tvN『ロマンスが必要2012』
初放送：2012年6月20日
放送時間：水・木、午後11時
演出：イ・ジョンヒョ、チャン・ヨンウ
脚本：チョン・ヒョンジョン
登場人物：チョン・ユミ、イ・ジヌク、キム・ジソク、キム・ジウ、カン・イェソル、キム・イェウォン、イン・ギョジン、チョン・ギョウン
■チュ・ヨルメ役(チョン・ユミ)
いつも率直でさっぱりしている。ソクヒョンに対してもそうだ。いや、そうだと思った。それでクールに彼との6回目の契約恋愛を始めた。これまで結構たくさんの男と付き合った。しかし人生で最も重要な男はいつもユン・ソクヒョンだった。ソクヒョンはヨルメにとってもう一人の自我であり、鏡を見るように通じる男だ。とても似ているからだろうか。今までの恋人よりはるかにたくさんのケンカをして、仲直りをした。そんな彼との関係が揺れ始めた。ソクヒョンのために不安で混乱していたある日、振り返って見るとそばにシン・ジフンがいた。軽くさりげなく近づいてきたシン・ジフン。彼が言った。運命の女に出会ったと、そしてヨルメはすぐに悟った。その女が自分だということを。
■ユン・ソクヒョン役(イ・ジヌク)
ヨルメが幸せになれば良い。ただし他の男と。ところで変だ。幸せなヨルメを見ると怒りが込み上がる。苦しくて死にそうだ。ある日、ヨルメが他の男と会っているということを知った。デートに行くヨルメをきれいに装わせ、色々と説教をしてアドバイスした。ところがある日、ヨルメとシン・ジフンがキスするの見て変わった。怒りが込み上げてどうすることもできない感情に陥り始めた。幸せなヨルメの顔は見たくなかった。この感情はいったい何だろう?
■シン・ジフン役(キム・ジソク)
ロマンチックな楽天主義者。相手に傷を与えずに望みのものを手に入れることができる男だ。柔軟なので現実と夢の間で均衡をよく保っていた。ヨルメに会うまでは。自身のカフェに訪れるヨルメがたびたび目についた。癇癪を起しても、すぐにっこり笑う彼女を見るのが楽しく、それで好きだと告げた。ところがヨルメは冗談で受け入れた。それだけでなく浮気者と思っているようだ。ヨルメにとってジフンは隣人、それ以上ではなかったので。
■ソン・ジェギョン役(キム・ジウ)
率直で闊達な性格、完ぺきなボディと美しい顔。そのうえ概念にあふれたクールな姉御気質の容貌まで加わって、誰からも羨望のまとだった。しかし派手な外面とは違い、中は腐るだけ腐った状態だ。夫イ・ジャンウの徹底した計略で世間は彼女に石を投げ、やっと維持していた結婚生活は破綻した。滅茶苦茶になった事業と、非難する世間に対して堂々としていたかった。それで彼女はハイヒールを履いて顔を上げた。
■ウ・ジヒ役(カン・イェソル)
個性の強い二人の友、ヨルメとジェギョンに比べて、ジヒは角のない丸い砂利のような女だ。 ホジュンと交際し始めたとき、彼が人生の最後の男だと考えた。全てが完ぺきで、在り来たりな自分にエッジになる男! 自身が交際できる最高の男だと信じた。しかしこの男、関係が深くなるほどに変だ。そして悟った。あ、この男、私を不足な女と考えているんだと。そしてホジュンから、女として屈辱的な言葉を聞いた日、テウに出会った。
■■ 企画意図 ■■
自分の話のようで、友人の話のようで…女なら誰でも共感できる現実的で率直な恋愛の物語。終わった恋愛を追憶し、甘いロマンスのときめきをプレゼントする『ロマンスが必要2012』は、見ると恋愛したくなるドラマだ。愛という単語は一行では整理できない。愛という言葉に付随する多くの単語。ときめき、嫉妬、傷、背信、欲望、所有欲、別れ…しかしその単語の前にどのように対応しなければならないか、誰も教えてくれなかった。いや、教えることもできなかった。『ロマンスが必要』が恋愛に対する正解を、与えてくれないかもしれない。しかし恋愛に対する多様な価値観を持つ登場人物と、彼らの率直で無作法なエピソードを通して、私たちの人生の永遠のキーワードである愛について共に話してみたい。
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