Sofia and Freya @goo

イギリス映画&ドラマ、英語と異文化(国際結婚の家族の話)、昔いたファッション業界のことなど雑多なほぼ日記

久しぶりの原宿

2021-10-18 20:39:00 | 近況
コロナのワクチンも2回済みということで、表参道の小さなギャラリーに弟一家と行ってきました。10歳の姪にももう1年半会えてないのでどれだけ大人になっちゃったかな、とドキドキでしたが、まだまだ可愛らしい少女でした。

見てきた北岸由美さん「みてみて展」。すっかり10歳も楽しめたようでホッ。



まい泉のトンカツを食べて、フライングタイガーとキディランド見て、と久々の原宿でしかも久々の子連れコースでした。

ラフォーレ前の交差点で信号を待っていた時、義理の妹が「ここは未だにGAPというイメージだった」と言ったので、そういえばそうだったなと現在の東急プラザを見て思い出そうとしたのですが、

自分でもビックリ、あまりGAPのイメージもなくて(多分、ほとんど入らなかったから)そのまた前のビルのことを思い出してしまったのです。

調べたら「セントラルアパートメント」というハイカラな名前のガラス張りのビルで、1階は角がカフェ、そして中の方にはブティックが数店とガラス張りで見えるジムがありました。ジムという存在そのものが大人の外国のような世界に見えました。

どんどん思い出して外の一角には「MILK」があり、ネットを眺めていたら「ヴィオロン」というセピア調レースのドレスを売っていたブティックも思い出しました。

そして、私にとっては1番コアな場所だったのは、地下の「原宿プラザ」というごちゃごちゃしたブティックのフロア。迷路のような通路に小さい店がひしめきあっていて、それぞれの店が個性的でした。

ポイントはお小遣いで買える値段のお洋服も売っていたことです。買えるのなら本気で見ます。狭い店内だと店員さんとの距離も近いのですが、店員さんがまた超個性的な人が多く、ヒヨッコの私には別世界のオシャレ界の住人さんに見えました。内心(ダサいと思われてるだろうな)とビクビクなのだけど頑張ってショップを見ました。

今思うと、ロンドンの「ケンジントンマーケット」に近い香りがありました。キュン・・・80年代ロンドンにはもうしばらくキュンキュンしているのですが、灯台下暗し、80年代の原宿、青山も今は遠い昔、スマホ&携帯以前なので写真もあまり残ってなく、アンダーグラウンドの世界の記録は一体どこにあるのかわからないけど、ファッションの書籍を1冊見つけたので読んでみることに。



昔の雑誌を処分してしまったことも残念だけど、背伸びして歩き回ったブティックの記録は私の頭の中にしかないのかな。もう取り出せないくらい引き出しの奥に入ってしまった。

どんどんリリースされる今の映画やドラマの情報を追い、ファッションも毎年春夏と秋冬と何を着ようかとずっと今に生きてたけど、ふとしたことで思い出す過去もまた手が届かない宝石みたいなものだなと思い出した雨の日曜日でした。


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