つれづれなるままに聴いたジャズ

  よるの雨の音は

さびしい胸にともしびのように

   ともる



 

われもこう(吾亦紅)

2013-10-13 11:18:14 | ジャズ


  高さが1メートル程度で、暗紅色の変わった花をつける多年草。

  この花は花びらがないのが特徴で、ぐみの実のようなころりとした形です。

  根にはサンギルソルビンなどの薬効成分が含まれ、中国では地楡(ちゆ)という生薬名で止血収れん剤として用いられていました。

  家紋には「地楡に雀」という、われもこうとすずめを組み合わせた珍しいものがあります・・・・・


  バラ科


  英名: GREAT BURNET
  別名: だんごばな


  花言葉: もの思い



  今日聴いたジャズ・・・


  SOREN BEBE TRIO・・・「A SONG FOR YOU」


  本作は、1975年12月5日生まれ、デンマークのピアニスト、サン・ビービーのリーダー・アルバム。トリオ編成。


  北欧ジャズらしく、繊細でクリスタル、簡潔でいて深いアドリヴが印象的。


  全10曲中、一曲を除いて、サン・ビービーのオリジナルで構成されている。


  ラーシュ・ヤンソンから指導を受けた影響もあって、本作では、ラーシュ・ヤンソンと同名異曲ながら関連性が認められる

  興味深い「ホープ」、凛とした空気感が支配する「マリア」、静かに感情が高まっていくような「ア・ソング・フォー・ユー」、

  抒情的な美旋律の「ノクターン」、ビービーのセンスが象徴的に表現されている「ア・ソング・フォー・ユー・トゥー」、

  メランコリックなメロディを展開させる「アゲイン・アンド・アゲイン」、シンプルで淡々とした表情を持つラストの

  「フリー・フリー・セット・ゼム・フリー」など、ビービー独特のスタイルを聴くことが出来る一枚。

  ニンス・ホイーザ(elb)、アナス・モーンセン(ds)は、終始、サポートにまわっている感じで、しかも、二人のプレイはほとんど

  聴こえてこない。ピアノソロといった趣がある。


  詩的で哀愁さえ感じられる、北欧ジャズの好盤。個人的には、今一つ、盛り上がる部分があってもよかったかなとも思う。

  でも、これがサン・ビービーのスタイルなんだろう。ベース、ドラムス共に、キャリアのある二人で、鉄壁トリオ作品とも

  評価されている。


1・MARIA・・・2・A SONG FOR YOU・・・3・OH SHENANDOAH・・・4・HOPE・・・5・NOCTUNE・・・6・COUNTRY ROAD・・・
7・REMEMBERING B・・・8・AGAIN AND AGAIN・・・9・A SONG FOR YOU TOO・・・10・FREE、FREE、SET THEM FREE・・




    SOREN BEBE(p)
    NIELS RYDE(elb)
    ANDERS MOGENSEN(ds)



    2012年1月13、14録音・・・

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