白雲去来

蜷川正大の日々是口実

戦いすんで日が暮れて。

2009-04-24 16:05:15 | インポート

四月二十三日(木)晴れ。

 六時半に起床。上の娘の学校が給食がなく弁当なので、家族の起床が早くなった。それに合わせて私も、起床。九時に、東京で佐久間五郎氏と待ち合わせているので、七時五十八分発の新宿ラインにて東京行き。お世話になっている方にご挨拶の後に、横浜へトンボ帰り。自宅に戻り、近くの中華屋で昼食を済ませた後に事務所へ。

 いつもながら事務所は、資料や本、送られてくる機関誌の山で、ゴミ屋敷状態である。誰かに手伝わせて片付ければ良いのだが、何処に何があるのか分からなくなってしまうので、自分でやらざるを得ない。いつも時間がないと、言い訳しつつ、先延ばししているが、ゴールデンウィークに片付けようと思っている。

 新潮社との戦いが終わった。百パーセント納得したわけではないが、謝罪検証記事も出たことだし、それ以外にも様々な形で謝罪を受けた。これ以上戦いを進めてゆけば消耗するだけだ。五月一日発行の、弊社の機関誌に、その詳細を掲載する。その他、一水会の機関紙「レコンキスタ」と阿形充規先生のホームページでも、その顛末を公表する。

 これまで私を支援して頂いた、マスコミ関係者、友人、同誌諸兄に衷心より厚く御礼を申し上げます。特に、島村が北海道に立ち寄ったとの情報から、草莽塾の坪岡公康氏や仏心塾の田中清元氏、学純同の前田伏樹氏、大行社北海道総本部の谷口壽美雄氏らと相計って、大動員をかけて、札幌にて「新潮社の虚報を糺す集会」を開催させて頂いたこと。講師として札幌に同道して頂いた山浦嘉久先生や木村三浩代表などにも御礼を申し上げる次第です。北海道の社友会の方々にも感謝しております。先日、報告会を行った、在京の諸先生と同志の方々の存在も大きな力となりました。

 またお気遣いを頂きました、大行社の三本菅啓二先生にも心から御礼を申し上げます次第です。

 考えてみれば、我々と全く関係ないにもかかわらず、「野村ファン」を装って、下らぬ意見をこのブログに書き込んだり、説教がましいことを言ってくる無責任な連中の何と多かったことか。自分では何一つ行動しないくせに、一人前に人の批判だけをする。では自分でやってみろ、と言うと、必ず返って来る言葉は、「自分は運動家ではないから」とか「勤め人だから」との常套句。冬の寒い日に、自分はコタツに入っていながら、他人は、外を歩けと、言うのと一緒である。 自分の意見があるならば、堂々と発表すればいいのだ。そういった努力を惜しんで、世の中の不正を糾したり、他人のことをとやかく言う資格などない。

 とにかく一軒落着。詳しくは、二十五日発売の「WiLL」をご一読下さい。もっと詳しく知りたい方は、五月一日発行の弊社の機関誌「燃えよ祖国」をご一読願います。


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酒を控えています。

2009-04-24 08:06:28 | インポート

四月二十二日(水)晴れ。

 朝食の後に事務所へ。体調はイマイチである。午後一番で、紹介された耳鼻咽喉科へ行く。声のかすれと喉の違和感がずっーととれない。簡単な検査の後に、大学病院を紹介される。面倒である。

 事務所に戻り、機関誌の準備に取り掛かる。今回の特集は、「新潮社との戦い」である。例の実名報道に対する検証と、「WiLL」には書けなかったものを、全て入れた。また、各新聞の社説、解説文や、かつて「噂の真相」に書かれた「赤報隊報道」の検証文などを掲載する予定でいる。

 六時近くに帰宅。酒を控えているので、夕食に力が入らない。さっと食べて、また机に向かった。元気なし・・・。

0476 

南出喜久治先生の新刊本です。(国書刊行会・定価1800円)です。是非、ご一読下さい。


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昭和五十一年上映の東宝映画「愛のなぎさ」を知っていますか。

2009-04-22 20:01:24 | インポート

四月二十一日(火)曇りのち雨。

 午後から雨になった。花粉症が中々治らないので、たまの雨はいい。一日、何処にも出かけずに、先週の入院でお世話になった方々にお礼の手紙を四通。その後、机に向かい、「燃えよ祖国」の特集号、「新潮社との戦い・実名報道の嘘を暴く」にとりかかる。
 

 実は、今月の二十五日発売の「WiLL」に、今回の週刊新潮の虚報の顛末について少々長い原稿を書いた。発売されましたなら、ご一読をお願い致します。
又、現在発売されている「週刊朝日」の記事、「週刊新潮をダマした『朝日襲撃犯』犯行ノート」の中に、私の原稿が掲載されていjます
。ご興味のある方は、ご一読下さい。
 

 また、いつも群青忌でお世話になっている映画監督の根本順善氏より、根本氏が監督をした東宝映画「愛のなぎさ」という映画のDVDをご恵送頂いた。
「愛のなぎさ」は昭和五十一年(一九七六)の上映で、ストーリーは、サイパン島を舞台に、被爆二世の青年と米軍パイロットを父にもった混血娘の恋を通して、未だに残っている戦争の傷痕を描いたラブロマンスだ。脚本は「神田川」の中西隆三氏。
 もう三十五年も前の映画だが、当然のように、今のサイパンとほとんど変わっていない。それでも「バンザイクリフ」に慰霊碑がほとんどないのと、ホテルの数が少ないのが、分かった。サイパン・ヒルトンホテルとあるのは、ダイヤモンドホテルか・・・。
 

 今年は、残念ながらサイパンに行く余裕がない。現地に居る友人たちとも、たまにメールでやり取りするだけでは寂しいが、諸般の事情から、今年は、見送ろうと思っている。

0475

  • 0474 囲み部分が、私の原稿です。


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新潮との戦いの報告会を行った。

2009-04-21 17:27:12 | インポート

四月二十日(月)晴れ。

 朝食の後に、九時半から歯医者。正午前に自宅に戻り、外出の準備。午後は二時から、川崎の「憂国清心同友会」の事務所において、戸張龍雄筆頭議長のインタビューを行う。以前、私が行っていた「民族派団体紹介」の再会である。二時に、大行社の丸川仁本部長と待ち合わせて、事務所へ。戸張議長とは、もう長いお付き合いをさせて頂いている。こういったお付き合いの中でのインタビューは気心が知れているので楽しい。約、一時間半ほどお話を聞かせて頂き、三時過ぎに丸川本部長と共に事務所を後にした。

 品川で大行社の本部に行くという丸川氏と別れて新宿へ。今日は、五時半から新宿の某店で、「新潮社との戦い」の報告会を行う。参加メンバーは阿形充規先生を初めとした抗議団、犬塚哲爾、市村清彦、木村三浩の諸氏と私。その他に、親しい団体の方々で支援を仰いでいた、忠孝塾愛国連盟の藤元正義先生、大日本一誠会の渡辺謙二先生、敬天新聞社の白倉康夫先生、日本人権擁護協会の小川勝正先生、正気塾の中尾征秀郎先生、統一戦線義勇軍の針谷大輔議長の十一名である。

 犬塚先輩と私が経過を報告。木村代表が新潮社との最終交渉を報告して、意見交換。終了後は皆で食事を共にした。その後、阿形先生のご好意で、一軒転戦。一時間ほどで解散。犬塚、市村、木村、針谷の諸氏と、民族派の梁山泊の観を呈している「フェボナッチ」へ。十一時半、市村氏のご好意に甘えて針谷議長と帰宅。


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新潮の謝罪記事への各紙の反応。

2009-04-21 15:18:25 | インポート

四月十九日(日)晴れ。

 良い天気である。今年初めて、半袖を着た。午前中は、家族総出で自宅の掃除。午後からは、山下町の「ドンキホーテ」へ買い物に行ったが、結局、目当ての物が無くて、近くの家電量販店に行った。ついでに夕食の買い物を済ませて帰宅。夜は、七時に松本佳展、サエちゃん両名が来訪しての食事会。十時過ぎに解散。

 「週刊新潮」の四月二十三日号、「『週刊新潮』は、こうして『ニセ実行犯』に騙された」という十頁に渡る、「謝罪・検証記事」が発表された当日、五大新聞の全てが、その事に触れて書き、私が知る限りでは、NHKや民放のニュースでも取り上げていた。皆、一様に新潮の「謝罪記事」を批判しており、あらためて「責任」を追及する論調に終始している。

 例えば、当事者である、朝日新聞は、「同誌(注・「週刊新潮」)は、『だまされた』と被害者であるかのような立場を強調し続ける。こうした対応が雑誌ジャーナリズム全体への信用低下を招きかれない」。と厳しく批判し、翌、十七日の「社説」にも、「『騙されただけではすまぬ」として取り上げていてる。

 東京新聞も、社説に「雑誌報道の自殺行為だ」との見出しで、「謝罪しながらも『誤報から100%免れることは不可能」などと被害者めいた言い訳をつづるのは読者に失礼だろう。こんなタイトルで十ページも使った特ダネ級の扱いには商魂すら疑ってしまう。(中略)『売れさえすれば』とセンセーショナリズムで雑誌をつくるとしたら、自殺行為だ」と批判。さらに「こちら特報部」で二ページにもわたって、「ジャーナリズムの危機」「メディア劣化の懸念」との特集記事を掲載した。

 産経は、一面に「新潮、誤報認める」とのタイトルで、「スクープ扱いの記事が一転、メディアのありか方に禍根を残す結果となり、同誌のの信用失墜は避けられない」と書いた。さらに三面に、「病根の深さ噴出」として様々な分野のジャーナリストの意見を掲載している。当然、コメントを寄せた方々の意見も、「ジャーナリズムの在り方について憂慮」し、新潮の姿勢に批判的である。

 毎日は、一面に「新潮、誤報認め謝罪」「編集長『うそ見抜けず』」との見出しで、新潮社の姿勢を批判。社会面では「編集長『被害者』強調」と、早川編集長とのインタビューの様子を書いている。

 読売も大きく報じた。まず早川編集長との一問一答を掲載し、島村の手記を巡る動きと新潮社側の見解の推移を対照表にして表し、「早川編集長は、『手記』の掲載に踏み切った判断について『真実相当性』をあげた。だが、このような釈明をすることこそが前代未聞の虚報を生んだといえないだろうか」と、週刊新潮のスクープが、「誤報」ではなく「虚報」であると、断定している。

 今回、週刊新潮に引導を渡したのは、何と言っても島村の「オレは実行犯ではない」という証言であったことは言うまでもない。詳細については言えないが、私には、島村が、絶対に他社に逃げ込むとの確信があった。そしてその通りになった。新潮社が「スクープ」を行うという執念よりも、我々の「恩師が辱められた」ことの名誉を晴らす、執念と信念が勝った、ということだろう。しかし「勝った」とか「嬉しい」とかの感慨はないし、決して満足をしているわけではない。野村先生の門下生として当然のことをしただけだ。 敢えて言うならば、先生の墓前に報告できることが一番嬉しい。


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