富山きのこクラブ

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北陸3県きのこ会合宿 Part 2

2009年09月27日 | きのこ

富山きのこクラブの皆様

三県交流会の二日目は吉峰樹木園での観察です。
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10:00 このみの家の前で同定会が始まりました。Dscn0084
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アラゲホコリタケモドキ
[ Lycoperdon pedicellatum Peck ]
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シロウロコツルタケ
[ Amanitopsis clarisquamosa ]
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キヒダフウセンタケ
[ Cortinarius xanthophyllus (Cooke) R.Henry ]
Dscn0088 秋にブナ科の広葉樹の林内に発生。表面の色は紫褐色で湿っていると多少ぬめりがある。ひだは初め黄色からレモン黄色で後には黄褐色になる。 密で柄に上生。柄はひだと同色で、根もとは塊茎状にふくらむ。

タマゴタケモドキ
[ Amanita subjunquillea Imai ]
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ヌメリニガイグチ
[ Tylopilus castaneiceps Hongo ]
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ネンドタケ
[ Phellinus gilvus (Schw.:Fr.) Pat. ]
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ケフクロツチガキ
[ Geastrum velutinum (Morg.) Fisch. ]
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キクモンクヌギタケ
[ Mycena chrysantemiformis Har. Takahashi ]
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コクリノカサモドキ
[Hygrophorus nemoreus]
Dscn0094 「モリノハダイロガサ」「ユキワリモドキ」などの地方名が有る由。「東北のきのこ図鑑に載ってるよ」とご教授されましたが…確認できず、北陸のきのこ図鑑の和名をそのまま記しました。

[ Agrocybe firma ]
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井口さんから糞生菌のレクチャーを受けました。
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宮田さんのノートは未解読。まとめることが出来たら、報告します(^^;
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ウズゲツチイロタケ
[ Russula ochricompacta Bills & Miller ]
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[ Russula amalissima ]
Dscn0101 ヤブレベニタケの近縁。カサ表面に微毛の有る点が、ヤブレベニタケ[Russula lepida (Peck) S.F.Gray]と異なる。

ホオベニシロアシイグチ
[Tylopilus valens (Corner) Hongo & Nagasawa ]
Dscn0102おなじみのきのこですが、… ヒポミケスキン(タケリタケ菌)に侵されると緑色に変色します。「北陸のきのこ図鑑」を参照してください。先の観察会では紅く染まったカワラタケが観察されました。

12:00 「お昼は勝手に食べてね」ということで、北陸三県きのこ会の交流会は無事終了しました。
Dscn0103 今回も大変楽しい交流会でした。来年も楽しみですネ。

帰りに、本日二度目のに浸かって帰路に着きました…といっても我が家までは20分の道のりです。
夕食は、皆様から好評をはくしたきのこ三昧のパート2

秋のきのこのビーフストロガノフ
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アミタケの煮付け
Dscn0111 独特の食感がたまりません。富山ではシバタケと呼ばれて、超人気のきのこです。

いろいろきのこ…穴の谷(あなんたん)醤油漬け
Dscn0109 ショウゲンジ・クリフウセンタケ・シャカシメジを上市町の特産醤油漬けにしました。名部さんちから教わったレシピの応用だそうですが、酒の肴に最高です。是非、お試しください。

ところで、妻の報告によると…
件の舞茸は、いつもの湧き上がるような香りが無いなぁ~と思っていたところ、レシピが書いてある敷き紙の裏に「原木栽培」と記載されていた由。
「あのシチュエーションで売っていたら、詐欺だろ~!」と叫んでも、後の祭り…鮎の「天然造り」と同じですよね。
天然の黒舞茸がそんなに安いわけが無いですよね(^^) 最初から判っていたら、少し天日に曝すのだったのに…甘かったなぁ、くやしいなぁ。

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