雨にも負けず山歩き♪

青空を見上げながらも、しっかり足もとを見つめて歩く自然観察情報!

2009年初登山は…牛岳

2009年02月14日 | 富山県の山


牛岳へと続く、雪の林道に不思議な穴がいっぱい…よく見たら枯葉の足跡?。。。


2月11日(火・祭) 2009年初登山…牛岳(987m)に登る  
                 
                                 
 国土地理院の地形図

牛岳スキー場P(6:45)→スキー場発(7:20)→赤とんぼ広場(8:10)→二本杉休憩所(8:55)
→鍋平(9:10)→牛岳(牛嶽神社 9:35)→山頂三角点(9:50~10:00)→牛嶽神社(10:15)→
鍋平(10:30)→二本杉休憩所(10:40)→ジュッカの山(11:00~昼~11:30)→牛岳スキー場P(12:50)


久しぶりの休日早起き^^; 月明かりの中、自宅を出発!

2009年に入って、今日が私の初登山だ!!
午前中だけでもスッキリ晴れて欲しかったが、夜が明けたらあいにくの曇り空だった。
やっぱりカンジキハイクになるのかなぁ~と、
ろくに手入れもしていないカンジキを、リュックに詰め込んで来たが
雪は締まっていて早朝は気温も低いため、しみのり状態でカンジキいらず!
午後の日差しで雪が溶けて、下りはカンジキが必要だと話していたが
予想を遥かに上回ったコースタイムで往復できた為、やはりカンジキいらずだった!

下山予定16時30分が、何と!…12時50分に下山してしまった!

と言うのも、昨年の冬に牛岳を目指したが、ちょうど大雪の後で
ラッセルが大変で途中撤退を強いられた!…と言うことがあったらしく
今回も、雪に備えての予定コースタイムだったからだ。

余裕があったら登ろうと言っていた回り道、ジュッカの山にも行く事が出来て
今回のタイムは、夏道よりも早かっただろうとのこと!
決まった登山道はなく見通しも良くて、自由自在に歩けるのだから
これが冬場の、里山登山の楽しみの一つだと言えるかな (^^)v


 
出発はここ、予定していたリフトは諦め、広いゲレンデのリフト直下を歩くことになり
天気の崩れを予感させる分厚い雲が覆う中、牛岳スキー場のリフト乗り場を出発した!
(雪が盛り上がっているのは、スノーボーダー用のジャンプ台)

土日祭日のリフトの運行は、一番速くて7時半~となっていたが、
実際は従業員が各自移動し、安全点検の後になる為、8時少し前にならないと乗れないとのことだった。



ゲレンデから、剱岳・立山三山・弥陀ヶ原…晴れていたらどんなに素晴らしかっただろうか?
このロケーションで滑れるのだったら、多少雪質が悪くても一度は滑ってみたい!
と言っても今は2月中旬… 今年はもう雪が降らないのかなぁ?



スキー場から徒歩で約50分、赤とんぼ広場(現在地)の近くにあった看板
もしリフトを利用していたら、ここまでで30分位の時短になったと言うところだろうか!

今回はスキー場のゲレンデから入ったが、他にも入山ルートが何ヶ所かあるようだ!
現在は廃止になっているユートピアゲレンデの下にも、車道が埋もれているらしく
春先になれば、牛嶽神社直下まで車で行けるとのこと!
そんなお気軽に登れる山だったとは知らなかったなぁ…
今回雪に埋もれて、影も形もなく確認できなかった山頂の「二等三角点」も、いつか見てみたい。


 
左手には山頂へと続く尾根や、ユートピアゲレンデが見えている気持のよい林道を歩いた。
適度な個所に屋根付きの休憩所や展望台もあり、日差しの強い夏には重宝しそうだ!



林道から見る、セントラルゲレンデピーク(左)とユートピアゲレンデ(右)の位置関係。



二本杉休憩所から見えた、砺波平野の散居村の風景

ここは名前通り大きな杉の木が二本あり、三段の滝へはここから入るとの案内看板もあった。
出発から1時間半余り、林道はここで終わり、いよいよ登山道へと入って行く!



二本杉休憩所から、尾根沿いを本格的に登り始めて、ブナ林の中にカモシカを発見!
熊じゃなくて良かったぁ…熊さんは冬場は冬眠だったっけ^^;
他にも、小動物らしき可愛いトレースがたくさんついていた!
うさぎリス…食べ物はあるのかな?



ついに山頂に到着!…おっと!この雪の盛り上がりはいったい何だろう?
夏の雰囲気を知らないので、何だか異様な地形に見えたが
実はこの盛り上がりは、雪の下に階段が隠れていて、階段の上には牛嶽大明神さまが祭ってあった。

そして左手にはコンクリート製の鳥居と、またも立派な展望台兼休憩所があった!
しかもトイレ→と書いてある…山頂にはトイレも完備していたのだ!凄い!!



下からは見えていなかったので、獅子2頭(狛犬?)のお出迎えに驚く!



牛嶽大明神牛嶽神社)…やはりコンクリート製なのは、豪雪の山頂にある為か?
隣には立派な解説版が付いていたが、読む暇もなく更に奥の三角点を目指す!



牛嶽神社から15分ほどで、二等三角点のある山頂に着いた!(どっちが山頂か?)
右端のピークが牛嶽神社、中央奥がリフトのピーク、辿って来た尾根が一望できた。

遠くの山は霞んでいたが、山頂からの眺めは素晴らしい…

車で来れて、立山連峰を一望できる展望台と言えば、呉羽山展望台が皆の知るところであるが
牛岳に来て初めて、呉羽山とは別の魅力を発見!

散居村で知られる砺波平野が一望できて、運が良ければ日本海も見えそうだった!
そして、右を向けば立山連峰…

道中、ぼんやりだが槍ヶ岳の頭が見えていたので
晴れた日に、もう一度ここに立ちたいと言う想いがつのる。



更に右を向けば…模様のように重なる山々の谷と尾根…(画像は逆光)
白い線に見えているのは、利賀川沿いの山道のようだった!



 ここは下山途中の二本杉休憩所より、ジュッカの山への分岐!
登り20分位で、この辺りがジュッカの山頂かな?と思える場所に立つ!
特に目印の看板はなかったが、そこを山頂と決め昼食休憩後、
林道合流点へ下山の予定が、先人のトレースに着いて行ったらやや行き過ぎたようで
ちょっと危なめのトラバースに挑戦!気付いたのが早かったので、2~300m位の誤差のみだった。
パノラマ展望台の横を通り、無事に林道合流点へ…
そしてまた、スキーヤーを横目にゲレンデを下り、スキー場駐車場に戻った。



今朝の登りでは、リフトのある人工降雪側を歩いた為、
まさかここまでとは気付かなかった、ゲレンデの積雪状況!
駐車場にも全く雪はなく、関係者もハラハラしながらこの状況を見守っているのだろうか?

お天気は、日中は時々晴れ間も覗いたが、
午後は雨との予報通り、林道の下り辺りから小雪が舞い始めた!
冬山に半日いても、思ったほどの寒さは感じられなかった。


 2009年干支の山名…牛岳
牛嶽大明神にお参りしてきたので、何か良いことありますように…


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2 コメント

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ご褒美? (イタイタkakashi)
2011-02-07 10:28:09
昨日は除雪サンデー、金沢市も町内のあちこちで除雪する人々の姿を見かけました。生憎私は腰を痛めて、声かけて励ます役割。大変でしょうが、天候もよく、雪を楽しんでおられるようにも見かけました(ごめんなさい!)。自然は良くも悪しくもいいですね。生活に刺激と変化を与えてくれます。小鳥の姿や温泉なども自然からの働いたご褒美でしょうか?
返信する
イタイタkakashiさんへ (snoopy)
2011-02-07 18:06:30
コメントありがとうございます。
干支登山…今年は赤兎山に行きたいですが、林道が埋まっていますね!
確かに…笑えるくらいの雪山を目の前にして、これはもう楽しむしかないです!
小鳥に会えたり温泉に入れるのも、田舎での楽しみの一つです♪
腰は大丈夫ですか? 早く元気になってまた山行を楽しみましょう!
と言う私も、今年はまだ一度も例会には参加できていないのですが (^^ゞ
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