富山きのこクラブ

富山のきのこ情報・きのこ料理の情報が集まります。

有峰観察会(2006.9.10)

2006年09月12日 | きのこ

今朝はきれいな朝焼けで…昼から雨の予報。
こんな日に運動会を強行する学校へ妻を送って、有峰へ。
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今年は暑い夏が続いたので、きのこもまだ夏模様…だが、思惑通り、ハナビラタケが出ていた。例年、マイタケも出てくる時期なのだが、まだ早いらしい。
イッポンシメジ風の大きな奴が出ていた。ウラベニホテイシメジのような斑紋が無いので涙を呑んで…パス!

夜、新MLメンバーの荒木ご夫妻、今回参加された地下生菌のエキスパート:佐々木廣海氏と夕食をご一緒した。
今回は実利に走った?ので佐々木さん一緒に採取できなかった(熊手も調達したのに!)が、地下生菌にもイッポンシメジの仲間が有るなんて!…菌の世界って何て面白いのだろう。
佐々木さんは浅井さんと源平合戦を繰り広げているそうな…何れが源氏か平家かは判らぬが、きのこに関心を持つ人の底辺が広がればOKだ。
荒木ご夫妻も菌類懇話会の会員だそうで、最近、レベルの高い人が集まりだしたのは…気のせいだろうか?

飲み会に妻が闖入してきた。
「ケシボウズと地下生菌とどっちが好き?」
「そりゃ~、美味しいトリュフだわさ!」
「うむ…浅井さん美味しいレシピを書いてくるよ~きっと」
「……」

私は…このレベルが…好きだ

第23回きのこ観察会(2006.9.10)

2006年09月12日 | きのこ

富山県中央植物園友の会/きのこ部会の観察会が有峰で行われました。前日は36度の猛残暑でしたが、例年通り(?)朝から怪しい雲行きで、観察会が始まる頃には雨が降り出し、午後には18度まで気温が下がりました。
Dscn0791 午前10時にビジターセンター駐車場に集合、20数名の部員の参加がありました。
橋屋さんから「日本菌学会フォーレ」のお知らせや前回観察会の採取きのこリストの配布、熊出没!の注意があり、本日の採取場所のダムを渡った西岸付近へ。
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夏のきのこと秋のきのこの端境期の為か、きのこの姿があまり見えませんでしたが、ハナビラタケやボタンイボタケが満開でした。
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昼食後、雨を避け、キャンプ場で同定会が行われました。今回は地下生菌を専門にしていらっしゃる佐々木さんも参加されましたが、採取されたのは接合菌の仲間、1種類だけでした。会員の人気きのこはハナビラタケとカンバタケでした。カンバタケは、その面白い触感と幼菌・成菌・老菌(管口部分が脱落したもの)を観察することができました。