雨にも負けず山歩き♪

青空を見上げながらも、しっかり足もとを見つめて歩く自然観察情報!

今庄365スキー場~鉢伏山

2024年05月23日 | 福井県の山

鉢伏山山頂


2024/5/22(木) 今庄365スキー場~峠の茶屋~鉢伏山(標高761.8m)


今庄365スキー場(9:05)→峠の茶屋(9:45~50)→山頂(10:20~11:05)→分岐で車道に入る
言奈地蔵(11:35)→今庄365スキー場(12:00)


色々あって、5年ほど山から遠ざかっていたのだったが、6月1日開催の「夜叉ヶ池山開き」に誘って頂き
久し振りに参加を決めたのは良いが、毎週のように山に登っている皆さんに着いて行けるか不安(+o+)
と言う訳で、未踏みの山ではあったが、自宅からも近い「鉢伏山」へ足慣らし山行に行くことに前夜急決まり!

急決まりで大変!長年しまい込んであった「登山靴・ザック・ストック・雨具・帽子・服・靴下etc…」
長い間履いていなかった登山靴や古いスニーカーで、靴底がパカッと剥がれた経験があるので
見踏みの山の道迷いより、引っ張り出してきた道具がちゃんと使えるのかが最も心配であった(^^ゞ

今庄365スキー場に到着して、登山準備をしていたら「365温泉やすらぎ」のスタッフの男性に声を掛けられた。
どのコースを登り下りするのか?下山時間は何時頃か?とまぁこんな話の最後に熊鈴は持っているか?
あっ!そうだった!昨秋はクマの目撃情報が頻繁にあって、夜の一人歩きは危ないと言われていたのだ!
鈴は自宅にあったのだけど、そこまで頭が回らず忘れてきたのである。
お貸しします!と言って、立派な鈴を持って来て下さり、気を付けて行って来て下さいと見送って頂いた。

ザックに鈴を取り付けて歩き始めたら、今度はスキー場の芝刈りの仕事をしていた男性に声を掛けられた。
山頂眺望の話の後に、数年前の土砂崩れで、言奈地蔵付近から上は車が通行止めになっているとの情報を頂く!
計画では分岐からの下山は車道を歩く予定だったので、徒歩なら大丈夫と聞いて安心する。
皆さん地元の方達なので、何度も鉢伏山に登っておられるとの事、有難い気遣いに感謝である。


 
鉢伏山(3D)GPS軌跡と地図上のGPS軌跡


今回は、低山だけど初めて登る山でもあり一人登山なので、YAMAP(無料会員)に入会させて頂き
この地図を参考に登りました!自分の歩いたログと現在地が分かり、見ながら歩けて有難かったけど
そのログをダウンロードするには、何と!有料会員にならなければ駄目のようです。
が・・・後日発見したのが、3D画像と画面コピーと言う裏技?取りあえず何気に発見したのです(^^♪
(昔は、山旅ロガーと地図ロイドを使いこなしていたんだけど、YAMP無料は地図2枚までだし、入会迷うなぁ)


熊鈴付けて準備良し!天気も良し!



スキー場なので広々喉かな登山道、途中からしばらく草が茂る急登!



車道出合から直ぐ、木の芽峠(峠の茶屋)に寄り道



約550年前の家屋(峠の茶屋)人影はなかった。


 
永平寺を開かれた「道元禅師」の墓                     平重盛の墓


鉢伏山の様子をラインしていたら、娘からの返信で情報メールが来た!
峠の茶屋は、秘境に住むと言うTV番組で放映された事があり、その時は前川と言うおじいさんが住んでいたらしい。
平清盛の長男が平重盛で、重盛は前川さんの36代前の先祖との事である。
下山後に365温泉の方に聞いてみたら、先祖の家屋と墓を守って住んでいたおじいさんは、
2年位前に亡くなられたが、
私有地の為、今も身内の方が時々手入れに来ているのだそうです。

平重盛は紫式部の先祖である話が有力説を、チラッと読んだ記憶があったが、真相はどうなんだろう?




山頂直下のクワットリフト終点付近にあった、今庄365展望台…福井と滋賀が一望できるのだとか!
ここ数年は営業していない。


 
木の芽峠分岐からの登山道は、(かなり急坂を覚悟すれば)軽自動車の4駆なら登っていける舗装道で
実際にリフト終点で測量の仕事をしていた、軽トラのお兄さんが教えてくれた。
途中まで左手に並行して、北電の整備道らしき登山道も見えていた。


初めましての山頂に到着!



奥行きあり過ぎ!予想よりかなり広い!朝倉氏によって築かれた鉢伏山城跡地のようだ(標高762m)



一番奥におなじみの看板発見!遠目では白熊さんかと思ったけど、
近くで見ると尻尾長くて可愛い顔!もしや冬毛の白いオコジョ?北はこっちと教えてくれてる。



山頂から敦賀湾一望だけど霞んでいて残念だった!



この~木、何の木…の下で昼休憩!ちょっと寂しかったけど貸切(^^♪
山頂は電波状態が不安定で、下山途中で娘からラインが来た!
ススキの茂みの中に三角点があるらしく、探してみて!との事だったが
もしや、木のやや左に見えている白くて四角いやつ?だったかも?
久し振りの登山で、いつもは気にしていた山頂三角点の存在も、今日はすっかり忘れていた(^^ゞ


車道出合から予定通り車道を下山!


 
言奈地蔵の案内(ここから300m先)             工事の人が言っていた崩壊した道路
 


車道で楽々…下りてきた~ (^^)/


足慣らし山行としてはゆっくり歩いて、下山予定は13時であったが、12時ちょうどに下りて来られた。
長い間歩いていないので、山筋も衰え膝の負担が心配だったが、いつもよりザックも軽く、意外と元気に戻れた(^^♪
365温泉では熊鈴をお返しして、お互いのスマホの画像を見せ合い、しばし山談義!のち温泉で汗を流して自宅に戻った。





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