富山きのこクラブ

富山のきのこ情報・きのこ料理の情報が集まります。

合宿のピンチ!

2006年09月15日 | きのこ

昨日の東京出張の帰り、膝が少し痛かった。
今朝、起きたら膝が曲げられない程の痛みだった。
午前、会社の診療所へ駆け込んだら…原因が判らないと言う。取り敢えず鎮痛剤を貰って、紹介状を書いて貰った。
午後、痛みが益々ひどくなる…藪医者め!。雑務をこなして富山市内の整形外科へ行った。
「骨には異常無いです。皮膚から黴菌が入って炎症を起こしたようです。抗生物質と鎮痛剤を出しますから…冷やせば直るでしょう」
「お世話になりました」
「明日もう一度来れますか?」
「だめです」
「あさっては?」
「だめです…明々後日なら来られます」
「………」
「(だって、きのこ合宿があるので)」

「お父さん、そんなじゃ明日は無理じゃないの?」
「正直、難しいかも…」
「私、中田さんたちと一緒に行くから(^^)v」
「死んでも行くよ!」


有峰観察会(2006.9.10)

2006年09月12日 | きのこ

今朝はきれいな朝焼けで…昼から雨の予報。
こんな日に運動会を強行する学校へ妻を送って、有峰へ。
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今年は暑い夏が続いたので、きのこもまだ夏模様…だが、思惑通り、ハナビラタケが出ていた。例年、マイタケも出てくる時期なのだが、まだ早いらしい。
イッポンシメジ風の大きな奴が出ていた。ウラベニホテイシメジのような斑紋が無いので涙を呑んで…パス!

夜、新MLメンバーの荒木ご夫妻、今回参加された地下生菌のエキスパート:佐々木廣海氏と夕食をご一緒した。
今回は実利に走った?ので佐々木さん一緒に採取できなかった(熊手も調達したのに!)が、地下生菌にもイッポンシメジの仲間が有るなんて!…菌の世界って何て面白いのだろう。
佐々木さんは浅井さんと源平合戦を繰り広げているそうな…何れが源氏か平家かは判らぬが、きのこに関心を持つ人の底辺が広がればOKだ。
荒木ご夫妻も菌類懇話会の会員だそうで、最近、レベルの高い人が集まりだしたのは…気のせいだろうか?

飲み会に妻が闖入してきた。
「ケシボウズと地下生菌とどっちが好き?」
「そりゃ~、美味しいトリュフだわさ!」
「うむ…浅井さん美味しいレシピを書いてくるよ~きっと」
「……」

私は…このレベルが…好きだ

第23回きのこ観察会(2006.9.10)

2006年09月12日 | きのこ

富山県中央植物園友の会/きのこ部会の観察会が有峰で行われました。前日は36度の猛残暑でしたが、例年通り(?)朝から怪しい雲行きで、観察会が始まる頃には雨が降り出し、午後には18度まで気温が下がりました。
Dscn0791 午前10時にビジターセンター駐車場に集合、20数名の部員の参加がありました。
橋屋さんから「日本菌学会フォーレ」のお知らせや前回観察会の採取きのこリストの配布、熊出没!の注意があり、本日の採取場所のダムを渡った西岸付近へ。
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夏のきのこと秋のきのこの端境期の為か、きのこの姿があまり見えませんでしたが、ハナビラタケやボタンイボタケが満開でした。
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昼食後、雨を避け、キャンプ場で同定会が行われました。今回は地下生菌を専門にしていらっしゃる佐々木さんも参加されましたが、採取されたのは接合菌の仲間、1種類だけでした。会員の人気きのこはハナビラタケとカンバタケでした。カンバタケは、その面白い触感と幼菌・成菌・老菌(管口部分が脱落したもの)を観察することができました。


報告-キノコを通し森を見る

2006年09月03日 | きのこ

ファミリーパークの観察会「きのこを通し森を見る」に参加しました。
子供たちがいっぱい居るのかと思ったのですが…

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最初に研修室で現在、植物園が取り組んでいる富山県のきのこリストの作成や、ファミリーパークで発見されたセミタケが、現在、日本海側の北限である事などのお話が有りました。
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その後、約1時間程、園内を散策しながら、観察された木と関連するきのこの説明がありました。園内は乾燥しており、あまりきのこの種類は多くありませんでした。
アミヒラタケにはお初にお目にかかりました。 Dscn0784 Dscn0787 Dscn0788





研修室に戻って、採取したきのこの同定と解説が行われました。

「床尾さん、ファミリーパークのセミタケはどうやって見つかったの?」
「馬が歩いた後に、土が掘り返されて…ころりと出てきたそうです」
「全くの偶然ですか?」
「それで、この辺にも発生しているだろうと…」
「先日の砺波のお宅のような環境ですか?」
「いえいえ、あそこは特別で…普通の下草のある所です」


蓮の実-吉峰地下生菌

2006年09月02日 | きのこ

ソラとの散歩コースにあるレンコン畑の蓮が先週、実を付けていました。今朝、寄って見たらかなり色が変わっていました。

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蓮(古語:はちす)の実はやはり、ハチスタケ[Podosordaria jugoyasan (Hara) Furuya et Udagawa]に似てますね。(前に栗林さんからのレポートがありました…ウサギの糞に生える奴)学名の中のjugoyasanはウサギ(の糞)や十五夜お月さんの連想に拠るものらしいです。 Dscn0764 Dscn0768 Dscn0773Dscn1370
午後、温泉入浴ついでに1時間ほど吉峰に様子見に行ってきました。道路わきやアーバータワー周辺はきれいに除草された直後で、きのこの姿は余り見えませんでした。ツルタケ・ハナガサイグチ…2玉の小さな地下生菌(橋屋さんに拠るとジャガイモタケ属らしい)を見付けました。