富山きのこクラブ

富山のきのこ情報・きのこ料理の情報が集まります。

ウネミケシボウズタケの発生

2006年12月10日 | きのこ

_/_/_/_/_/ 栗林さんからのレポート _/_/_/_/_/

皆様
12月8日雨の晴れ間を見て八重津浜へ出かけました。
今年の台風等の影響で大波が多く、砂浜は防波堤を超える波に洗われ半減し、景色も一変しています。散々歩いたのですがきのこの姿は無く沢山の漂流物と塵が漂着し、手のつけようが無い状態です。帰りに堤防沿いの砂浜を海水浴場の近くまで来たとき、小さな白い頭部のケシボウズタケを見ることができました。その場所にはケシボウズタケの他にヒメツチグリ属らしい2種類のきのこも有り、3~5㎡たらずのその場所が何故発生源なのか?不思議です。
全体の容から(頭部の下半分に外皮があり砂まみれで、その上に白い坊主頭の平滑な内皮があり、ナガエノケシボウズタケなどと比べると全体に小振りです)ウネミケシボウズタケと思われます。顕微鏡的には胞子は畝状になっていて、光学顕微鏡では1000倍でわずかに丁部に焦点を合わせると2~3筋の畝が見えます。
ヒメツチグリ属ラシキ2種のきのこは私デハ同定不可能なので橋屋さんから粕谷さんへ送付していただきます。同定の結果を楽しみにまとうと思います。しかし今年は暖冬の影響なのかきのこの発生が遅れています。このような年に新発見があるようですね・・・。写真を添付します。
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_/_/_/_/_/ おしまい _/_/_/_/_/


石灰岩の山

2006年12月08日 | きのこ

某研究会で某セラミック系会社の技術者と石灰石の埋蔵量について話をした。

「ところで、石灰岩は露天掘りでしょ?」
「はい」
「御社の採掘場は何処に有るのですか?」
「はい、新潟県の××山です」
「あの辺にそんな場所が有ったかなぁ…?」
「はい、航空写真では判るのですが、道路から見る限りは判りません」
「なんだ…そうなんですか」
「はい、でも何かお有りですか?」
「いえ、チョット…(石灰岩上に出てくるケシボウズというのが…)」
「………」
「(説明しにくいなぁ~)」


事故

2006年12月03日 | 日記・エッセイ・コラム

事故その3
昨日の夕方、氷見の海岸道路でお釜を掘られた(^^;

やっと車が修理から戻ってきた矢先だった。
相手はHonDaのS2000とか言うカッコイイ車だが…フロントが壊滅状態だった。

「大丈夫ですか?」(おまわりさん)
「ハイ!」
「富山からここ(氷見)へ何しに来られたのですか?」
「七尾まで買い物にです…(^^;」
だって「ケシボウズタケを観察に来ました」などと言っても話がこじれるだけでしょ?

現場検証をしているうちに陽が暮れてしまった…雨が酷くなって来た
こんなとき、「おまわりさん、きのこの観察をしたいので、現場検証は後にしてください」と言えるのだろうか?試しに言ってみるべきだったか?
ホントに一体、僕は何をしにここまで来たのだろう…

事故その2
11月18日、赤信号で停車中に前の車に追突した。
ブレーキを放したせいだが…何時もと違った車(代車)で勝手が違ったせいだ…信じられないことに、相手方から「全治1週間の頚椎捻挫」の診断書が提出された…

事故その1
11月16日
妻が駐車場で他人の車に擦った。いわく…
「赤いフィアットのオープンカーで新車だったわ…」
お蔭様で、保険会社はてんやわんやかな?…対応力が弱い様だ。

車の中にきのこ観察備品が入ったままだったので、この2週間、何処にも出掛けることが出来なかった。
修理から戻った車は、又、修理工場ゆきとなりそうだ。


お知らせ

2006年12月02日 | きのこ

第3回客員研究員講義

中央植物園では、特別に友の会会員にも公開するそうです。

講師:長澤栄史(菌蕈研究所)

1月23日(火)
 10:00~12:00 「日本における研究史」
 13:00~15:00 「DNAを使った分類研究」

1月24日(水)
 10:00~12:00 「イグチ科、テングタケ科のきのこ」
 13:00~15:00 「地方のアマチュア研究家に期待されること」