ずっと見逃していたのか、ウィショーさん主演映画の次作が!しかもカンヌ映画祭で一部映像が披露されることがわかり、度々カンヌではウィショーさん作品披露されてることを思い出し、もうカンヌに足を向けて寝られません!(でもシマッタ実際足は「西」向きで寝てた・・・)
VARIETY セレブレニコフ監督インタビュー 2022年5月11日
VARIETY ウィショーさんインタビュー 2022年5月11日
EddieというのはEduard Limonov/エドワルド・リモノフの英語の通称でしょうか。なんと、ロシアの政治家です!
彼は作家、運動か、また西側への亡命もしており、Wikiの記事だけでも盛りだくさんすぎて激動の人生を送った人とだけはわかりますけど、謎も多く、近年2020年に亡くなっています。しかし今、特筆すべきは「反プーチン」の思想の人だということです。
記事結構ボリュームあるのですけど、「最初ロシアで撮影を開始していたところ、戦争が勃発しウィショーさんは国外脱出し現在はロシア国外のロケに変更されて継続中」とのことで、心臓に悪いです。
ご本人
ウィショさんインタの記事抄訳
プロモーション動画は本日カンヌ映画祭でバイヤー向けに公開とのこと。(!)
映画はフランスの小説家、脚本家、映画監督であるエマニュエル・カレールのベストセラー伝記小説(2011)に触発されている。本は35ヶ国語に翻訳されている。(日本語訳はなし、クソ〜)「Limonov」はエドワルドのソ連の匿名執筆家、亡命先のアメリカではパンク詩人やマンハッタンの富豪の執事など多岐に渡る人生を掘り下げている。
その後、パリでの作家活動、ロシアに戻ってカリスマ反体制党首などになってプーチンに投獄された。
この物語は20世紀後半のロシア、アメリカ、ヨーロッパを舞台に現在の歴史の展開に関係してくる。
監督キリル・セレブレニコフは元々プーチン体制にて法的問題を抱えていたため、戦争勃発後には即ロシアでの撮影を中止、ウィショーさんの国外脱出に尽力した。
監督は3年間の国外渡航禁止が解け、カンヌに最新作「チャイコフスキーの妻」を出品する。
ウィショーさんインタビュー
Variety:エドワルド・リモノフのような複雑でクレイジーなキャラクターを演じることの何に惹かれましたか?
ウィショー:2020年、パンデミック中に送られてきた脚本を読んで衝撃を受け、エドワルド・リモノフというキャラクターに釘付けになってしまいました。彼の全てが激しい。彼に対してあらゆる異論を感じました。それはまるであらゆる状況で彼が不協和音を弾いたようだった。まるで目の前にあるものに対立することでしか存在できないかのようだ。何にでも対立するんです。怖く、心を奪われ、離れたくなり、スリルです。多くのことです。
V:キリルとの仕事はどうでしたか?
W:僕の仕事人生における素晴らしい体験のひとつです。また会うのが待ち遠しいです。彼は激しくて、美しい熱狂的夢見人で、とても可笑しくてとても賢く優しい人。ほんとに素晴らしい芸術家ですよ。
V:ロシアでの撮影は如何でした?
W:多くの方のように僕は長い間ロシアに夢中でした。多くの方のように18歳の時に友達から「罪と罰を読んだ方が良い」と言われて以来ロシア文学が大好きです。というわけでいま現在のあの国を、現実に、体験することは自分の想像していた国よりも驚きです。
V:この役を演じるにあたり見た目の役作りの変化は?
W:リモノフの人生のそれぞれの段階で外見が変わるのは楽しかったです。本人が常に変化していたし、まるで7つの別の人生を送ったかの様でした。できる限り研究はしましたけど、彼を擬態しようとはしませんでした。メイクのマーシャと人工補充物デザイナーのアレクセイ、衣装デザイナーのターニャにはとてもお世話になりました。僕達は皆、彼に命を吹き込むために頑張りました。
V:エドワルド・リモノフは今日、どのようにタイムリーだと思いますか?
W:それを今話すのは不可能かと。まだ映画は半分しか撮影されてませんから。でも多分、この映画は現代史のかなり多くの部分を描くので、今現在の世界にどう到達したのかを理解する助けになるのかも・・・