黒部川の源流を訪ねて…北アルプスのど真ん中を行く。。。
9月21日(金) 折立登山口~三角点~太郎平小屋~薬師沢小屋(泊)
9月22日(土) 薬師沢小屋~雲の平~祖父岳~岩苔乗越~高天原山荘(泊)
9月23日(日) 高天原山荘~高天原峠~大東新道ルート~薬師沢小屋~太郎平小屋(泊)
9月24日(月祝) 太郎平小屋~三角点~折立登山口
<2日目> ① 薬師沢小屋~雲の平~祖父岳
<2日目> ②祖父岳~岩苔乗越~高天原山荘
祖父岳への道中に見られた花
足元に広がる、花の終わったチングルマの群生
祖父岳を下山…黒部川源流の地に立つ!
岩苔乗越の手前、この辺りを下って行くと、黒部川の源流 があるとのことだった。
時間の関係で特に見に行くことはなかったが、
あの大きな黒部湖(黒部ダム)の原点(源流)だと思うと、感激もひとしお (@_@。。
ダムの先に果てしなく続く、黒部渓谷に思いを馳せる!
祖父岳から30分の下山…岩苔乗越 で小休憩の後
ちょうど後ろに隠れていて文字は見えないが、三俣山荘の反対側、高天原方面に出発!
岩苔乗越~高天原山荘までの道中では、花と実が多く見られた!
シロツメグサ イワギキョウ
ウサギギクの群生 ??
ヒョウタンボクの実 木イチゴの実
グミ?のような実 サンカヨウの実
午後からは雲が出てきたが、水晶池経由で高天原に向かう
静かなたたずまいの 水晶池
岩苔乗越から1時間半弱で水晶池に着いたが、曇り空でガスも出て来た為
水晶岳が鏡のように映る光景は見られず、残念!
水晶池から50分くらいで 高天原山荘 に到着した!
屋根の変形がかなり目立っていて、今にも崩れそうな気配 ^^;
予めHPなどでチェック済みだったとは言え、実物を見てかなり心配になってきた。
部屋の床や柱もかなりの傾きで、寝ている間に布団ごと滑って行くのではないか?と思うほど^^;
そして天井には、ナイロンの袋がズラリと下がっていた!
もしやこの雰囲気?ナイロン袋さんは雨の日に大活躍するのでは?…今日は晴れで良かった(>_<)
廊下や食堂の明かりには、ランプが使われていてとても情緒があった!
到着早々に、河原の露天風呂に向かう!
露天風呂は登山道の反対岸にある為、この岩の上をポンポンと渡って行く…
水かさが増した日は、ちょっと危ないかも?
雨が降り続いた後も、温泉の温度が低くなってしまう為、入浴は出来ないとのことだった。
露天風呂は何箇所かあるようで、囲いのない露天に男性が2人入ろうとしていた(中央右岸)
左の石垣の上、スダレで囲ってあるのが 女性用露天風呂 で
右上が男性?ではなく 混浴 と書かれていたが、囲みのない露天風呂だ!
クマザサの茂みの中にも、小さめの女性用露天風呂があった。
こちらは囲みのある女性用の露天風呂で、お湯は乳白色。
靴や脱いだ服を何処に置こうか?と思うくらい脱衣所が狭かったが(ないのかも?)
お風呂は、こんな場所にしては思っていたよりも広く、5人で入っても余裕の広さだった!
山荘からちょっと遠い(徒歩30分)のが難点で、このお湯を山荘まで引いて来れないものか?
そんな暇と経費があったら、まず小屋の修理のほうが先かな ^^;
今日のような天気の良い日に、ここまで辿り着けた者だけが入れると言う
幻の温泉だからこそ、価値があるのかもしれないなぁ?
2日間歩いて辿り着いた、サバイバルな温泉野天風呂に、とっても満足
ちなみに、高天原山荘の営業は毎年7月初め頃~9月いっぱいのようなので
営業が終われば手入れも出来なく、この露天風呂のお湯も一旦抜いてしまうらしい。
年に3か月もないチャンスに訪れる事が出来て、天候も良くてラッキーだった(^-^)v
<3日目> 高天原山荘~高天原峠~大東新道ルート~薬師沢小屋~太郎平小屋
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