雨にも負けず山歩き♪

青空を見上げながらも、しっかり足もとを見つめて歩く自然観察情報!

浄法寺山~丈競山

2011年07月05日 | 福井県の山

群生していた コアジサイ


      2011/06/26(日)  浄法寺山 (1052.8m)~ 丈競山 (1045m)     
                                          福井県永平寺町



和気の岩(7:30)→管理棟P(8:50~9:00)→青少年旅行村登山口(9:05)→南側展望所(10:25~30)
→冠岳(10:35)→東側展望所(10:50)→浄法寺山(11:55~12:00)→南丈競山(12:35~13:05)
→浄法寺山(13:40~50)→冠岳(14:40~45)→びんつけ地蔵(15:00)→しし岩(15:30)→
つつじヶ原登山口(15:45)→青少年旅行村登山口(15:55)→管理棟P(16:00~10)~入浴~和気の岩(18:10)



現地看板より


ササユリ と コアジサイ に迎えられる!


久々に福井県まで遠出!  金沢市内の我が家からは車で約2時間の距離だ!
R364経由、永平寺町から林道に入り、浄法寺山 青少年旅行村キャンプ場の中(管理棟前)に登山口があった。
登りは冠岳経由で浄法寺山~南丈競山まで、下りは冠山からつつじヶ原を通って、つつじヶ原登山口へ
冠山までの登り、冠山からの下り、二つのルートは大きく雰囲気が異なり、2度楽しめる

登山口の標高は460m、浄法寺山までの標高差は600m程だが、
冠山を経由で一旦下り、浄法寺山から南丈競山までも一旦下るので、目的地までの距離は長い。

駐車場奥にある管理棟の前を通って右手、「ふくいのおいしい水」と書かれた清水小場が登山口で
看板の通り、竹筒から流れる冷たいお水は、とても美味しかったので味見の価値あり!

登山口から登り始めて直ぐ、周りの木々は花盛り、遠目でも残雪かと思う程、真っ白の木々が数多く
今回可憐な姿で登山道両脇に咲き、目を楽しませてくれた一番の群生は、薄紫色の コアジサイ だった。
小振りのアジサイと言った感じだが、樹高が低く花も葉も小さくて、花は白っぽいものから濃い紫まで
そして、奥獅子吼山では見られなかったササユリも、ちょうど登山道で花開き、薄いピンクが可愛かった。

冠山までの1時間半程はとても急登、一部滑り止めの杭が打ってあったり、ロープが張られた個所もあったが
粘土質の赤土だったので、雨が降った時には避けたい場所であり、下りには要注意だ!

冠山の少し手前に南側展望所があり、永平寺の街並みが眼下に見える。
そこから10分強で到着した冠山山頂では、これから目指す浄法寺山や南丈競山がクッキリと見えていた。
冠山は三叉路になっていて、左は下りに使う予定のつつじヶ原方面、右は一旦下って浄法寺山への尾根に出る。
浄法寺山を目指して15分程進むと、右手に少し入った場所に東側展望所があり、そこにも立ち寄ってみた。

尾根に取り付いてから、ナツツバキの木は多かったが花にはまだ早く、途中にはブナ林も多い。
浄法寺山にはちょうど12時頃に到着したが昼休憩とせず、山頂での展望をしばし楽しんだ後は
予定通り先に進み、30分程で南丈競山に到着して、立派な避難小屋の前で昼休憩とした。

白山は雲に隠れていたが、近くの山々、富士写ヶ岳や大日山、法恩寺山のスキー場などが見えていた。

この日の予報は晴れだったが、梅雨の季節、山のお天気は気まぐれ…
下りではサッと小雨が降ったり霧雨が降ったりしていたが、気になる程ではなく逆に涼しいくらいだった。

冠山からは予定通り進み、しばらくは平坦な登山道であり、ここもまたコアジサイの群生が見事!
途中でびんつけ地蔵にお参りして、そこからは5分程進むと行き止まりとなっていて
左手直下の大岩場を、しし岩辺りまで一気に高度を下げ、青少年旅行村方面へ下る事になる。

この下りもまた難関と言えば難関だったが、ロープや岩を上手く利用できるのでなかなか面白く
しし岩を過ぎた辺りからは、展望のあるなだらかな登山道となり、左手に大きく聳える黒岩も一望できる。

ちょうど、ロッククライミングを終えたのだろうか?それともロープワークの練習だったのか?
黒岩に取り付く2人の男性が見えていて、黒岩はそう言う場所であった事を知った。

しし岩経由の登山口にでて、林道を横切り、バンガローやキャンプ場の見える遊歩道を10分程で
管理棟や水場のあった登山口駐車場へと戻り、帰りはたけくらべ温泉で汗を流して、金沢への帰途に就く。

反省点として、この計画、遠出や急登を考えれば、集合時間を1時間早めた方が良かったようだ!
山頂での昼も食べるだけで終わってしまい、せっかくの温泉もカラスの行水、帰宅時間も予定より遅れた。


登山口に美味しい清水 。。。


 
案内看板の後ろに 「ふくいのおいしい水」 あり!


ササユリが満開!


  
食べれる実らしかったが名前を忘れた (^^ゞ                 ウツギ



ササユリ … 登山道のあちらこちらで、花だけ顔を出す!

  
    
ピンクのササユリ    白いササユリ    三連       蕾       ??


 
??                         ??


赤土の急登や岩場の急登あり!


 
雨の日は要注意!                岩場の急登にはロープ!


冠山 山頂に到着!



右ピークが 浄法寺山、中央に小さく避難小屋が見えているのが 丈競山



 
右が浄法寺山                展望台案内の丸い看板


花の道は続く 。。。



シモツケ (落葉低樹) … ちなみに良く似た シモツケソウは草であるとのこと。



登山道の両脇、見事に群生していた、薄紫色の コアジサイ



コアジサイ のアップ (ややピンボケ)


 
サワフタギ … 遠目で白い木々に見えていた正体は、ヤマボウシかサワフタギか?



ギンリョウソウ


トンネルを抜けると そこは …



トンネルのように木々が覆い、その光の先には何があるのだろう?と思えた場所


浄法寺山 山頂に到着!



光の先 … トンネルを抜けると、そこは山頂だった! (展望台あり)



 
   浄法寺山 山頂の二等三角点       丈競山へは、再び反対側のトンネルに入る!



浄法寺山 山頂展望台からの 丈競山(中央) … 直ぐ左に見えるのは富士写ヶ岳


丈競山を目指す!


 
赤兎山にも似た雰囲気の尾根を行く! (中央 丈競山) 道中では色鮮やかなツツジも見られた。


 
アカモノ                      ウラジロヨウラク


避難小屋のある 丈競山 に到着!



丈競山 山頂の避難小屋


 
とても頑丈そうな造りのログハウス風             小屋にはストーブあり



 
誰かがケルンだと言っていたけど、中には石彫りのお地蔵さん?  (右)は白山宮と書かれた石碑?


下りは小雨に降られる 。。。



丈競山 山頂から、浄法寺山方面(右ピーク)


 
浄法寺山に戻ってきた! 左のトンネルから出てきて、帰路はまた反対側のトンネルに突入!


 
途中、気持の良いブナ林を抜ける。          今度は冠岳の三叉路を右に!


 
つつじヶ原への登山道は綺麗に刈り込まれていた! もしかしてササユリも根こそぎ?(右)びんつけ地蔵


ここから一気に高度を下げる!


 
行止まりの案内板から、左眼下に一気に下る!          大岩とロープの連続!

 
この岩だけは足場がなくて滑るので注意!             枝に掴まり更に下る!


 
ミヤママンネングサ … しし岩付近に数多く群生していた 星型の黄色い花



岩場の下りが続く …



岩場の下りを振り返る! この岩は登りもけっこう大変そうだ!


獅子?



岩場の最後に しし岩 があった。


しし岩を過ぎると、楽な登山道になる。


 
黒岩 でロッククライミングを楽しむ男性2人。。。


 
(左)つつじヶ原コースの登山道入り口に戻り、バンガローのある車道を外れて、近道で管理棟Pに戻った。





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