの米株価指数先物が下落していることも重荷となっている。

JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)は上昇している。

前引け後の東証の立会外で、国内外の大口投資家が複数の銘柄をまとめて売買する「バスケット取引」は約420億円成立した。

12時45分現在の東証1部の売買代金は概算で2兆4000億円、売買高は12億4156万株だった。

JAL、ANAHDが大幅高となり、東証の業種別騰落率で空運が首位となっている。リクルート、資生堂が買われている。Jフロント、三越伊勢丹も買われている。一方、ネクソン、サイバー、バンナムHDが安い。ソフトバンクグループも売られている。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

日経平均、一時400円高 29年ぶり2万5000円台 2020/11/10 9:09 (2020/11/10 9:24更新)

2020-11-10 09:37:02 | 日記
日経平均、一時400円高 29年ぶり2万5000円台
2020/11/10 9:09 (2020/11/10 9:24更新)


10日前場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は大幅に続伸し、前日に比べ400円ほど高い2万5200円台前半で推移している。取引時間中に2万5000円の節目を超えるのは1991年11月5日(2万5100円68銭)以来およそ29年ぶり。9日に米製薬大手のファイザーが開発中の新型コロナウイルスワクチンの治験で高い効果を示すデータを発表したことで、感染収束への期待が広がり投資家が運用リスクを取る姿勢を強めた。

9日、米ファイザーが独ビオンテックと開発中のワクチン治験で予防の有効性が90%を超えたとする初期データを発表したことで、感染収束と経済活動の本格再開への期待が広がった。同日の米国株式市場ではダウ工業株30種平均が前週末比834ドル高と急反発。欧州でもドイツ株式指数(DAX)が4.9%高など軒並み大幅高で終えた。

JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)はともに続伸している。

米大統領選を巡って民主党のバイデン候補が当選を確実にし、不透明感が薄れたことも投資家のリスク資産に対する楽観的な見方を後押ししている。日本時間10日午前の外国為替市場では前日に比べて円相場が急落し1ドル=105円台前半で推移していることで、自動車株など円安の恩恵を受けやすい業種に広く買いが集まっている。

日産自、三菱自、SUBARUが買われている。9日に関西みらいの完全子会社化を発表したりそなHDも高い。日本製鉄、神戸鋼なども買われている。一方、9日に2020年4~9月期の連結純利益が前年同期比4.5倍になったと発表したソフトバンクGは安い。エムスリー、ヤマトHDなどコロナ禍に需要を伸ばした企業は売られている。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

NYダウ急反発834ドル高 ワクチンに期待、選挙も好感 新型コロナ 北米 2020/11/10 6:02 (2020/11/10 6:50更新)

2020-11-10 07:18:02 | 日記
NYダウ急反発834ドル高 ワクチンに期待、選挙も好感
新型コロナ 北米
2020/11/10 6:02 (2020/11/10 6:50更新)


ニューヨーク証券取引所=ロイター

【ニューヨーク=後藤達也】9日のニューヨーク株式市場でダウ工業株30種平均は急反発した。終値は前週末比834ドル57セント高の2万9157ドル97セント。米ファイザーが発表した新型コロナウイルスのワクチンの治験結果を受け、感染収束への期待が高まった。

強力な経済対策が続くとの見方も多く、潤沢なマネーが株式に向かった。2月に付けた史上最高値まで400ドルほどに迫った。

ファイザーによると治験参加者の9割超で感染予防の効果があった。深刻な副作用も起きておらず、米食品医薬品局(FDA)に緊急使用許可の承認を申請する方向だ。ワクチン認可に前向きなトランプ大統領は「素晴らしいニュースだ」とツイッターに投稿。金融市場でもコロナの収束につながるとの見方が一気に広がった。


コロナの打撃の大きかったボーイングやウォルト・ディズニーの株価は10%以上上昇した。レジャーや金融、エネルギー関連の株価も急上昇した。一方、コロナ渦で収益が伸びると期待されていたアマゾン・ドット・コムやオンライン会議のズーム・ビデオ・コミュニケーションズの株は値下がりした。IT(情報技術)株の多いナスダック総合指数は1.5%安とダウ平均と対照的な動きとなった。

7日に民主党のバイデン氏の当選が確実となったことも投資家心理を明るくした。コロナと並ぶ大きな不透明要因が和らぎ、潤沢な待機資金が株式市場に流れ込んだ。JPモルガンは9日、S&P500種株価指数が2021年末までに4500と現状より2割以上高い水準に上昇すると予想した。


景気が二番底に向かうとの懸念も後退し、米10年物国債利回りは一時0.97%と8カ月ぶりの水準へ急上昇(価格は下落)した。円相場は1ドル=105円台半ばと日本時間の9日夕と比べ2円ほどの円安・ドル高となった。ニューヨーク原油先物相場は一時上昇率が10%を超えた。

ゴールドマン・サックスはコロナワクチンに関連し、FDAが少なくとも1種類以上の効果的なワクチンを21年1月までに承認すると予測。ワクチンが普及すれば国内総生産(GDP)は4~6月以降に急回復するとみる。

ただ、欧米ではコロナの感染が過去最悪のペースで増えている。ワクチンが順調に認可され、多くの人に安全に効果を発揮するかは不透明な面もある。バイデン氏は「ワクチンが幅広く提供可能になるまでは数カ月かかる」と指摘し、マスクの着用を呼びかけた。