富山きのこクラブ

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顕微鏡観察会

2007年01月21日 | きのこ

中央植物園で「電子顕微鏡で植物を観察しよう」と題した、顕微鏡講座が開かれました。講師は橋屋さん、10名の受講生の参加がありました。

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先ず、顕微鏡の解像度、光学顕微鏡と電子顕微鏡の比較、顕微鏡開発の歴史、走査電子顕微鏡(SEM)の原理説明がありました。
その後、各自好みのきのこの胞子や花粉のサンプルを選び、試料を作成に取り掛かりました。
試料の表面に金を蒸着したあと、各自のサンプルを(橋屋さんに手取り足取りされて)撮影しました。070121_sem070121_sem_1070121_sem_2 070121_sem_3070121_semsp070121_sem_4 070121_sem_5070121_sem_6070121_sem_7
 
 
 
 
観察したのは(順番に)リュウキュウバライチゴ、ドングリタケ、マユハキタケ、オオミヤマトンビマイ、ヒメツチグリ、ヒメツチグリの胞子と菌糸、ノウタケ、オニイグチモドキ、ツギハギハツ等でした。皆、とても面白い姿形をしており、画像が現れるたびに感激させられました。
機会があればもっと沢山の胞子や花粉を観察したいと思いました。
ただ…今時、ポラロイド写真というのも珍しいというか…データ処理が出来ない(デジタルデータが残らない)のはチョット問題があるように思いました。
橋屋さん、大変お世話になり、有難うございました。