Sofia and Freya @goo

イギリス映画&ドラマ、英語と異文化(国際結婚の家族の話)、昔いたファッション業界のことなど雑多なほぼ日記

パイロットの話題

2013-10-01 19:59:00 | Cabin Pressure
義理の両親が4泊5日滞在していました。彼らはイタリアとニュージーランドに半年ずつ住んでいるので、その途中で日本に寄って愛する息子と孫に会いに来るのです。人類最大の弱点=家族愛の数日間でした。最後の晩餐ならぬランチの時に、ロンドン~成田から直行の友人Tちゃんも同席していたし、両親はこれから成田から出発だったので、フライトの話となり、話題はパイロットに。(ドキッ)

義理の両親がイタリアでやっているB&Bのお客さんで、パイロットとキャビンアテンダントの夫婦から聞いた話だそうです。仕事先=旅先ではパイロット&キャビンクルーは夜の町へ出たら朝まで飲み歩いて帰って来ない話題から始まり(それってたぶん20年くらい前のことだと思います。今は飲酒テスト厳しいですもんね。でも昔は朝帰りの二日酔いパイロットがお客を乗せて飛んでたの?!ダグラス~~!!)東洋の航空会社のパイロット間では、上司が絶対で部下は意見を言えない、というんですよ!!!

そ、それはまさしくIpswichでダグラスが受けた副操縦士特別講義。
「a common problem in flight decks with poor crew resource management is that the first officer is overly in awe of the captain. お粗末な人事管理が原因で頻出する操縦室での問題に、副操縦士が機長を恐れすぎるというものがある。」
・・・・本当の話だったんですね?!ジョン・フィネモアさんもお父さんからそんなエピソードを聞いたのかな?

そこで私は、「パイロットの訓練で、操縦室の会話ロールプレイがあるそうですよ。ステップ1は、「Excuse me , Sir.」ステップ2、「I might be wrong....(私の間違いかも知れませんが・・・)」とここまで言ったところで、義母もTちゃんも大爆笑。すごいな・・・私達キャビンプレッシャーのファンはダグラスとマーティンの関係を知ってるからこの話が可笑しいのかと思ったけど、グローバルに受けるネタだったんですね?!その後は「山に向かって飛んでいます」「高度上げてもいいでしょうか」と皆で大盛り上がりでした。

この辺の問題も、昨今はパイロットの採用状況が非常に国際的で、大韓航空でヨーロッパ人のパイロットが飛んでるなんて普通にあるとのこと。だから、機長にもの言えない副操縦士も減っていることでしょう。ダグラスほどの副長はいないにしても。そして、マーティンも万が一スイスエアーに落ちても、JALやANA受けてもいいんだよ、きっと募集あるよ、と思ったのでした。


↓ 本当にミックス・・・キャセイは香港ですよね。女性パイロットも本当にいるんだ。





つい「頑張れ!マーティン」と思ってしまう・・・