つれづれなるままに聴いたジャズ

  よるの雨の音は

さびしい胸にともしびのように

   ともる



 

joanie sommers/ tangerine

2016-10-30 14:49:17 | ジャズ


             帰り花

      別名: 返り花  帰り咲  狂い咲  二度咲  忘れ花  狂い花


      初冬のころ、小春日和が続くと、草木が季節はずれの花を咲かせることがあり、これを帰り花といいます


      浮世草子『男色大鑑(なんしょくおおかがみ)』には、”ある時、長田山の西念寺の庭に復花(かへりばな)咲きて、


      家中春の心になりて見にまかりぬ ”と桜の帰り花を見に出かけ、酒宴をする場面があります


      葉の落ちかけた梢に一、二輪咲く花にはわびしい趣がありますね



           今日聴いたジャズ・・・


      JOANIE SOMMERS・・・「TANGERINE」
      (with brajilian breeze)




     1941年2月24日 ニューヨーク、バッファロー生まれのヴォーカリスト、ジョニー・ソマーズのリーダー作。


     録音当時、48歳、歌手生活30周年という記念すべき年にあたる。


     全12曲、ボサノヴァ・テイストのスタンダード・ナンバーを歌ったアルバムで、ソマーズの伴奏を務めているのは、


     ブラジリアン・ブリーズのメンバーたち。。フランク・ゾトッリ(p、syn)、ジョン・ピサノ(g)は、ヴェラスのメンバーであり、


     これに、カリフォルニア・ブリーズのプロデューサーでもあるパツト・セナトー(b)、オクタビオ・ベイリー(eb)、


     クラウディオ・スロン(ds、perc)が加わっている。


     ソマーズのすがすがしく愉しめる一枚。


1・TANGERINE・・・2・LIKE A LOVER・・・3・TRISTE・・・4・THE ISLAND・・・5・NIGHT AND DAY・・・6・LOVE DANCE
7・DESAFINADO・・・8・SOMEONE TO LIGHT UP MY LIFE・・・9・MAKE ME RAINBOW・・・10・STAR EYES
11・SO MANY STARS・・・12・波



        1988年3月10日、11日 ロサンゼルスにて録音



     帰り花


    きのふありけふまた別の帰り花 (島谷 征良)

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