帰り花
別名: 返り花 帰り咲 狂い咲 二度咲 忘れ花 狂い花
初冬のころ、小春日和が続くと、草木が季節はずれの花を咲かせることがあり、これを帰り花といいます
浮世草子『男色大鑑(なんしょくおおかがみ)』には、”ある時、長田山の西念寺の庭に復花(かへりばな)咲きて、
家中春の心になりて見にまかりぬ ”と桜の帰り花を見に出かけ、酒宴をする場面があります
葉の落ちかけた梢に一、二輪咲く花にはわびしい趣がありますね
今日聴いたジャズ・・・
JOANIE SOMMERS・・・「TANGERINE」
(with brajilian breeze)
1941年2月24日 ニューヨーク、バッファロー生まれのヴォーカリスト、ジョニー・ソマーズのリーダー作。
録音当時、48歳、歌手生活30周年という記念すべき年にあたる。
全12曲、ボサノヴァ・テイストのスタンダード・ナンバーを歌ったアルバムで、ソマーズの伴奏を務めているのは、
ブラジリアン・ブリーズのメンバーたち。。フランク・ゾトッリ(p、syn)、ジョン・ピサノ(g)は、ヴェラスのメンバーであり、
これに、カリフォルニア・ブリーズのプロデューサーでもあるパツト・セナトー(b)、オクタビオ・ベイリー(eb)、
クラウディオ・スロン(ds、perc)が加わっている。
ソマーズのすがすがしく愉しめる一枚。
1・TANGERINE・・・2・LIKE A LOVER・・・3・TRISTE・・・4・THE ISLAND・・・5・NIGHT AND DAY・・・6・LOVE DANCE
7・DESAFINADO・・・8・SOMEONE TO LIGHT UP MY LIFE・・・9・MAKE ME RAINBOW・・・10・STAR EYES
11・SO MANY STARS・・・12・波
1988年3月10日、11日 ロサンゼルスにて録音
帰り花
きのふありけふまた別の帰り花 (島谷 征良)