昨日から小作本館でもオンライン授業を通常の対面授業に置き換えて始めました。少々想定外のトラブルはあったものの、無事に授業を進めることができました。私自身も少し慣れて来たのか、あまり力が入り過ぎずに普段に近い雰囲気で授業ができてほっとしています。
先週のデモ授業の際には、生徒たちは自分の端末を机の上に置いていました。そのため私からは生徒たちの表情よりも天井ばかりが映り、そのためにやりにくさも強かったのですが、今週は各自の端末を自分の顔が映る位置に置いてくれていたため、私は生徒たちの表情を把握して授業ができたのもやりやすく感じた要因だと思います。各自の自宅で授業を受ける生徒たちは、たぶん周囲にご家族がいらっしゃったのでしょう、普段とは違う笑顔を見せていました。
帰りの車の中でオンライン授業を振り返ると、もっと早く準備しておいても良かったという思いも湧いてきました。なぜなら、台風や大雪であっても授業ができます。ケガや病気で塾に来るのが大変でも自宅で授業を受けられます。不登校や他の生徒と顔を合わせたくないと生徒が言っている時でも授業を受けられます。これまで様々な事情で塾に来られなくなってしまった生徒たちとオンラインなら授業を続けることができたかもしれない、との思いが湧いてきました。
この他、保護者面談、個人面談にも使えそうです。色々な可能性があり、これまで新型コロナウィルスの影響で仕方なくオンライン授業を取り入れたつもりでしたが、少し楽しくなってきました。
来週からはこのオンライン授業に加え、週1回の質問日を開設します。この日は主に課題の受け渡しを行います。質問や相談がある生徒はそのまま残り、三密を作らない環境で問題解決をして帰ることになっています。直接生徒たちの顔を見られる機会は減ってしまいますが、とにかく健康を守り、学力を守るためにできることは全てやるつもりでいます。
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