雨にも負けず山歩き♪

青空を見上げながらも、しっかり足もとを見つめて歩く自然観察情報!

日本海と太平洋の分水嶺の山 … 能郷白山(1617.4m)

2024年06月22日 | 福井県の山


山頂より下山方向の尾根


2015/7/12(日日本海と太平洋の分水嶺の山  能郷白山(1617.4m)

                                      温見峠登山口より(200名山・一等三角点)
 

金沢(600)→温見峠登山口(82040)→能郷白山山頂(1100)→山頂白山神社奥宮祠(1105~昼休憩~50
→能郷白山山頂(1200)→温見峠登山口(13451400)→お風呂(水芭蕉 15351635)→金沢(1735


 
     能郷白山GPS軌跡…往復歩行総距離(5.7km)・7月12日の天気図…台風の影響で日本海側と北海道で猛暑となった。


台風の影響で猛暑日となる!

 昨年、雨天中止となった能郷白山例会、今回はお天気に恵まれた?と言うより台風の影響で全国的に気温が上がった。
12日は猛暑日予報の中、クラブの参加者21名の大所帯となり
、2班編成で行く事にした。(私がリーダーでこの山をチョイス)

ちなみに能郷白山は、深田久弥が荒島岳と能郷白山のどちらを日本百名山に選ぶか迷ったという話が有名だとか!
結局、荒島岳が百名山入りしたが、能郷白山はのちに深田クラブによって、日本二百名山に選ばれたようだ。

 そして、能郷白山は日本海と太平洋の分水嶺となる山、200名山でもあり山頂には一等三角点があった。
今回の登山口である温見峠ルートは、R157号線沿いの福井県大野市と岐阜県本巣市の県境にあり、
駐車場がないので、峠付近の路肩に寄せて駐車する。



能郷白山登山口…温見峠岐阜県側は通行止めとなっていた。

先着の県外ナンバー車が数台止まっており、下山時にも登りの数組とすれ違っているので
 登山口の標高は既に1020mであり、半日でも登れる、まぁまぁ人気の山のようであった。
ちなみに登山口にはトイレがないので、
往復とも途中にある真名川ダムのトイレに立ち寄らせて頂いた。



最初は気持ちの良いブナ林


見つけた!ノウゴウイチゴ??



かと思ったけど、只の草花だった (@_@。ガックシ・・・

ちなみに、ノウゴウイチゴは能郷白山で発見されたことから名前がついた・・・と、以前に知った!


ブナ林を過ぎてからの1時間強は樹林帯の急登だった!


             
ロープありの急登が続く(先頭はB班)      前も急登で後ろも急登!(後続のA班)

薄雲が広がっていたので強烈な日差しは多少和らいだが、ゆっくり登っても皆さん汗だくとなり、
額からポタポタ落ちるほどの汗、30分毎に水分補給の休憩を入れながらの登りであった。



振り向いたら白山!・・・のはずが (+o+)



この辺り、本来なら視界が開けた後方に白山の姿も見えるのだが、
振り返っても福井の周辺の山々と荒島岳が淡く見えるのみであった。




アザミの花ロード。。。

樹林帯を抜けてからは登山道両脇に鮮やかな赤紫のアザミの花が目立った。



 前半の急登とは一変、1492mピーク過ぎからの後半約1時間は、ルンルンの尾根道だった。


能郷白山山頂(1617.2m)に着いた!



山頂は笹に囲まれて眺望はないが、一等三角点があった。



山頂より5分ほど先の、白山神社奥宮祠に向かうも、ガスで眺望なし!(晴れれば360度の眺望)



山頂付近から祠まで、イブキトラノオが群生して咲いていた。


祠前の広場で昼休憩!



白山神社奥宮祠(能郷白山神社)

山頂付近ではガスっていて期待の眺望は無かったが、祠の周辺はイブキトラノオが花ざかりだった。
ガスのお蔭で昼休憩は涼しく過ごせて、今回ばかりは大いに助かった!とも言える? (*^_^*)


下山開始!再び山頂を通る。



山頂を過ぎて下山方向



下山時の眺望も淡い山々であった。


   

   
登山道両脇に一番多く咲いていたのはアザミの花で、コアジサイも多く咲き残っていた。
 他には、ギボウシ、カラマツソウ、トリアシショウマ(?)マルバダケブキ、ユキザサ、オオカメノキ(実)etc 


覚悟の急下り! 



登りでの急登は下りでも要注意!この付近落石しやすいガレ場だった。


 
新入会員2名の初参加登山でもあり、B 班とA班の中間で見守るリーダー(私)(^^ゞ



急下りが終って、登山口目前のブナ林



温見峠登山口・・・21名全員元気に無事下山。


帰宅後、夕方のニュースでは福井市の最高気温が35.7度の猛暑日、金沢市では33.4度の真夏日だったと発表があった。

下山後の反省会でも、思ったよりは登りがきつかったとの意見があったのは、ゆっくりでも体に影響が出る程の暑さと、
標高差にして400m程の連続急登が続いたからだと思われた。
単純標高差が600m程なので、距離はない代わりに、約3分の2が急登の山と言う計算である。

 下山後は勝山温泉センター「水芭蕉」で汗を流して清算後に解散となった。
水芭蕉は、レジャー帰りの猛暑日らしく駐車場は大混雑、天然温泉でトロトロの良いお湯で疲れも取れたのだが、
入浴料金が昨年は510円、今回は一気に650円に値上がりしていた。(^^ゞ





コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 白馬八方尾根スキー場に出か... | トップ | 鑓水観音山(402m)…春を探し... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

福井県の山」カテゴリの最新記事