富山きのこクラブ

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ニセクロハツ

2005年08月28日 | きのこ
毒キノコ食べた男女死亡=食用と間違える?-愛知 (時事通信)8月27日14時1分更新

 愛知県豊橋市保健所に27日入った連絡によると、毒キノコの「ニセクロハツ」を食用の「クロハツ」と間違えて食べた同市在住の60代男女2人が多臓器不全で死亡した。同保健所によると、ニセクロハツによる食中毒死は1958年に大阪府で発生して以来とみられ、県内では初めてという。
 発表によると、2人は知人で、24日にほかの仲間とともに同市内の山林でキノコを採り、午後7時半ごろ、死亡した2人だけがニセクロハツをみそ汁の具にして食べた。約30分後に嘔吐(おうと)や下痢などの症状を起こし、市内の病院で治療を受けていたが、女性が26日深夜、男性が27日未明に死亡したという。 

毒キノコ「ニセクロハツ」食べ2人死亡…愛知(読売新聞) - 8月27日13時10分更新

 愛知県豊橋市保健所に27日入った連絡によると、毒キノコ「ニセクロハツ」を誤って食べた市内の60歳代の男女2人が26日深夜から27日未明にかけて、市内の病院で多臓器不全のため相次いで死亡した。
 同保健所によると、2人は友人同士で、24日、市内の山林で食用の「クロハツ」と間違えてニセクロハツを採取し、その日の夜、女性が自宅でみそ汁に入れて2人で食べたところ、約30分後におう吐、下痢、血尿、呼吸困難などの症状が現れた。
 ニセクロハツは、色や形がクロハツにそっくりだが、クロハツは肉を傷つけると傷口が黒く変色するのに対し、ニセクロハツは黒くならないのが特徴。毒性が強く、2人は2、3本を食べていたらしい。
 同保健所によると、全国でニセクロハツによる死者は過去10年間、出ていないという。

毒キノコ食べ、2人死亡 愛知で猛毒のニセクロハツ (共同通信) - 8月27日12時21分更新

 愛知県豊橋市は27日、毒キノコの「ニセクロハツ」を誤って食べた同市内の60代の男女2人が同日までに死亡したと発表した。
 2人は食用のキノコ「クロハツ」と間違えて食べたとみられる。
 豊橋市保健所によると、2人は友人で24日に市内の山林でニセクロハツを採り、その日のうちにみそ汁に入れて2人で食べた。
 約30分後に呼吸困難などの症状が出たため、病院に搬送されたが、女性が26日午後11時55分ごろ、男性が27日午前零時半ごろに多臓器不全でそれぞれ死亡した。
 同保健所の調べでは、1996年以降、全国でニセクロハツを食べて死亡した人はいないという。ニセクロハツは猛毒で、致死量は2、3本という。

<毒キノコ>男女2人が多臓器不全で死亡 愛知(毎日新聞) - 8月27日12時21分更新

 愛知県豊橋市保健所に27日入った連絡によると、毒キノコを食べた同市在住の60代の男女2人が食中毒による多臓器不全で死亡した。
 同保健所によると、2人は今月24日、市内の山林で一緒にキノコを採り、同日夜にみそ汁の具にして食べた。約30分後におう吐や下痢などの症状を起こし、市内の病院で治療を受けたが、女性は26日深夜、男性は27日未明に死亡した。
 食用になるキノコ「クロハツ」と見間違えて、毒性のある「ニセクロハツ」を採ったらしい。色や形がよく似ており判別が難しいという。クロハツとニセクロハツはいずれも夏から秋にかけてシイやカシなど広葉樹の付近に発生する。同保健所は「素人が判断するの危険」と話している。【宮里良武】

毒キノコ「ニセクロハツ」食べて2人死亡  愛知・豊橋 (中日新聞)
 愛知県の豊橋市保健所は二十七日、毒キノコ「ニセクロハツ」を食べた同市内の六十代の男女が多臓器不全で死亡したと発表した。
 保健所によると、二人は知人で二十四日、同市内の山林でニセクロハツを採取。同日夕、女性方でみそ汁に調理して飲んだところ、約三十分後に嘔吐(おうと)や下痢などの症状が出た。
 翌二十五日未明、女性は救急車で医療機関に運ばれ、男性は自分で車を運転して受診。集中治療室(ICU)で治療を受けていた。ニセクロハツはベニタケ科で、夏から秋にかけてシイやカシなどの広葉樹林に発生する。食べられるクロハツと間違えたらしい。
 保健所の話では、毒キノコによる死者は一九九六年以降、全国でこれまでに七人だが、ニセクロハツではいなかった。