富山きのこクラブ

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ブナハリタケの料理法

2008年04月14日 | きのこ

富山きのこクラブの皆様へ

植物園の橋屋です。
先日送られてきた日本菌学会ニュースレターに、広島の井本さんが撮られたブナハリタケの写真が載っており、この説明文の中に井本さんがブナハリタケの料理のことも書いておられます。
「(ブナハリタケは)料理方法を選ぶ茸で、特に唐揚げにすると鶏肉と間違える程美味い。」とあります。
橋屋が知っているブナハリタケの料理は、一度ゆでたきのこに繊維を切る方向に包丁を走らせ、堅く絞ったものにゴマ油と醤油、砂糖を入れて空炒したもので、佃煮風になります。
今年は井本さんのアイデアをいただいて唐揚げにチャレンジしようかと思っています。(因みに、このニュースレターには昨年秋に富山で行われた菌学会フォーレの採集リストが載っています。)

そろそろ山菜のシーズンに入ります。
先日、近くの雑木林に入りましたが、幹の半ばくらいで切られたタラノキを見つけました。人より早く採集するため、枝を切って持ち帰り室で芽をふかせるのだと想像しますが、ちょっとかわいそうですね。
私は取り残しのタラの芽とコシアブラの芽をいただいて帰りました。その夜のビールは山菜の天ぷらで多いにすすみました。また太ったかな?

_/_/_/_/_/ 富山県中央植物園 橋屋 誠 _/_/_/_/_/