雨にも負けず山歩き♪

青空を見上げながらも、しっかり足もとを見つめて歩く自然観察情報!

奥獅子吼山 2012冬

2012年02月23日 | 石川県の山

奥獅子吼山山頂を目指してラッセル隊が行く。。。


 2012/02/19(日)  奥獅子吼山で わかんハイクを楽しむ   
                                                                                                                                                               石川県白山市



ひめ神社(70020)→林業試験場登山口(735)→第1鉄塔(945)→第2鉄塔(1020)→
奥獅子吼山頂(11501300)→第2鉄塔(1400)→登山口(1450)→ひめ神社(1505



膝まで新雪のふわふわラッセル 。。。


2月に入って3度目の寒波襲来! 前日、お隣の富山県では市街の積雪が80cmを超え、
25年振りの大雪だったとか、
金沢市街も真っ白で早朝は氷点下3度だった。

駐車場から10分ほど歩いた登山口までの道路も凍結、まずはここで転ばないようにと慎重に!
林業試験場登山口(この時期は何処でも登山口)からカンジキを履いて、急登の杉林の中に入って行った。
時間が早かった事もあり、前日までの大雪で最初からトレース覚悟、参加者は15名だったので、
「 疲れないように、ラッセルは短い時間で交代しながら効率良く!」 とリーダー指示が入った。
列の後ろを歩いている時は、15名の足でしっかり踏み固められて、階段状になり楽々だった。
自分が先頭になっても、真っ更雪の第一歩な訳で、何故だかとっても張りきりたくなって、
何処を選んで歩いても、必ず後ろに皆さんが着いて来てくれる快感も楽しい♪

曇り予報で出発したが風もなく穏やかな日となり、稜線に出た頃には一面青空で嬉しい好天。
 時々振り向くと、眼下に見えていた鶴来の街が、白一色で美しい。

途中で単独山行の元気な若い男性が加わり、更に勢いもついてカンジキ隊は絶好調!
予想以上に新雪は深く、夏道を外してのエスケープも積極的に、予定のタイムより若干速く山頂に到着した。
それでも4時間以上かかっているので、登り応え十分の奥獅子吼山であったと言える。

山頂では、途中で一緒になった富山のグループと単独2組と我々で21名、
近くの山々「高三郎山・大門山・見越山・奈良岳・大笠山・笈ヶ岳」などは綺麗に望めたが
白山は薄雲がかかり、逆光でもあり鮮明ではなかったが望むことができた。

 持参のスコップで円形のテーブルを作り、山では何よりもご馳走の熱々うどん鍋を頂いた。
午後からは雲がわき、太陽が隠れると途端にゾクッと寒くなり、温度計を見ると氷点下5度を指していた。
素手では指が凍りそうだったので、お椀を持つのも手袋をしたままであったが (^^ゞ
お代わりもできて満腹! 標高928m、氷点下5度での暖かい鍋はとても有難い。

下りでは敢えて急坂を下り、フカフカ過ぎる雪に足を取られて転ぶ人続出だったが、
心地よい汗をかき、あっと言う間に(カンジキ下山ではお決まり)
登山口へと戻ってきた。

 
 
登山口…ここからカンジキで右手の杉林に入る。       1時間後には青空が広がった。
 



最初の鉄塔を過ぎると展望が開け、真っ白な鶴来の街や手取川、ゴンドラ山頂駅や稜線が望めた。


 
 林道との交差点…カーブミラー         前を横切ったウサギの足跡 。。。。
 

 
ラッセル…深いところは膝上



キラキラ輝いていた、踏み跡のない白銀の世界。


 
  3組合同ラッセル                  山頂近くでは木々も白い。


展望良し、山頂に到着!



4組ほぼ同時に到着で、一人は山スキーの男性だった。



山頂からの展望


ふかふか雪の下りは最高に楽しい


 
下りでは踏み跡のない新雪を自在に歩くのが楽しい ♪ 足元軽快…あっという間の下山。




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8 コメント

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ラッセルご苦労様 (こしのしらやま)
2012-02-24 12:56:39
気持ちいい新雪、誰も踏み入れていなの純白の聖地を壊して行く、征服感でワクワクしますネ。でも甲斐なしなのでラッセルはいつも途中ギブアップ!
このコース残雪期しか登ってません、林業試験場から林道間でカタクリが咲き始め、第一鉄塔付近から残雪でした。
単独ラッセル登山!!夢です?
また誰か様の暖かい恩恵を受けて登ります。

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Unknown (立山の麓から  )
2012-02-24 13:56:39
こんにちは。
天気にも恵まれ素晴らしい登山でしたね。
白銀を踏みしめて(ラッセル)楽しそうですね。
TOP写真見たら私も同行したくなりした。
手取川が見える風景素晴らしい!

この日の登山は大満足で疲れも感じなかったのでないでしょうか。
北陸もようやく春めいてきましたね。
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こしのしらやまさんへ (snoopy)
2012-02-24 15:31:45
コメントを頂きありがとうございます。

「白銀の聖地」本当にそんな雰囲気でしたね、壊したくないけど団体となると容赦なくです (^^ゞ
奥獅子吼山には鉄塔が多いので偽足跡が多く、残雪期に足跡を辿るのは要注意のようです。
昨春に、足跡を辿っていた単独女性が道迷いで警察に救助要請し、通りがかった我々が同行下山しています。
まだまだ新雪の今なら、天気が良ければ見通しも良く読図もできて、単独ラッセルもOKかも?
人がいないと怖い気がするけど、白銀の世界に自分だけ…そんな一時も良いですね!
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立山の麓からさんへ (snoopy)
2012-02-24 15:46:11
コメントを頂きありがとうございます。

TOPの写真を見ていると、当時の雰囲気が思い浮かぶので、
ドラえもんのどこでもドアのように、このまます~っとあの団体の中に入って行けそうな気がします (^^ゞ
街も山も白一色の世界と言うのは、この日、特に午前中独特のものでした。
心地よい汗をかいて心地よい疲れでした。

今朝の新聞には、バス会社のさくら特集が載っていました。 春はすぐのようですね!
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Unknown (立山の麓から  )
2012-02-24 16:15:47
こんにちは。
追記です。

【立山の麓から】は奥獅子吼山でなく、ここの山にいました。
http://blogs.yahoo.co.jp/sikisai366
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立山の麓からさんへ (snoopy)
2012-02-24 19:43:45
見えます見えます、ヒツジとウサギ…。
やはり植物博士? 立山の麓からさんの目の付けどころが違うので、
吉峰山では、春がすぐそこに来ているのだと感じますね!
クロモジの氷漬け…自然界ではあんなことになっているのですね!
剣岳も望めて、身近な里山での楽しい散策の様子が伝わってきました。
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気持良さそう! (へぼつり師)
2012-02-27 22:41:00
snoopyさんこんにちは。
相変わらず気持良さそうな山歩きしてますね。
私はまだ雪の奥獅子吼経験ありませんが、
トップの山頂近くの画像は素敵ですね。
大勢の皆さんでトレースを付けていく姿は
圧巻です!
これでコンデジですか?露出補正バッチリですね。
才能かな!!!

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へぼつり師さんへ (snoopy)
2012-02-27 23:05:52
コメントを頂きありがとうございます。

大雪のち晴れ…2月の日曜はお天気に恵まれました。
ここまで大雪だと目標の山頂もしっかり見えて、周りの眺望も全く別物でした。
トップの画像は私もお気に入りです (*^^*)v
ソニーのコンデジ、サイバーショット、雪モードで撮って露出補正なしです。
どうやら才能よりも、お天気が味方してくれたようです。(^^ゞ

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