中高大受験 難関校・人気校なら創研塾

生徒とのやり取りの中で感じたことを中心に、日頃から感じていることや変わった出来事などを発信しています。

受験はマラソン

2020-11-15 08:45:13 | 日記
創研塾の教室には各部屋に受験はマラソン、の掲示があります。昨日は定期試験を直前に控え、生徒たちにあらためてその意味を説明しました。

東京都には公立中学校に通う生徒が20数万人います。同じ志望校を考えている生徒が数百人、時には1000人や2000人以上いて、その集団の中で自分もマラソンを走っているのです。先頭集団にいるのか、真ん中あたりにいるのか、もしかしたら最後尾かもしれません。模試の結果などで自分の大体の位置はわかっていると思います。
受験はこれまで受けてきた英検や漢検とも、学校で行われる定期試験ともその性質は大きく異なります。英検や漢検などの資格試験では合格点を取れれば何人でも合格できますが、受験においては先頭から数えて各学校が決めた「人数」までしか合格できず、しかもチャンスは1度しかないという厳しさがあるのが受験です。
一日サボっても明日その分頑張ればいいやと考えたら、その間にライバルたちはぐんぐん先に行ってしまいます。ゴールが近くなってから走る速度を上げたとしても、すでに大きな差がついてしまっていればもう間に合わないません。受験は瞬発力ではなく、いかに努力を継続できるかがカギなのです。
創研塾では毎年のように都立の自校作成校に合格しています。合格していった生徒に共通していることは、とてもストイックにそして自分に正直に取り組めていたということです。

こんな話を、ここには書けませんがこれまでの先輩たちの事例を挙げながら話しました。私は努力をしなくてもできてしまう天才よりも、たとえ時間がかかっても努力を継続して精一杯取り組むことができる生徒が好きです。そんな生徒たちとともに喜ぶ時間を迎えられるよう、今日も試験対策を行っています。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿