9月16~17日、岐阜県高山市(旧高根村)日和田高原にて北陸3県のきのこ会の交流合宿が行われました。
参加者数は一昨年の合宿の3倍の約60名となりました。今回から、富山県中央植物園友の会/きのこ部会が富山のきのこ会として合宿に参加する事となりました。午後1時、日和田高原ロッジに集合後、思い思いに採取を開始しました。
九州では台風13号が猛威を振るっている影響で、朝から雨模様でした。午後3時半から同定会が始まり、沢山のきのこが集まりましたが、まだ夏の名残を引きずっているかのようで、お目当てのベニテングタケやオオツガタケ等にはお目にかかれませんでした。
夕食会では福井・石川の両きのこ会からお祝いのお酒とご祝儀が届けられ、席も随分と盛り上がりました。昨年の菅平合宿でもお馴染みになった方もおられ、大分、交流が深まっているように感じました。
今回の合宿では「顕微鏡できのこを観る」と題して、関西菌類懇話会の小寺祐一氏による、顕微鏡の世界についてのご講演がありました。ミクロトームと「ガラスの俎板」の組み合わせで薄片を得る方法、キブシのピスの作り方等を教えていただき、また、ご用意されたサンプルを触らせていただき、とても参考になりました。
2日目、台風の影響が懸念されましたが雨は落ちてきていません。
8時の朝食を待ちきれずに、林を一回りしてきのこを採取している会員もおりました。昼前の同定会では、オオツガタケ数本やベニテングタケ1本が執念で(?)採取されました。
昼食後、今回採取されたきのこの「名前当てテスト」が(抜き打ち的に)有りました。同定会の解説をいかに真剣に聞いていなかったか…深く反省しました。また、池田先生(北陸のきのこ図鑑の著者)直々、顕微鏡の観察をご教授くださるコーナーも有って、「今年のきのこ会は一味違うぞ!」との印象を受けました。
今年もみなさん、事故にも遭わず、熊にも遭わず、無事交流会を終えることが出来ました。橋屋さん、栗林さん、そして各県の幹事の皆様、大変お世話になりました。また、京都からはるばる馳せ参じて頂いた小寺先生にも深く感謝いたします。
来年の七夕の夜に、福井で皆さんと一杯やりながら、きのこのお話が出来ることを楽しみにしております。
なつかしいですね、小寺さん。氏は顕微鏡観察の第一人者です。とてもよい講師を迎えたと思います。11月に小寺さんに静岡で会うのがさらに楽しみになりました。
石川に移住した荒木夫妻の楽しそうな姿、すでに富山、石川の世界にすっかりとけ込んでいるようですね。エールを送ります。
関東地方はきのこの発生があまり芳しくありません。
また何時か、ご一緒にきのこのお話と美味しいお酒が飲めたらと思っています。
楽しそうな会ですね
自分もキノコ採りしてますが、どうしても名前、種類の分からないキノコがあります。
写真上部のキノコが分かりません
ご存知でしたら教えてもらえませんか。
よろしくお願いします。
お尋ねのきのこの名前は、左から
アカツムタケ、ツノシメジ、不明(^^;
ついでに下は
マスタケ、シロカイメンタケ、不明(^^;
でした。
私もきのこの名前は良く判りません…では。