自転車おやじのカリフォルニアゴールデン日記

ゴールデンレトリバーのジュリーのblogから、ロードバイクのブログへと衣替え。トライアスロンとサーフィンについても少し。

南カリフォルニア日本人ライダー集合!

2017-05-02 14:10:13 | サイクリング
きのう日曜日は非常に楽しく、非常に苦しい一日でした。


以前、うちから車で約1時間弱のSouth Bayと呼ばれる地域に住む日本人ライダーの方々と一緒に、「ドーナッツライド」という激しいライドに参加して以来、「また是非一緒に乗りましょう!」と誓いながらも、約1年が経ってしまいました。


そしてきのう、やっと1年ぶりに皆さんとの再会、そしてライドが実現しました。参加メンバーは、


- ロードバイク歴2年ちょいなのに信じられなく速いYUさん(きのうのリーダー)
- かれこれロードバイク歴20数年、チューブラー命ののSUさん
- アメリカ在住約20年なのに99%関西人、マウンテンバイク出身のHDさん
- 日本の実業団出身、こちらでもクリテリウムレーサのONさん
- トライアスリート上位入賞歴あり、元スイマーのKJさん
- 唯一私と同じOC在住、日本帰国時は東京から金沢まで自転車で行ってしまうKHさん
- そして断トツ最年長のワタクシ


の7人です。


ルートは、リーダのYUさんが考えてくれた「マリブお楽しみ山登りルート」です。





マリブというのは、うちから車で約1時間のところにある、LAの北西の海沿いにある高級住宅地です。私はこれまで何回もマリブに来たことがあります。でも、これまではすべて波乗りのため。自転車を乗りにマリブを訪れたのは、きのうが初めてです。


朝6時半にKHさんと待ち合わせして、マリブに向かいます。日曜日の朝なので、フリーウエイは渋滞もなく、7時半前にはマリブに到着。そして、準備をして集合場所スターバックスに向かいます。さすが、みんな自転車乗り。遅刻する人は誰も居ません。我々が普段やっているグループライドは、いつも定刻発車。遅れたら、置いて行かれるだけなので、時間には敏感なんだと思います。


スターバックスを出発してから、約15分間は平坦なPCH(Pasific Coast Highway)。80%はリーダーのYUさんが引いてくれたので、残りの6人は軽くウォームアップという感じでした。


そして、海沿いの道を離れ、山登りに入ります。リーダーから、「これから登りが約40分続きます!」とのアナウンス。「ちょっと急ですが」とリーダーが付け足します。そして、登り出して少し経ってから、「確かに急だ」とみんなが思い始めます。登り始めてから5分位経つと、コンスタントに12-15%の傾斜の坂が続きます。





最初はリーダーに付いて行こうと頑張っていましたが、この先、どのくらいこの坂が続くか分からなかったので、付いて行くのを諦めました。これまで長い坂を登ったことはありましたが、ここまで急な長い登り坂を登ったのは初めてです。でも、この長い急な上り坂が、ライドの初めの方にあったのは、本当に幸いでした。これが、後半の方にあったら、苦しみは倍増していたと思います。


そして、登り始めて30分位経った辺りで、「プシューッ」という聞き慣れた音がします。パンクしたのは、チューブラー命のSUさんの後輪でした。普段は、「おいおい、誰かパンクしたぞ」となるのですが、きのうは、「よくぞ、パンクしてくれました! やっと休めるぞ!」という感じでした。チューブラーは、タイヤの中にチューブが入っていないので、パンクするとタイヤを交換するしかありません。通常は最低30分くらいかかります。


私は、SUさんがパンクしたことを伝えるために、先を行くYUさんを追いかけます。5分位登ると、頂上でYUさんが待っていました。チューブラーのパンクの修理には相当時間がかかると思ったので、YUさんと一緒にSUさんがパンクした地点まで、坂を下りて戻ることにしました。


ところが、YUさんと私がパンクした地点まで戻ると、パンクの修理がほぼ終わっているではありませんか。パンクしてから15分位しか経っていません。さすがチューブラー命のSUさん。チューブラーのパンクをそんな短時間で修理するテクニックを持っていたようです。


そして、再び走行開始。15分位登ったところで、マリブの山の頂上に到着。





ここは、"Top of the World"と呼ばれているそうです。南の方には太平洋が広がり、北の方には"Valley"と呼ばれる地域が広がります。"Top of the World"と呼ばれるだけありますね。そして、この"Top of the World"で記念撮影。





頂上まで登って、これで登りも終わりかと思われたかも知れませんが、実は登りはまだまだ続きます。ちょっと長くなったので、続きは次回ということで。


では。