10月中旬から始めた保護者面談が終盤に入りました。今日も保護者面談を行い、そこで生徒の意外な一面を知ることができました。塾の中ではいつもニコニコしていてとてもいい子なのですが、目立つことをあまり好まない生徒がいます。きっと学校でも同じような感じだと思います。
面談の中で「家ではどのようなことをして過ごすことが多いですか?」とお聞きしたところ、「実は…」と意外な話を聞くことができました。家では幼い頃からマジックが大好きで、時々家族にだけ披露しているようです。そしてそのマジックがなかなか上手なようです。その生徒とは4年近くの付き合いになりますが、一度も聞いたことも見たこともありません。もしも目立つことが好きな私のような性格であれば、きっと友人を集めて得意げに披露していることでしょう。
さらに家では料理もするそうで、時には魚をさばくこともしているそうです。料理が全くダメな私にとってはうらやましい話ですし、これまで見て来た姿とは全く異なる一面を知ることができました。
保護者面談を行う理由として、塾の様子や勉強のやり方、進路についてなどの情報提供や相談に乗るのが私たちの仕事です。その一方で、私たちが知ることのできない家庭や学校での様子を把握して塾での指導に役立てることも良くあります。今日はまさにそんなお話を聞くことができました。
受験においても一般社会においても、近年は自己PRが得意な人が有利に働く場面が多いように思います。この生徒はとてもいい子ですが、前述の通り目立つことが好きではないため、せっかくこの生徒が持っている良い点をアピールしきれない場面がこの先起こるかもしれません。今日お聞きした内容をきっかけにして、自分の良い点についてはアピールできるように私も策を練ってみたいと思っています。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます