富山きのこクラブ

富山のきのこ情報・きのこ料理の情報が集まります。

アラナミケシボウズタケ

2007年03月11日 | きのこ

橋屋さんからのメールと「友の会の集い」の時に見せていただいたSEM画像をメモしておこう。
_/_/_/_/_/植物園の橋屋です_/_/_/_/_/
ケシボウズタケの標本をいただきましてありがとうございました。
私も肉眼での観察ですが、アラナミケシボウズタケに間違いないと思います(ナガエノケシボウズタケはアラナミケシボウズタケの亜種にあたり、この2分類群は発生環境で区別するとのことでしたが、私は分けておりませんので、母種のアラナミケシボウズタケの名前を使っています)。
またSEMを起動する時にでも胞子の撮影を試みたいと思います。
伊藤さんがアラナミケシボウズタケを採られた場所は、(たぶん)私も2月12日に探した場所だと思います(この日のノートには「多分ここにも発生するだろう」と書かれていました)。
伊藤さんが見つけられた場所よりもっと東側にも浜が広くなっていますので、この辺りが一番可能性が高いと思っていましたが、もっと手前の駐車場の続く場所とは思いませんでした。
_/_/_/_/_/ 富山県中央植物園  橋屋 誠_/_/_/_/_/

今日、「友の会の集い」の際に岩瀬浜の「ケチボウズ」のSEM写真を見せていただいた。繋がった襞に覆われている様に見える。

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友の会の集い

2007年03月11日 | きのこ

富山県中央植物園/友の会の集いが催されました。
内村園長・長井会長の挨拶があり、友の会会員800名、うち部会員200名、会員の延べ植物園使用回数3[回/年]等が報告されました。
講演会の講師は、大阪市自然史博物館の佐久間大輔氏で、「子供達も、親も大人も楽しむための挑戦」というテーマで、同博物館友の会のNPO法人化の取り組み等を講演された。
中央植物園の友の会はまだまだ規模も、会員の意識もこのレベルには到底及ばないものの、学ぶべき内容は沢山あったように思います。氏は橋屋さんの友人できのこのご専門とのこと…次回は「きのこ」の取り組み事例もお聞かせくださることを期待します。

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講演のあと、平成19年度の事業計画の説明があり、引き続きオークションが行われました。
会員の皆さんが持ち寄った、花の種や苗が飛ぶように?売れていました。

「大阪自然史センターの年間予算はどのくらい?」
「パンフに依ると7000万強だね」
「友の会は…240万円だよね」
「規模がぜんぜん違うし…会員の意識も違うね」
「会費だけで何かやろうとしても無理があるわネ」
「本気をだすなら専属のスタッフと県や市からの補助金を引き出すような活動が必要になるネ」
「いろんなプロが必要と言う訳か…」