つれづれなるままに聴いたジャズ

  よるの雨の音は

さびしい胸にともしびのように

   ともる



 

弱日(よろび)

2015-03-03 11:47:30 | ジャズ

きょう、三月三日は、ひな祭り・・・



  とうに立春を迎えながら、名残雪がちらつくような雨水のころの陽射しを「弱日」と書き、


  「よろび」と読みます。「弱」の漢字には、「しなやか」、「若い」の意味があり、

   
  けっして、”かよわい”、”頼りない”だけの意味ではありません。


  「よろこび」、「よろしい」などの意味があります・・・



  今日聴いたジャズ・・・



  ANNA SISE・・・「BUT BEAUTIFUL」



  本作は、舞台女優、モデルとしても活躍する、スウェーデンのヴォーカリスト、アンナ・シセのリーダー作。


  SPICE OF LIFE ”SWEDISH BEAUTY”シリーズの第4弾目に当たる作品。


  ヤン・ラングレンをはじめ、スウェーデンのジャズメンたちが安定感のあるサポートを聴かせる。


  アンナの父親は、西アフリカのガンビア共和国の出身、母親がスウェーデン人でマルメフース州マルメのローゼンゴード


  で生まれ育っている。舞台女優ということもあってか、声量も歌も豊かで、正統派のハスキー・ヴォイス。。。


  本盤では、ドラムレスで、テナー・サックス、トランペットが彼女の歌唱に華を添えているところも聴きどころになっている。


  また、ラングレンのピアノが随所で光る。


  個人的には、60年代の映画『ハイ・タイムズ』の主題歌、”セカンド・タイム・アラウンド”が特に気に入っている。



1・バークリー・スクエアーのナイチンゲール・・・2・BUT BEAUTIFUL・・・3・IT AIN’T ME BABE・・・4・BYE BYE
  BLACKBIRD・・・5・ALL THE THINGS YOU ARE・・・6・VISAN OM MINA VANNER・・・7・IT’S ALRIGHT WITH ME
8・SUZANNE・・・9・THAT OLD FEELING・・・10・SECOND TIME AROUND・・・11・I’LL NEVER BE THE SAME・・・




    アンナ・シセ(vo)
    ヤン・ラングレン(p)
    パトリック・ブーマン(b)
    カール・マーティン・アーンクヴィスト(ts)
    ペーター・アスプランド(tp)

    ストックホルム・ストリング・セッション  他


    2007年 ストックホルムにて録音・・・



     BUT BEAUTIFUL 


    愛は面白かったり そうでなければ悲しかったりもする
    穏やかだったり あるいはひどい混乱状態だったり
    いいものだったり または悪いものだったり
    だけど間違いなく美しいものなの


    チャンスに賭けるのは美しいこと
    失敗することだってあるけど
    私は全然気にしないと思うわ
    愛は涙に満ちていたり 反対に陽気だったりする
    問題になったり あるいは戯れになったり
    いずれにしても心痛の種よね
    だけど美しいものなの


    あなたが私のものなら
    絶対手放したりしないと思うわ
    それってほんとに美しいことだって
    わかってるんだもの


    愛は涙に満ちていたり 反対に陽気だったりする
    問題になったり あるいは戯れになったり
    いずれにしても心痛の種よね
    だけど美しいものなの


    あなたが私のものなら
    絶対手放したりしないと思うわ
    それってほんとに美しいことだって
    わかってるんだもの


    わかってる それってとにかく美しいって




   
        

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