会社化するギター屋が多い中で、池部楽器は独自の展開
をしている。それは私達が手にするギターの雑誌の広告を見
ていても明らかで、よりマニアックな方向に突き進む。アコギ
好きにとっては、渋谷のハートマンと池袋のブラウンがその立
ち寄り場所。
渋谷のハートマンは、ギター専門店の佇まい。そして、池袋
のブラウンギターはそのテイストに酒杯を傾けるバーの雰囲
気が加わる。店には、常に静寂感がありバーカウンターのよう
なテーブルもある。ここに立ち止まってギターの話を始めたら
止まらない。居心地がよすぎて飲み屋でくつろいでいるように
なり、時間を忘れてギターの話をしてしまう。
今日も気づいたら永遠と話をしてしまい「申し訳ありません」
と店を出た。こんだけ気持ちよくさせてもらってチャージを払う
システムもない。路上のミュージシャンに散々楽しませてもら
っているのに千円札の一枚も置いて行かないふとどき者のよ
うになってしまった。何かご恩返しをしないとなぁ。
路上音楽情報紙「ダダ」編集発行人・青柳文信
http://pub.ne.jp/solo_solo/
青柳文信著「路上ライブを楽しむ本」読書直前ワクワク紹介
「持つべきは、ヒッピーな友達だ。サンキュー、13号倉庫!!」
http://www.stickam.jp/video/179719778