蕎麦厨風

三原市久井町で平成23年より開業しました。
蕎麦粉と蕎麦の実を使った創作料理を作っています。

長生ひじきに舌うごかされる

2024-02-28 20:45:42 | 料理

今年は閏年(うるう年)ですか。

柔らかに陽射しに香り立つ沈丁花、咲き始めました、

その隣に植えている実らない林檎の花も、誘われて膨らみ始めている、

蕎麦屋の庭も少しづつ華やいできています。

先日佐木島のお客様に頂いた長い生ひじき、少し天日干をしたと言われた、

小さな生ひじきは食べた事あるけれど、長ひじきの生は初めて食べます。

少しお水に浸して煮た、何という美味しさでしょう❢❢❢、

煮てもこりこり感がして、味付けもあまりしなくて充分美味しい、

適度の塩分に磯の香りがする、

天日干しの物はこんなにも違うのかと感動しています。

明日のコース予約のお客様、ひじきの美味しさを堪能してください。

蕎麦粉とおからのドーナッに変えたらおかわりをされるようになった、

時間が経っても柔らかいのです。

持ち帰りも希望されますが、沢山は揚げていませんので、

予め予約の時に言って下されば揚げておきます、よろしくお願いします。

蕎麦粉が高騰して苦肉の策で考えたのが、功を奏したのでした、

しかし、手間は何倍もかかりますが・・・。

昨日も買った、世羅のお豆腐屋さんのおからはとっても美味しいです。

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素敵な旅人。

お昼をまわって予約無しの一人の若い男性のお客様、

蕎麦にネギもわさびも使わず召し上がっていた。

何か話かけられたのだけど、忘れた・・・、

何処からですかと聞いたら東京から飛行機で来て、一人旅だと、

物静かな話し方に知性が漂う素敵な男性、一人でなんてもったいないね、

呉線で須波駅で降りて、バスで三原駅まで来てレンタカーを借りたそうな。

お客様もいなくなったのことだし、色々話をする、

これから何処に行くのかと聞く、世羅方面か東城に行きたいらしい、

尾道に行かないのと聞いたら、人の行かないような所へ行ってみたいと。

きんかん蜂蜜も、八朔ピールも美味しそうに召し上がっていた、

当店をネットで選んで来店くださってありがとうございました、

楽しい思い出旅になりますように。

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