高さが1メートル程度で、暗紅色の変わった花をつける多年草。
この花は花びらがないのが特徴で、ぐみの実のようなころりとした形です。
根にはサンギルソルビンなどの薬効成分が含まれ、中国では地楡(ちゆ)という生薬名で止血収れん剤として用いられていました。
家紋には「地楡に雀」という、われもこうとすずめを組み合わせた珍しいものがあります・・・・・
バラ科
英名: GREAT BURNET
別名: だんごばな
花言葉: もの思い
今日聴いたジャズ・・・
SOREN BEBE TRIO・・・「A SONG FOR YOU」
本作は、1975年12月5日生まれ、デンマークのピアニスト、サン・ビービーのリーダー・アルバム。トリオ編成。
北欧ジャズらしく、繊細でクリスタル、簡潔でいて深いアドリヴが印象的。
全10曲中、一曲を除いて、サン・ビービーのオリジナルで構成されている。
ラーシュ・ヤンソンから指導を受けた影響もあって、本作では、ラーシュ・ヤンソンと同名異曲ながら関連性が認められる
興味深い「ホープ」、凛とした空気感が支配する「マリア」、静かに感情が高まっていくような「ア・ソング・フォー・ユー」、
抒情的な美旋律の「ノクターン」、ビービーのセンスが象徴的に表現されている「ア・ソング・フォー・ユー・トゥー」、
メランコリックなメロディを展開させる「アゲイン・アンド・アゲイン」、シンプルで淡々とした表情を持つラストの
「フリー・フリー・セット・ゼム・フリー」など、ビービー独特のスタイルを聴くことが出来る一枚。
ニンス・ホイーザ(elb)、アナス・モーンセン(ds)は、終始、サポートにまわっている感じで、しかも、二人のプレイはほとんど
聴こえてこない。ピアノソロといった趣がある。
詩的で哀愁さえ感じられる、北欧ジャズの好盤。個人的には、今一つ、盛り上がる部分があってもよかったかなとも思う。
でも、これがサン・ビービーのスタイルなんだろう。ベース、ドラムス共に、キャリアのある二人で、鉄壁トリオ作品とも
評価されている。
1・MARIA・・・2・A SONG FOR YOU・・・3・OH SHENANDOAH・・・4・HOPE・・・5・NOCTUNE・・・6・COUNTRY ROAD・・・
7・REMEMBERING B・・・8・AGAIN AND AGAIN・・・9・A SONG FOR YOU TOO・・・10・FREE、FREE、SET THEM FREE・・
SOREN BEBE(p)
NIELS RYDE(elb)
ANDERS MOGENSEN(ds)
2012年1月13、14録音・・・