仲井戸麗市に、もしかしたらあったかもしれない「下界に降りる感覚」。

早稲田の編集部の仕事は、1月末で終了。今日は、まだ、
たまたま定期券が残っていたので早稲田へ。向かうは、ど
うしても行きたかった仲井戸麗市さんが、本当に子供時代に
駆け回った箱根山の辺りへ。

　いくつもの狭い路地を抜けながら、「チャボさんも、この道を
ハミングバードのハードケースをぶら下げながら通ったのか」
などと考えつつ、いくつもの彼の歌を思い出した。

　でも、一番、面白いと思ったのは、彼が生まれ育った箱根山
起点で見た東京の街の事。東京一、高い標高にある箱根山
から見ると、新宿の中心地も渋谷も「下界」なのだ。箱根山か
ら新宿まで歩いたが、緑の多い天上から、ざわついた下界に
降りる感覚があった。

　この時、頭に響いたのは『ガルシアの風に吹かれて』の河原
へと降りてくの辺り。彼を敬愛する青柳さんにとって、「チャボさ
んは、演奏に行くにも、遊びに行くにも緑の多い天界から下界
に降りる感覚があったかもしれない」という指摘は、どこにもな
いオリジナルの発想のように思えるのだ(笑)。

路上音楽情報紙「ダダ」編集発行人・青柳文信
http://pub.ne.jp/solo_solo/

マイスペース（演奏動画）
http://www.myspace.com/tokyojuggler



青柳文信著「路上ライブを楽しむ本」読書直前ワクワク紹介
「持つべきは、ヒッピーな友達だ。サンキュー、１３号倉庫!!」
http://www.stickam.jp/video/179719778

2013「お花見ライブ」ドキュメント(撮影・埼玉県大宮ジャンキング・ギター・ジュンさん)
http://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=LKg1Boz1Ngg#!