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Sofia and Freya @goo

イギリス映画&ドラマ、英語と異文化、昔いたファッション業界のことなど雑多なほぼ日記

Nearly done! 退去、と娘帰国

2021-12-04 19:17:00 | 近況
潜伏しすぎて2度と浮上できないような気になっておりましたが、荷物移動は佳境を過ぎまして、退去物件の大家さんに鍵の返却とともに残留物の瓦礫の話をつける明日が心のクライマックスとなりました。

15年前のロンドン⇒トーキョーは、船便の荷物が追って届いたこともeasy peasyな要因でしたし、そもそもイギリスは家具/家電付きフラットが普通だし、1年ごとに引っ越していたのでその度に持ち物も新陳代謝されていたのに比べ、15年も同じところに住んでいた東京のカオスは人生初の地獄のデスロードです!

折しもニュージーランドに留学中の娘も急に一時帰国できることになり、久しぶりに家族そろっての引越し。

二十歳になって大人になった娘と力を合わせて頑張るの図・・・は、娘と夫のケンカで地獄からさらに奈落へ。

私と娘はさすがの母娘、けっこう優先順位とか性格が似て、オタクで楽な道を選ぶタイプ。

かたや夫はニュージーランド人だからなのか個人の特性なのか、たぶん両方の理由でgoing my way男。

かつ褒める母親に育てられたためか「それは違うだろう」という家族の意見を自分への敵意ととってしまい、引越の最大の敵「断捨離できない」を嫌う娘と私に指摘されると逆切れという歓迎できない事態に。

娘とふたりで夜のマックでプチ逃避、人生談をした時、「ママは離婚しても正社員の仕事もないし・・・」と気弱な私に、「私が仕送りしてあげるよ」と言ってくれた娘が力強く見えました。二十歳の誕生日プレゼントに私の一張羅『シャネルのカシミアツインset』を譲ったのが
効いたのかな。



明日、退去が終わったら、引っ越しは退去部門からSettle部門へ。

少し小さくなった新居なので、パッキンの山の中にテレビのスペースを見出せるのはいつになるかわかりませんが、存分にオタク活動ができる日を夢見てアンパッキングするのみです。Wifiがつくのが2ヶ月以上先になるらしいという見込みにおののきながら。


潜伏します

2021-11-12 09:44:00 | 近況
潜伏期間はPC版の左に出るツイッターでつぶやきが増えるかもしれません〜



ついに賃貸契約書にハンコを押してきました。ので、約1ヶ月はネットから潜伏宣言をまずは自分に・・・。

東日本大震災でニュージーランドに避難中にも続けていたこのブログ、文字通り日記だし、コメントでの交流も楽しいしで、本音は宣言しないと準備をしないので自分への戒めであります。

と言っても時折浮上してくるかもしれませんが、更新・返信が滞る予定です。



都心なのに運良く広めの住居に住めていたので、物が増えすぎ整理怠りすぎ、あと物を捨てられない夫を持ってしまった不運のせいです。でも夫の分には手を出しませんよ!得てしてやるやる詐欺のニュージーランド人をこれ以上助長させるわけにはいきません。

ロンドンから東京への引越しの時には、業者さんが運んでいる間にも運び終わったあとにもまだダンボールに物を詰めてた男、それが我が夫。自転車5台くらいあるから粗大ごみを手配するよと提案しても自分で売ると言う。重い座卓が2台もあってそれを10年以上売るといい続け売ってない男、それが我が夫と言えば引越しが恐怖なのはお分かりいただけますでしょうか・・・・

フリマサイトでうっかり詐欺

2021-11-10 01:37:00 | 近況
引越し断捨離でフリマサイトを利用していて陥った「売ると買ってしまう」という罠に陥り、そしてもっと恐ろしい罠にもかかってしまいました。


写真はイメージです

上の写真はまったく違うものですが、素敵な「セリーヌ」のバッグが安いなとうっかりポチってしまいました。

すると直後に「発送しました」というお知らせが・・・いくらなんでも数秒で発送は不可能です。怪しいと感じ「発送方法は何でしょうか」とメッセージを送ったところ、どことなく不自然な日本語で答えが・・・あああ、外国人・・・。

その後、よく情報を読んでなかったと見直したら、ううう、評価まだなしの出品者ではないですか。

*評価とは取引をした相手からもらうフィードバックで、1取引で1フィードバックがつきます。これがないということは、実績&信用がないということ。

バッグが送られて来ないか、偽物が送られてくると直感しました。

しかしサイトのシステム上、購入者が品物を受け取った通知をしないことには出品者にお金が支払われないので、何かは送られてくるということに気づく。

果たして、通常の日程より2日くらい遅れて届きました。中国から!!!

開けて確かめると、ブランドロゴのついた箱と布袋の中から新品のバッグが!中古を買ったはずなのに。

そのバッグはよくできていて、写真ではもちろん本物に見えました。実物もかなり精巧にはできています。金具にロゴも刻印してあるし、中のポケットの中には製品ナンバーも丁寧に印字されています。デザインが素敵なので偽物だとしても使ってもいいかもと思うほどキレイな作りなんです。

だがしかし、26,500yenも払って偽物を買うのは納得がいかないので、もっとよ〜くよ〜く吟味して、ショルダーのひものしなり方が皮革ではなく合皮ぽいカーブを描くのと、全体にシャープさが5%くらい足りないのも合皮のせいだと断定!

販売者に「中古のはずが新品で正規品に見えないので返品したい」旨をメーセージしましたら、いきなり返信に送り先住所が来ました。

*販売者は偽物を本物と偽る詐欺なので、私が騒ぐことを恐れているはず。

やれやれと速攻でバッグを返送しました。

ところが、それからがなしのつぶてになってしまいました。宅配便の追跡をしたら2日前に受け取られています。

*販売者が取引をキャンセルすれば、私に返金されます

親切にもキャンセルして欲しいメッセージも送りましたが、このままにしておいたとしても販売者にお金が入るわけでもないのに一向無視。システムをきちんと理解する日本語力が足りないのか?それともブツを取り戻したらあとはもうどうでもいいのか?両方か?

ついにフリマシステム事務局に報告しました。ちゃんとキャンセルしてくれたら報告はしないであげようと思ってたのに。

翌日には事務局が取引をキャンセルし、連絡もあり、返金もされ、やっとかかった罠から抜けられました。

フゥ〜〜〜

未だに偽ブランド品シンジケートチャイニーズマフィアっているんですね?!


家を探す楽しみ

2021-10-26 23:25:00 | 近況
引っ越さなくてはならないので、家探しをしています。



今住んでいるのは、都会の田舎、居心地の良さに気づいたらロンドンから帰国してずっと15年も住んでいるのでした!

写真の谷根千エリアという下町で、それでいてやはり都会。実はこのことに思い当たったのは、東京でも少し郊外に出ると同じような古い建物もあるのですが、谷根千はかろうじて山手線内に位置しているので密集度が半端なく、しかも大正の関東大震災で風上だったため焼けてないので路地がそのまま残り小さな家がくっつき、汚さを残す余地もないからなのです。郊外や田舎のもの侘しさとは打ち捨てられた大小の空間から発せられるイメージで、たとえ経年しても人の手で使われているものに侘しさはありません。

引っ越すにあたり、少しだけ家賃の安いところを探しているのでもうこの辺りはほとんど不可能で、少し周辺に移動せねばなりません。

それでも少しでも便利で安くてスペースの広いところを探しているので、はっきり言ってなかなかないです!

先週末も、間取り図と写真でいいなあ!と見にいったら1階が居酒屋とミュージックパブで上階への階段への入り口にゴミ箱がずらりと並ぶのがやっぱり無理・・・となりました。

ネットで探して、不動産屋さんとコンタクトとって、内見に行く・・・この繰り返しが1ヶ月ほど続いてぐったりです・・・

が!・・・物件情報と空家を見るのはなんだかとても楽しいです!

格安物件ですと小さめのビルも多く、個性ある作りに出会えます。新しい大型マンションもデザイナーの設計したオシャレな物件ならステキな個性に出会えるのでしょうけれど、3LDKでそれは、きっと予算も3倍くらいにしないとないでしょう。

ちなみに、もの好きさんのための変わった物件サイトというのもあるのですが、それはそれで厳選されているし、建築業界とのつながりも密な感じですのでリノベがきちっと入っていてそれなりのお値段がするのですね。

物件探しにふと疲れ切ってしまいそうになりましたが、なかなか見つからなければその分いろいろ見れると発想転換して楽しむことにします。

今思うと、ロンドン時代はどういうわけかほぼ1年ごとに引っ越しをしたので、やはり物件探しでいろいろな家を見るのが楽しかったです。その時に、「なぜあの家を借りなかったのか」と後悔した所はやはり古くて変わった作りでした。今度は後悔しないよう、変な所を見つけたら即決意しなくては!




久しぶりの原宿

2021-10-18 20:39:00 | 近況
コロナのワクチンも2回済みということで、表参道の小さなギャラリーに弟一家と行ってきました。10歳の姪にももう1年半会えてないのでどれだけ大人になっちゃったかな、とドキドキでしたが、まだまだ可愛らしい少女でした。

見てきた北岸由美さん「みてみて展」。すっかり10歳も楽しめたようでホッ。



まい泉のトンカツを食べて、フライングタイガーとキディランド見て、と久々の原宿でしかも久々の子連れコースでした。

ラフォーレ前の交差点で信号を待っていた時、義理の妹が「ここは未だにGAPというイメージだった」と言ったので、そういえばそうだったなと現在の東急プラザを見て思い出そうとしたのですが、

自分でもビックリ、あまりGAPのイメージもなくて(多分、ほとんど入らなかったから)そのまた前のビルのことを思い出してしまったのです。

調べたら「セントラルアパートメント」というハイカラな名前のガラス張りのビルで、1階は角がカフェ、そして中の方にはブティックが数店とガラス張りで見えるジムがありました。ジムという存在そのものが大人の外国のような世界に見えました。

どんどん思い出して外の一角には「MILK」があり、ネットを眺めていたら「ヴィオロン」というセピア調レースのドレスを売っていたブティックも思い出しました。

そして、私にとっては1番コアな場所だったのは、地下の「原宿プラザ」というごちゃごちゃしたブティックのフロア。迷路のような通路に小さい店がひしめきあっていて、それぞれの店が個性的でした。

ポイントはお小遣いで買える値段のお洋服も売っていたことです。買えるのなら本気で見ます。狭い店内だと店員さんとの距離も近いのですが、店員さんがまた超個性的な人が多く、ヒヨッコの私には別世界のオシャレ界の住人さんに見えました。内心(ダサいと思われてるだろうな)とビクビクなのだけど頑張ってショップを見ました。

今思うと、ロンドンの「ケンジントンマーケット」に近い香りがありました。キュン・・・80年代ロンドンにはもうしばらくキュンキュンしているのですが、灯台下暗し、80年代の原宿、青山も今は遠い昔、スマホ&携帯以前なので写真もあまり残ってなく、アンダーグラウンドの世界の記録は一体どこにあるのかわからないけど、ファッションの書籍を1冊見つけたので読んでみることに。



昔の雑誌を処分してしまったことも残念だけど、背伸びして歩き回ったブティックの記録は私の頭の中にしかないのかな。もう取り出せないくらい引き出しの奥に入ってしまった。

どんどんリリースされる今の映画やドラマの情報を追い、ファッションも毎年春夏と秋冬と何を着ようかとずっと今に生きてたけど、ふとしたことで思い出す過去もまた手が届かない宝石みたいなものだなと思い出した雨の日曜日でした。