早実陸上競技部  長距離部員日記

長距離部員達が駅伝形式で繋いでいく日記です。


※大会結果や女子長距離部員の自己紹介も記載しています。

レスター

2020年05月03日 00時28分56秒 | Weblog
こんばんは、さばかんです。


そろそろ自粛期間が大変すぎます。生活や学校の面は言うまでもなく、陸上も自分にとって残りは私学だけになりました。それすらもどうなるか分かりませんが...


この2ヶ月で新しく何かを始めたことなどが特にないので、5/2(2日に書いてます)にちなんだサッカーの話をしたいと思います。


4年前の5月2日、イングランドプレミアリーグで岡崎慎司選手も所属したレスターが奇跡の優勝を遂げました。

その年のレスターの開幕前の下馬評は残留争い、ブックメーカーの優勝オッズは5000倍で、誰も優勝など考えないようなチームでした。

そんなチームの監督に就任したクラウディオ・ラニエリはモチベーターと呼ばれるタイプの監督で、選手のやる気を引き出して、コントロールすることに長けた人物でした。

彼はチームに目標の残留のために勝ち点40の獲得を求め、シーズン中には無失点の試合の後はピザをおごることを選手に約束しました。

チームはラニエリのもと好調なスタートを切り、誰も予想しなかった首位の座に躍り出ます。それでもラニエリはあくまで目標は変わらないとメディアに言い、選手に達成を求めました。

快進撃は続き、レスターはシーズンの半分を2位で折り返し、勝ち点40を早くも達成しました。そこでラニエリはメディアに対し初めて優勝の夢を語ったのです。

後半戦も快進撃は止まることなく、ラニエリは選手に適切な言葉をかけ続け、5/2に奇跡の初優勝を飾りました。


今日この話を思い出して、ラニエリ監督の適切な目標設定とモチベーターとしての姿勢が、この5年間で陸上をする自分に完全に欠けていたことだと思いました。

僕は高校で800をやる選択をする時に、1分台を出して都総体に出ることを目標にしました。

でも、それに向けてよくいう中期の目標(この時期に600mで1‘27を出すとか、レスターの場合は勝ち点40)だったり、日々の目標(レスターなら無失点)をほとんど決めないで、日々の調子に任せて練習をしていました。

それで、練習がうまくいかなかった日だけやたら落ち込んで、やる気を落とすみたいな悪いループになって、練習の量も質も最悪になってしまいました。

もう自分には陸上でもう一度いい思いをするのは、さすがに時間が足りないしこんな状況なので、これをこの期間の勉強(英語)など別のことで試そうと思います。


5月いっぱい休校が決まって、自分には駅伝がないので正直もう引退かなって思って書いてますが、ちゃんと走って補強する習慣は維持しようと思います。

長々とすみません


レスターの記事
https://linguo-inst.com/entry/leicester/

ちなみに今ラニエリ監督はイタリアのサンプドリアで吉田麻也選手とやってます。


















コメント (1)
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