ときどき、ドキドキ。ときどき、ふとどき。

曽田修司の備忘録&日々の発見報告集

津村記久子「ポトスライムの舟」

2009-10-13 11:01:49 | その他
津村記久子「ポトスライムの舟」を読んだ。 ポトスライムの舟津村 記久子講談社このアイテムの詳細を見る 第140回(2009年1月)の芥川賞の受賞作である。受賞作であるから、この作品についての紹介は新聞紙上でよく見た。 手取り13万8千円の契約社員として工場で働くナガセという29歳の女性が主人公である。工場の休憩室に貼られた世界一周のクルージングのポスターを見て、ナガセは、その金額が自分の一年 . . . 本文を読む
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