幸せの深呼吸

幸せは自分の中にある。
幸せは自分が決める。

路上の消毒剤散布、コロナ除去に効果なし 健康上のリスクも WHO

2020-05-17 | 医療、健康

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200517-00000012-jij_afp-int

世界保健機関(WHO)は16日、複数の国で実施されている路上での消毒剤散布には新型コロナウイルスを除去する効果はなく、むしろ健康上のリスクが生じると警告した。

 WHOは、コロナ対策の一環で実施されている清掃や消毒に関する文書で、「路上や市場などの屋外で消毒剤を散布したり薫蒸したりすることは…消毒剤がほこりやごみによって不活性化されることから、COVID-19(新型コロナウイルス感染症)ウイルスなどの病原体を消毒する方法として推奨されていない」と指摘。

 さらに、道路や歩道は新型ウイルスの感染原とはされておらず、屋外であっても消毒剤を散布すると「人間の健康に危険」を及ぼす恐れがある指摘した。

 また、人への消毒剤散布については「いかなる状況下においても推奨されていない」と強調。「身体的にも精神的にも害を及ぼす可能性がある上、感染者が飛沫や接触によってウイルスを拡散させる可能性が減るわけでもない」と説明した。塩素などの有毒な化学物質を人に散布することで、目や肌の炎症や気管支けいれん、胃腸への影響が起きる恐れもあるという。

 またWHOは、消毒剤を散布しても薬剤が直接触れたところにしか効果はないという研究結果を挙げ、「消毒をするのであれば、消毒剤に浸した布や雑巾を使って行うべきだ」とした

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まざると危険!アルコール代わりに注目される次亜塩素酸ナトリウムと次亜塩素酸水の違いは?

2020-05-17 | 医療、健康

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200517-00010002-suitsw-life 略


そこでアルコールの代わりに注目を集めているのが「次亜塩素酸ナトリウム」です。漂白剤の「ハイター」やカビ取り剤「カビキラー」などに入っている、あの鼻にツンとくる洗剤です。「次亜塩素酸塩」と呼ばれることもあります。

そしてもうひとつ、にわかに注目を集めているのが「次亜塩素酸水」です。

ん?なにが違うの?そう、名前がとてもよく似ていますね。それで同じものだと混同して使ってしまう人もいるそうで、それはとても危険なのです。

まだまだ消毒用アルコールの不足が続きそうないま、「次亜塩素酸ナトリウム」と「次亜塩素酸水」の違いを、しっかり理解しておく必要があります。上手に使えば心強い消毒になります。

Suits WOMANの妊活診断でおなじみの笛吹和代さんは臨床検査技師で、以前はメーカーで製造現場等の衛生管理も担当されていました。そこで笛吹さんから「次亜塩素酸ナトリウムと次亜塩素酸塩の違い」をレクチャーいただきました。

次亜塩素酸ナトリウムは「まぜるな危険!」と「スプレー危険!」

ツンとくるあのにおい、「塩素系のにおい」などと言います。次亜塩素酸ナトリウムは、塩素系殺菌剤です。ph12以上という強いアルカリ性で、汚れやカビをガンガン落とします。ほかの洗剤とは「まぜるな危険!」と注意書きが。他の成分と反応すると人体に有毒なガスが発生する危険があるからです。

次亜塩素酸ナトリウムは現在、通販でも入手可能です。消毒用アルコールが手に入らない今、次亜塩素酸ナトリウムを使った消毒が有用とされています。しかし、これを消毒用アルコールと同じように使ってはいけません。

最近、ネットで見かけるのが「水で薄めてスプレー容器に入れてシュッシュすればいい?」「次亜塩素酸ナトリウムを加湿器に入れて使っても大丈夫?」といった質問です。

笛吹和代さんによると、「どちらも絶対だめ!」でした。

「次亜塩素酸ナトリウムはとっても殺菌力の強い殺菌剤です。水で薄めてもスプレー噴射すると空気中に飛散してしまいます。それを吸い込んでしまうと、粘膜などに傷をつけるおそれがあり、人体に悪影響を及ぼしますので絶対にやめてください。また次亜塩素酸ナトリウムで清拭をした場合もそのままにしておくと金属部分が腐食してきます。次亜塩素酸ナトリウムを使う場合は使用後に水拭きが必要になってきます。ですから、噴霧すれば知らない間にあちこちで錆が発生しているなんてこともあり得るのです」

100均のボトルは要注意

では、消毒剤としての次亜塩素酸ナトリウムの正しい使い方は?

「次亜塩素酸ナトリウムは漬け置きや拭き取りなどの方法で使用されることの多い消毒剤ですが、新型コロナウイルス対策として使用するのであれば拭き取りがメインだと思いますので、そちらについてお話ししたいと思います。

薄め方は後述しますが、容器に入った原液そのままを使用することはできません。必ず薄めて使用してください。薄める際は窓などをあけて換気をよくして手袋をはめて薄めましょう。できればメガネやゴーグルなどをすると、さらに安全だと思います。

その時、注意してほしいのが近くにお子さんがいないかの確認です。子どもは興味本位で触ったりしますので注意が必要です。保管もお子さんの手の届かない場所にしましょう。

使用する時は手袋をして行なった方が手荒れなどの心配がありません。希釈した次亜塩素酸ナトリウムをペーパータオルなどに含ませて拭き取りましょう。そして次亜塩素酸ナトリウムで拭き取り後は必ず水拭きを行なってください。

次亜塩素酸ナトリウム溶液の作り置きですが、希釈調整後どの程度保存が効くかは実際に実験をしてみないとわかりません。ですからできる限り、使用時に調整するのが望ましいかと思います。

調整した次亜塩素酸ナトリウム溶液を入れる容器にも注意が必要です。強アルカリに耐性があり、腐食しない容器が必要になってきます。100均などの容器は対応していないものが多いので、注意が必要です」

どれくらい薄めればいい?

次亜塩素酸ナトリウムの希釈方法を補足します。

消毒剤・殺菌剤メーカーのサラヤのHPの説明によりますと、食品添加物殺菌料として使用され、加熱せずに供する野菜の殺菌や調理器具の殺菌などに使われています。流通している製品は原液の濃度5~6%か、10~12%のものが一般的です。希釈の目安としては、ノロウイルス対策の環境清浄には200ppmに希釈とあります。

ppm(ピーピーエム)というのは%のように割合を示す単位ですが、%より規模がはるかに小さい。100分の1が1%なのに対し、100万分の1が1ppmです。ですから1ppmは1%の1万分の1です。ミクロの世界です。

ですから200ppmといっても、とっても薄い次亜塩素酸ナトリウム溶液になります。

では、6%の原液を買って、200ppmにして使うには何倍に希釈すればいいか。

原液6%=60,000ppm÷200ppm=300倍

300倍で希釈すればいいのです。10mlの次亜塩素酸ナトリウムなら3000ml=3Lの水で薄めればいいことになります。

*サラヤ参照 https://pro.saraya.com/sanitation/guide/info/info12.html

「希釈の仕方は県や区など行政のHPなどにも書かれていますので、そちらを参考にされてもよいかと思います。ペットボトルを使った希釈方法などが載っているHPもありますので、わかりやすいものを探してみてください」

https://suits-woman.jp/kenjitsunews/146996/

アルコール代わりに使えるか?今話題の「次亜塩素酸水」って何?

最近よく聞くようになった次亜塩素酸水ですが、次亜塩素酸ナトリウムとはまったく別モノです。

次亜塩素酸ナトリウムのように金属を腐敗させたり、“まぜるな危険”の表示がなかったりするため、以前から使い勝手のよい除菌剤として、特にノロウイルスが流行する時期にはよく話題にあがってきます

次亜塩素酸ナトリウムがとても強いアルカリ性であるのに対し、水溶液である次亜塩素酸水は酸性で、その濃度によって強酸性と微酸性があります。

2002年に厚生労働省から食品添加物として指定。有効性については厚労省が報告書を出しています。「有効塩素濃度を50mg/kg以上にすることで、大腸菌、黄色ブドウ球菌、MRSA、サルモネラ菌などが1分でほとんど死滅。一般的な手指消毒剤に使われる、塩化ベンザルコニウム及び次亜塩素酸ナトリウムの半分以下の有効塩素濃度で有芽胞菌に対し同等以上の殺菌効果が得られた」と報告されています。

市販の次亜塩素酸水の有効性、実はまだ不明

現在、通販などで入手できる「次亜塩素酸水」は微酸性の製品が多いです。ネットその有効性について、笛吹和代さんに聞きました。

「厚労省の報告書は、あくまでも食品添加物としての有効性を確認したものであって、手指など人の消毒に対しての有効性が確認されたものではありません。また、新型コロナウイルスは細菌ではなくウイルスであることにも注意が必要です。

次亜塩素酸水の有効性については、独立行政法人製品評価技術基盤機構が経済産業省の要請を受けて確認試験をしていくという発表がありましたので、今後の試験結果が気になるところです。

ただ、その試験はあくまでも電気分解法で生成したものを対象としており、ボトル入りで流通しているものは対象外とのこと。というのも、ボトルで流通しているものは本当に必要有効塩素濃度を維持しているかわからないからです。

また、最近話題の次亜塩素酸水の噴霧に関しても有効性は立証されていません。ウイルスを不活化させるだけの濃度であれば、人体に有害な影響を与えるのではないかという意見も耳にします。また経産省からの依頼で行なわれる試験もあくまでも“物”を対象とした試験がメインだという事です。

正直、次亜塩素酸水に関しては商品だけが独り歩きしている状況です。私もネットで説明を読んだりスーパーなどで商品を手に取って確認したりしてみましたが、結局のところ効果を保障するものが今一つわからないものがたくさん見られました。市販に流通している次亜塩素酸水に関しては、現状ではあまり過信しないほうがいいと思います。消毒・消毒と騒ぐ前にまずは手洗いをしっかりとすることが大切です」

<まとめ>

・ボトルで販売されている次亜塩素酸水は、有効塩素濃度が維持できているか不明
・厚生労働省が認めているのは、あくまでも食品の添加物としての効果である

・人に使えるかは現時点ではわからない
・加湿器などに入れての噴霧は人体に有害なリスクをもたらす可能性もあり、注意が必要
・消毒の前に、しっかりと手洗いをすることのほうが大切

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共用トイレにウイルスが蔓延…専門家が感染リスクに警鐘

2020-05-17 | 医療、健康

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200515-00010007-jisin-soci 略

新型コロナウイルス感染症対策専門家会議も、トイレでの感染リスクが比較的高いとして注意喚起している。

4月28日にはコンビニ大手のローソンが、店内のトイレの使用を休止することを発表(翌日、周辺のトイレ事情によっては、店舗の判断に委ねることに)。ローソンの広報室に話を聞いた。

「極力、トイレの利用はお控えいただいております。ただ、物流を担うトラックドライバーの方や医療従事者の方など、緊急性のある場合はスタッフに声をかけていただければご利用になれます」

感染を防ぐには、不特定多数の人々が利用する外出先のトイレを使わないことが原則になるという。

だが、買い物などで出かける際の駅のトイレや、職場のトイレなど、共用のトイレをまったく使わずに生活するのは難しい。その場合、どのように感染を防げばよいのだろうか?

札幌医科大学医学部微生物学講座の横田伸一教授は(1)ドアノブや洗浄レバーをできるだけ触らない、(2)トイレ後の徹底的な手洗いを推奨する。

「感染者が触れたドアやスイッチなどにはウイルスが付着している可能性があります。ただ、ウイルスが自分の手に付着してしまっても、それだけで感染することはありません。入念な手洗いでウイルスを洗い流すことで感染のリスクを大きく下げることができるのです」

手洗いの際には(3)タオルの共用を避けることに注意だ。

「トイレに限らず、感染症の予防ではタオルの共有は厳禁です。ウイルスは細菌とは違い、タオルで増殖することはありませんが、顔を拭くようなハンカチやタオルは自分専用のものを使いましょう」

トイレにおける感染のルートには、おもに「接触感染」と「飛沫感染」があるという。

ウイルスがついた手で顔などを触ることで粘膜から感染する接触感染は手洗いで防げるが、飛沫感染を防ぐには(4)流すときにはふたを閉める、(5)換気扇を回し、窓を開けて換気などが有効だという。

「勢いよく水を流すと便の中のウイルスが水しぶきと一緒に周囲に飛び散り、飛沫感染が起こります。さらには水しぶきより小さな粒子のエアロゾルが発生し、ウイルスが空気中に浮遊してしまいます。他人に感染させないためにも、水を流すときには必ず便座のふたを閉めましょう。また、窓を開けて換気することで、狭い空間で密閉されていたエアロゾルが希釈される効果があります。窓だけでなくドアを開けて空気の流れをつくることで効率よく換気できます」(横田教授)

また、飛沫感染の防止には(6)ハンドドライヤーは使わないことも重要だという。

「手を洗った後であればそれほどリスクは高くないと考えられますが、ハンドドライヤーの強風で水を吹き飛ばすことはエアロゾルを発生させることになります」

トイレでの感染を回避するためには以上のような注意点が挙げられるが、自分ひとりが気をつけるだけでは不十分。張り紙などによって(7)職場などの同僚にもルールを周知することも大事だ。

ウイルスが蔓延しやすい外出先のトイレだが、一人ひとりの心がけで感染リスクを減らすことはできるのだ――。

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「コロナで『死ぬリスク』が高い人の共通点は…」米専門機関が警鐘!

2020-05-17 | 医療、健康

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200516-00072362-gendaibiz-soci 略

新型コロナ感染「後」に危険な人たち

 まず、ガイダンスで新型コロナ感染後に重症化・死亡のリスクが高いと指摘されているのは以下の人たちだ。
・65歳以上の高齢者
・ナーシングホームや長期療養施設の入所者
・慢性肺疾患あるいは中等症から重症のぜんそく患者
・心臓の状態が深刻な人
・がん治療中の患者
・喫煙者
・骨髄・臓器移植者
・免疫不全症患者
・コントロール不良なHIV感染者およびAIDS発症者
・長期のコルチコステロイドあるいは免疫抑制薬の服用者
・BMI 40以上の深刻な肥満者
・糖尿病患者
・人工透析中の慢性腎臓病患者
・肝疾患患者
 若干解説を加えると、ナーシングホームは欧米の呼び名で看護師が常駐して医療や看取りなどを行う施設。日本で例えるならば特別養護老人ホームやサービス付き高齢者住宅のようなものである。
 がん患者では一部の抗がん剤がウイルスなどの微生物と戦う白血球を減少させるほか、白血病などの血液がんで骨髄移植を受けた人、拡張型心筋症などの重い心臓病や慢性腎不全などで臓器移植を受けた人は、自分の免疫が移植臓器を異物と認識して攻撃しないよう免疫抑制薬を服用している。
 また、まさに自分の免疫が自分の体を攻撃する関節リウマチ、潰瘍性大腸炎などの自己免疫性疾患患者では過剰に免疫が働かないようコルチコステロイドあるいは免疫抑制薬を服用している患者もいる。
 いずれも感染症にかかりやすい体内環境となっている。
 血糖値が高いことで血管や神経に障害などを起こし、脳梗塞や心筋梗塞などの心血管疾患、人工透析に至る腎不全などの合併症を起こす糖尿病では、高い血糖値による白血球の機能低下や血流障害による感染部位への白血球の不達で感染症に弱い。 
また、心血管疾患のある人が新型コロナウイルスに感染すると、炎症発生による血圧低下や肺炎発症による血中酸素濃度の低下で、体中に血液を通じて酸素を送る働きをする心臓が通常よりも過度な活動をしてしまい、心臓などの持病そのものが悪化しやすい。
 このように加齢や病気による身体機能、とりわけ免疫機能や肺機能が低下している人は新型コロナウイルスに感染すると厄介なのである。

80歳以上、心血管疾患持ちの「危険性」

 これらの人たちのリスクがどの程度高いかについては、米国医師会雑誌(JAMA)に中国の国立疾病予防管理センター(中国名:中国疾病預防控制中心、略称・中国CDC)のグループが発表した新型コロナ感染者4万4672人の解析データがある。
 それによると、40歳代までの致死率は最大でも0.4%に過ぎないが、50歳代では1.3%、60歳代で3.6%、70歳代で8%、80歳代以上では14.8%と右肩上がりに上昇する。50歳代ですでにリスクは大幅に上昇し、感染者の100人に1人以上、60歳代でも30人に1人以上が命を落とす計算だ。 
もう一つは持病による差である。
 持病の無い人の致死率は0.9%だが、心血管疾患(脳梗塞、狭心症、心筋梗塞など)患者では10.5%、糖尿病患者は7.3%、慢性呼吸器疾患(ぜんそく、慢性気管支炎、慢性閉塞性肺疾患など)患者は6.3%、高血圧患者は6.0%、がん患者が5.6%などとなっている。

「日本人の2~3人に1人」は重症化の危険

 では、このような人は日本にはどれだけいるのだろうか? 総務省統計局が発表している2020年4月時点の概算人口では、65歳以上の高齢者は3605万人。実に人口の28.6%を占める。また、米CDCがリスクが高いとして挙げた病気は高齢者に多いものの、非高齢者でも一定の患者を抱える。
 厚生労働省の患者調査(2017年度、推計値)によると、65歳未満ではがん患者が50万人、心血管疾患患者は59万2000人、糖尿病患者は99万6000人、慢性呼吸器疾患患者は4万1000人、ぜんそく患者が78万8000人、高血圧患者は226万7000人、肝疾患患者が10万人、これら合計で528万4000人。
 慢性肺疾患患者、ぜんそく患者、喫煙者はそれぞれの病気や習慣の影響で肺機能が日常的に低下し、新型コロナ感染による肺炎が重症化しやすい。
 また肥満の人は内臓脂肪が横隔膜を押し上げることでやはり肺機能が低下しやすいうえに、内臓脂肪の蓄積などで常に体内が慢性炎症状態にあり、そこに新型コロナが感染するとサイトカインと呼ばれるたんぱく質が内臓脂肪から大量の放出され、全身の炎症が進み、重症化すると考えられている。
 日本での65歳以上高齢者と65歳未満のリスクの高い持病を有する人の合計だけで約4100万人となる。
 これ以外に正確な集計不能な糖尿病以外を原因とする65歳未満の人工透析患者、コルチコステロイドや免疫抑制・調節薬の服用者などの合計はどんなに少なく見積もっても20万人程度はいるはずである。さらに国内の65歳未満の推定喫煙者(20~64歳人口にJT調査の成人男女喫煙率を用いて算出)1268万人いる。
 重複などを除いて見積もっても日本国内では新型コロナがハイリスクな人は約5000万人、約2.4人に1人はいることになる。実は多くの人にとって他人ごとではないのだ。

米CDCが示した「対策」と「注意点」

 米CDCでは「高齢者」「ぜんそく患者」「その他の基礎疾患保有者」「HIV感染者」に分けて対策を指示している。ただ、全部に共通して促している注意点がある。それは以下のようなものだ。
(1)なるべく家にいる
(2)頻繁に手を洗う
(3)他人とは約6フィート(約1.8メートル)、だいたい腕の長さの2倍
(4)具合の悪そうな人から距離を置く
(5)日用品など生活必需品は予めストックしておく
(6)頻繁に手を触れる場所は清潔にし、消毒する
(7)クルーズ旅行や重要でない飛行機搭乗は避ける 略

 いずれにせよ外出自粛は「玄関のドアを開けて外に出る頻度を減らす+外出時の立ち寄り先を減らす+立ち寄り先での滞在時間を減らす」ということだ。香港大学の研究では、今回の新型コロナウイルスは印刷紙・ティッシュ表面で3時間、木・布で2日、ガラス・お札で4日、ステンレス・プラスチック・サージカルマスク表面で7日も生存し続ける可能性があると報告されている。

(1)現在受けている治療を継続して良好な状態を保つ
(2)医師の指示なく治療を中断しない
(3)処方薬や必要な医療衛生資材は最低2週間分は用意
(4)医師などと相談の上、可能ならば処方薬や必要な医療衛生資材はさらに予備で2週間分以上を確保
 結局のところ、病気による免疫機能や肺機能の低下が新型コロナ感染時の重症化の原因であるため、治療を怠らず病気をコントロールすることが最優先ということである。
 ちなみに新型コロナウイルスは体内に入り込むと、肺などの細胞の表面にあるアンジオテンシン変換酵素2(ACE2)受容体と呼ばれる部分に取り付いて感染を起こすことが知られている。
 ところが高血圧や心血管疾患の治療で使われるアンジオテンシン変換酵素(ACE)阻害薬やアンジオテンシン受容体拮抗薬(ARB)は、このACE2の発現を高めるため、これらを服用する患者は新型コロナに感染した場合に重症化しやすいのではないかと一部の研究者からは指摘されている。
 しかし、欧州高血圧学会(ESH)、国際高血圧学会(ISH)、欧州心臓病学会(ESC)は、現時点で新型コロナ感染者に対し、ACE阻害薬やARBが肯定的あるいは否定的な影響を及ぼす科学的なデータは全くないとして、これらの薬を服用している患者はこれまで通り使用を継続するべきとの声明を出している。この点についてはこのCDCガイダンスも同様のスタンスを示している。
 その他、個別の病気での注意点の主なものを紹介すると、ぜんそく、慢性肺疾患の患者では、発作のトリガーになってしまうダニの死骸やホコリの吸い込み、たばこの煙などを避けるよう指示している。
 また、家族のいるぜんそく患者では、部屋の掃除はぜんそくを持たない家族に行ってもらうことを原則とし、その際にも以下のような注意点を列挙している。
・掃除中の部屋にはいない
・ぜんそく発作の原因となりかねない消毒薬の使用は最小限度に
・掃除中は窓やドアは開け放ち、換気扇を使って換気に努める
・消毒薬などは使用上の注意に従う
・使用上の注意で認められているならば、消毒薬などは対象物に直接噴霧せず、布やクリーニングペーパーに吹き付けてから使う 略

 オンライン診療は2018年4月から解禁されたものの、初診から3ヵ月以上受診歴がある慢性疾患患者に限られ、オンライン診療実施後も3ヵ月に1回の対面受診が必要などの縛りがあった。しかし、2月に政府の「新型コロナウイルス感染症対策の基本方針」で院内感染防止を目的に時限的・特例的に慢性疾患患者の再診ではこの縛りを外し、4月からは初診でもオンライン診療を可能にしている。このオンライン診療は特別なアプリやシステムなどは必要ではなく電話で可能。ただし、オンライン診療で向精神薬の処方はできないことになっている。また、院外の保険薬局で受け取る処方薬についても、医療機関から自宅近くの薬局に電子処方箋の送付や処方箋のFAX送信をしてもらい、そこで直接受け取ることも可能であるほか、薬局によってはさらに患者宅まで郵送・配送をしてくれる場合もある。略

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ツイートから5月17日の1 珍魚「アカナマダ」富山湾で捕獲 対馬暖流に流され?近年、目撃相次ぐ 

2020-05-17 | 徒然なるままに

太平洋側の温暖な海に生息する珍しい深海魚「アカナマダ」が15日に日本海側の富山湾で捕獲され、富山県魚津市の魚津水族館で計測作業が行われた。近年、富山湾での目撃例が相次ぐが詳しい理由は分からず、関係者は首をかしげている。

珍魚「アカナマダ」富山湾で捕獲 対馬暖流に流され? 近年、目撃相次ぐ (毎日新聞) - Yahoo!ニュース

太平洋側の温暖な海に生息する珍しい深海魚「アカナマダ」が15日に日本海側の富山湾で捕獲され、富山県魚津市の魚津水族館で計測作業が行われた。近...

Yahoo!ニュース

 

アカナマダは竜のように細長い体をくねらせて泳ぐ「リュウグウノツカイ」の近縁種で、深海を中心に浅瀬までの幅広い水深で生息できる。肛門から墨のような液体を出す「珍魚」としても知られる。2019年2月、富山湾で31年ぶりに発見され、同4月までに8匹を確認。今回が今年初の発見例という。
 捕獲されたのは全長105センチ、重さ2870グラムの雌の個体。15日朝、射水市の沖合約5キロ、水深約60メートルの海域に仕掛けたホタルイカの定置網にかかっていた。同市の新湊漁協から連絡を受けた同水族館の職員が漁港で引き取った際には既に衰弱。水族館到着時には死んでいたという。
 魚津水族館の稲村修館長(62)は「データが少なくて詳しいことは分からないが、対馬暖流に流されてきた可能性がある」と分析する。
 新型コロナウイルス感染防止のため同館は17日まで臨時休館。現時点でアカナマダの展示予定はなく、解剖後は冷凍保存されるという。

ドイツ 感染防止法は メルケル首相のワクチン強制接種法案を 除かれ 可決されました。 ワクチン強制接種は回避されたようです

これも激震。

: 河井夫婦の公職選挙法違反事件の元になっている自民党本部からの1億5000万円のカネの一部が、何と安倍首相側に還流している疑惑が浮上。地検特捜部は、その旨の証言を関係者から得ているという。検察庁法改正案巡り、検察VS安倍政権の暗闘が。

安倍首相が逮捕に怯える、河井夫婦公選法違反事件の闇(1・5億円の一部が還流!?)|アクセスジャーナル

 

アクセスジャーナル

 

 

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植物性乳酸菌&市販ヨーグルト乳酸菌「機能」「効果」&コロナのワクチン開発、百件超 日本普及は来年以降か

2020-05-17 | 医療、健康

動物性よりも、植物性の乳酸菌のほうが、腸に届いていいというのをTVでやっていて、免疫力強化に、お漬物を漬けて食べています。ぬか 京都の無農薬自然栽培の食べられるのがあるので(ぬかは放OOが集まりやすい部分なので、充分気をつけないといけない)、それで ぬか400g 塩50g水550gでぬか床を作り、1日目2日目とそれぞれいい野菜で漬ける。野菜の表面に乳酸菌がいる。その後3日お休み。それをあと2回繰り返したら、1か月ほっておいてもいいぬか床の完成。今挑戦中。買ってきたのは、発酵が進まないように、菌が止められているので、効果なしだそうです。塩だけでも、乳酸菌ができますが、塩が多すぎると、乳酸菌が死にます。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200516-00000094-kyodonews-sociコロナのワクチン開発、百件超 日本普及は来年以降か

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200514-00000022-sasahi-life&p=2 略

日本獣医生命科学大学教授の戸塚護さんに説明してもらった。
例えば前出のR‐1に含まれる「OLL1073R‐1」の場合、「ナチュラルキラー細胞の活性化や唾液中の免疫グロブリンA抗体量の増加」などの効果が報告されている。ナチュラルキラー細胞とは免疫細胞の一つ「NK細胞」のことで、免疫グロブリンAは粘膜で働く抗体「IgA」のことだ。「腸にいる免疫細胞が免疫グロブリンAを作り、ナチュラルキラー細胞を活性化します。ヨーグルトには腸内環境を活性化して免疫細胞の働きを高める効果が期待できるので、免疫力向上を陰で支えるヨーグルトに注目が集まっているわけです」食品・乳業メーカーは何千種類といわれる乳酸菌の中から、商品化できる菌の発見・開発に多額の資金と人材を投じている。戸塚さんは言う。「実際に製品に採用される乳酸菌はいわば、数々の試験をかいくぐって選び抜かれた『乳酸菌のエリート』といっても過言ではありません」ただ、「いい菌」の定義には変化の兆しも見える。これまで、いい菌とは胃酸や胆汁酸をかいくぐって腸まで届く強い菌のことだった。だが近年は、シールド乳酸菌やプラズマ乳酸菌など、生きて腸に届かなくても体内の免疫活動を活発化させる効果が報告されている乳酸菌も人気だ。たとえば小岩井乳業の「イミューズ」は生のヨーグルトだけでなく、グミやサプリメントとしても販売されている。腸内で生きていても、死んでしまっても、免疫力アップの手助けをする効果が期待できるのが乳酸菌の魅力です。腸内環境の改善と免疫アップという二つの効果を得るためには、ヤクルトのシロタ株など、腸内まで生きて届くことで腸内環境の改善に役立つヨーグルトと、免疫活性化の手助けをするような研究報告例がある機能性ヨーグルトの2種類を朝晩で食べ分けるといいかもしれません」食品である以上、継続して取り続けないと意味がない。特に乳酸菌の場合、多くは便とともに体外に排出されてしまうので、継続して腸内に届ける必要がある。大学や研究所が発表する研究論文では8~12週間摂取し続けてからの効果検証が一般的だ。ただし2~3週間でも効果が出ないわけではないという。略

コメントから

ヨーグルトに免疫アップを全く求めていません。
積極的には摂取しません。
しかしLG21はピロリ菌を除菌してくれたかも。
定期的に起きていた胃痛がLG21の摂取で
消え去ったのは確かです。
今は大好きなカスピ海ヨーグルトを
たまにお昼ごはんにしています。

僕はかつて胃腸が弱かったのですが...毎日、『明治R-1ヨーグルト』を夕食に食べる様にしてから、不思議な位に胃腸の調子が良くなりました。

後...不思議な事に、メンタル面も少し強くなった様に感じます。まぁそれは胃腸の調子とは関係が無いと思いますが...。

特保のR-1ヨーグルトが出始めた当時、インフルエンザが大流行し学校閉鎖が相次いだ。
愛媛の小学校でR-1を毎日子供達に飲ませたところ、インフルエンザにかかる子供がいなくなったと言うニュース特集を見たので、早速、特保の乳酸菌飲料を毎日飲むようにしたところ、ここ10年以上インフルエンザはもちろんのこと、発熱を伴う風邪も殆どひかなくなった。
私はヤクルトのジョアをスーパーが20%引きにする時にまとめ買いして毎日飲んでいる。
電車通勤している家族には少し高いR-1を飲ませている

菌の種類が合う合わないというのはあるが、決まった物だけ摂取するのも菌の多様性を失う事になると思うので、買う商品(菌種)は毎回変えてローテーションしています。
1種類に固定していた時よりも、おなかの調子が良いとは感じます。

R-1は特保ではないですよ〜。
しかも死菌が1700万個。それに対してヤクルト400は生菌400億。約2000倍以上の菌が入ってます!
菌が生きていることによりお腹の中を弱酸性にし悪い菌を住みにくくにし、悪玉菌を減らし病気のもとを抑えます。便秘や下痢の改善効果も期待。免疫の司令塔を介さずともNK細胞を活性化させ癌の予防にもなります。
健康な人でも毎日5〜6千個の癌細胞ができています。それらもNK細胞を活性化することにより抑えます。乳酸菌多い方が圧倒的に有利です!
今、段階的に発売されている、ヤクルトWも凄いです!乳酸菌の餌になり善玉菌がさらに増えるオリゴ糖がプラスされるシンバイオティクスです!
病院でも今、術後の感染症予防にも取り入れてられています。今製造が追いつかず全国展開されず。出たら早く飲みたい商品です!
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一般に信じられている集団免疫理論はどこがおかしいのか免疫の宮坂先生に尋ねてみました(上)

2020-05-17 | 医療、健康

TVを観て記事を書きましたが、分かりやすいこの記事。

https://news.yahoo.co.jp/byline/kimuramasato/20200516-00178807/ 略

テレビでもすっかりお馴染みになった免疫学の第一人者である大阪大学免疫学フロンティア研究センターの宮坂昌之招へい教授にテレビ電話を通じて質問してみました。
木村:加藤勝信厚生労働相が15日、献血された血液で新型コロナウイルスの抗体を調べたところ陽性率は東京都の500検体で0.6%、東北6県の500検体では0.4%だったと明らかにしました。
大規模抗体調査を来月から実施するそうですが、どんな意味を持つのでしょう。
宮坂氏:使われたキットがどこのものか公表されていません。抗体検査キットの中には精度も感度も悪いものがあります。今回の陽性率はかなり低く出ており、解釈が難しいと思います。
最近出た論文では14種類の抗体検査キットを調べた結果、満足に使えるのは3つだけでした。つまり抗体検査キットは今の段階では精度も感度も非常に悪い。陽性率が高く出てしまうキットは鼻風邪コロナを引っ掛けてしまう。
陽性率が低く出過ぎるのは感度が悪いのと、新型コロナウイルスの場合は免疫のでき方が非常に悪いことが関係しています。抗体がなかなか上がって来ないし、量も少ない。
これまでに出た論文で抗体のでき方と病気の重症率が調べられています。もし、良い抗体(善玉抗体)だけがつくられていれば、抗体の出現、増加とともに重症化率は下がらないといけないはず。
ところがこの病気では多くのケースで抗体の量が増えているのに重症化率も上がっています。一方、抗体の量が少ないのは軽症の人たちです。
抗体の中には少なくとも3種類のものがあります。善玉抗体と悪玉抗体と役なし抗体です。SARS(重症急性呼吸器症候群)や MERS(中東呼吸器症候群)では善玉抗体とともに悪玉抗体ができることが報告されています。
ネコのコロナウイルスのワクチンでは開発途中に悪玉抗体ができて病気が悪くなったという例もあります。HIV(ヒト免疫不全ウイルス)の場合には全てできる抗体が役なし抗体で、抗体がいくらできてもウイルスを殺してくれません。
こういう役なし抗体も新型コロナウイルスではできています。ですから単に抗体の量だけを見ても、本当にどの程度、正しい免疫ができたのか、よく分かりません。
じゃあ善玉抗体だけ測ればいいじゃないかという方法があります。
中和抗体測定法がそれです。試験管の中で培養細胞にウイルスをかける時にそこに抗体を共存させたならばどのぐらい感染が抑制されるか、ウイルスの感染度を中和する能力を調べる検査があります。
この測定法はバイオセーフティーレベル3のところでないとできません。培養細胞を持っていてウイルスを培養しているところでしかできません。普通の検査機関ではできません。
普通の検査機関では単にウイルスと結合する抗体の量だけを測っています。新型コロナウイルスの場合は3種類全ての抗体ができているのではないかとみられています。抗体検査キットにはそういう問題があります。
抗体の量だけ測って、機能は測っていません。
HIVの場合は抗体をつくることができても役なし抗体ばかりなので、ワクチンはまだできていません。新型コロナウイルスでも、こういうことが起こり得ます。
今まで見ているところでは、新型コロナウイルスは抗体のつくり方が弱くて、タイミングも遅い。抗体だけ測っていて良いのかということになってきます。
抗体検査による陽性率は、誰が測定するのか、サンプルの保存の仕方にもよります。PCR検査の陽性率から見ると、東京では10%を切っています(筆者注:累計で東京9.5%、日本全国6.9%)。
あれほどPCR検査を実施しているドイツで陽性率は6%ぐらい(筆者注:5.6%)です。100人で6人ぐらいです。このことを考えると、おそらく東京でも感染者は100人に数人かそれ以下でしょう。
ただし、抗体で見るともう少し高く出てくる可能性はあります。というのは、今の抗体検査キットでは鼻風邪コロナも引っ掛けてきてしまう可能性があるからです。どうも、出てくる数字はあまり信用できなさそうです。
一方、つい最近スイスのロシュが出した抗体検査キットは感度99%です。精度も高いので、そういうのを使うと、今の社会で何%ぐらい感染したのかが分かると思います。
フランスで調べたら4.4%しか感染していなかった、最も感染が広がっていたパリでも9~10%だったというパスツール研究所の報告が出ています。スペインでも5%だったそうです。
どの抗体検査キットを使ったのか、感度がどのくらいなのかという問題はありますが、メディアはわずか数%しか感染していなかった、やはりこのウイルスは集団免疫をつくりにくいんだという論調でした。
どうも、このウイルスは免疫を起こす力が非常に弱いし、起こっても遅い。抗体だけを見ていると、判断が非常につきにくい。
今まで集団免疫は、獲得免疫の、しかも抗体というパラメーターだけを見て判断していましたが、私は、それは間違っているのではないかと思っています。
ウイルスに対するからだの防御というのは、獲得免疫だけが規定しているのではなくて、われわれの免疫は自然免疫と獲得免疫の2段構えになっています。
自然免疫が強かったら獲得免疫が働かなくたってウイルスを撃退できる可能性があります。
自然免疫だけでウイルスを撃退することもあるから、抗体の量や陽性率だけを見ていても集団免疫ができているかは判断できない可能性があります。今回はそういうことが起きているのかもしれません。
木村:人間と家畜を比べるのはふさわしくないのかも分かりませんが、恐ろしいのは口蹄疫の教訓です。
英国では新型コロナウイルス対策の感染症数理モデルをつくるインペリアル・カレッジ・ロンドンのニール・ファーガソン教授のモデルに基づき、口蹄疫対策で650万頭もの家畜が殺処分にされました。
口蹄疫ウイルスも変異を繰り返しており、ワクチンは万全ではありません。新型コロナウイルスの致死率はそれほど高くはないものの、経済的・社会的・政治的コストは計り知れません。
悪夢のシナリオに備えなければならないように思えるのですが。
宮坂氏:問題は、集団免疫に対する考え方です。これは「特定の集団の何割が免疫を得たら感染流行が収まるか」を計算するものであって、もし免疫がなかったら何割死亡するのかということを示すものではありません。
そこが間違って使われていると私は思います。
新型コロナでは基本再生産数(Ro)が2.5だとすると、集団免疫閾値は(1-1/2.5)x100 = 60%となり、6割の人が免疫を保持することが流行を止めるために必要であることが示唆されます。
ただし注意すべきなのは、この場合、一般的には「免疫」とは抗体ができることを指していて、「獲得免疫」のことであるというのが暗黙の了解となっています。
しかし、個体レベルではウイルスに対する防御は2段構えであって、自然免疫と獲得免疫がウイルス排除に関与します。
もし自然免疫がうまく働けば、少数のウイルス粒子が侵入してきても自然免疫だけでウイルスを排除できる可能性があります。つまり獲得免疫が働かなくてもウイルスは排除できる可能性があります。
実際、最近の研究結果から、自然免疫はさまざまな刺激によって訓練され、強化されることがわかっています。
例えば、結核ワクチンであるBCGは結核菌に対する免疫だけでなく、一般的な細菌やウイルスに対する反応能力を上げることが指摘されていて、その作用機序として、BCGが自然免疫を強化・訓練することが示唆されています。
その可能性を示すものとして、オランダの研究グループがBCG接種後に生ワクチンである黄熱病ワクチンを投与してその後に出現する一過性ウイルス血症の頻度を調べています。
BCG接種により(獲得免疫の関与なしに)ウイルス血症の出現率が有意に下がったことが示され、自然免疫が訓練・強化されていると、獲得免疫が働かなくともウイルスに対する生体防御が起こることが示唆されています。
つまり、集団免疫のことを語る際には、獲得免疫のことだけではなくて、個人レベルで働く自然免疫と獲得免疫の両方を考慮に入れる必要があると思われます。
新型コロナウイルスの場合、上に述べたように「6割程度の人が免疫を保持することが流行を止めるために必要である」と信じられていますが、実際にそうなっているでしょうか?
例えばこれまで激しい流行があった中国湖北省武漢市でも、またクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」でも感染した人は全体の2割程度でした。集団の6割も感染をするようなことは観察されていないのです。
その理由は大きな流行が始まると、人は隔離措置をとり、接触制限をするようになるからで、それとともに上記の基本再生産数が小さくなるのです(これを実効再生産数と言います)。
接触制限によってR値が1.2まで下がると、上記の公式で集団免疫閾値は20%以下(筆者注:16.7%)となります。これが、実際に武漢市やダイヤモンド・プリンセスで起きていたことではないかと私は考えています。
つまり、一部の人たちは自然免疫と獲得免疫の両方を使って不顕性感染の形でウイルスを撃退したのかもしれませんが、かなりの人たちは自然免疫だけを使ってウイルスを撃退した可能性があるのかもしれないということです。
そのために多くの人は感染が成立する前にウイルスを撃退したという可能性です。
これについては感度、精度の高い抗体測定キットが出てくると、何割の人が本当に抗体を獲得したか(感染したのか)が分かるようになると、この考え方が妥当性であるか、判断できることになるでしょう。
次に、この集団免疫の考え方を援用して言われてきたのが「われわれはこのウイルスに対して免疫を持たないので、無防備の状態で感染が広がると集団の中の60%ぐらいの人たちが感染するであろう」ということです。
実際、イギリスのファーガソン教授もスウェーデンの疫学者アンデシュ・テグネル氏も、さらには厚生労働省クラスター対策班の北海道大学大学院、西浦博教授もこの数字を挙げていました。
しかし、私はこの仮定は違うと思います。前述したように、このようなことは武漢市でもダイヤモンド・プリンセスでも起こってはいません。これはスペインでもイタリアでも起きていません。
大きな感染症の時には人は必ず都市封鎖などの強い交通制限策をとるので、感染は抑制され、これとともに実効再生産数が下がるからです。そして予想よりもずっと低い集団免疫閾値に落ち着くのです。
特にこのウイルスが起こす免疫はあまり高くなく、持続も短いようなので、免疫学者の目から見る限り、集団の60%もが免疫を獲得するような状況は、余程良いワクチンが出てこない限り起こり得ないでしょう。
ウイルスに出会わなかった可能性は否定できません。しかし都市封鎖や社会的距離が導入される前からウイルスは広がっています。
それでもファーガソン教授や西浦教授が言っているような何も対策をとらなければ集団の6割が感染してしまうというような状況は起こっていません。
私は西浦教授の理論自体は正しいと思っているのですが、「このウイルスは何も対策を立てないと人口の6割が感染して何十万もの人が死ぬかもしれない」という前提は間違っていると思います。
どちらが正しいかどうかは良い抗体検査キットが出てくると、本当に感染した人が2割だけだったのか分かります。
集団免疫を獲得すればこの感染症を克服できるとファーガソン教授が言ったのは結局、間違っていたと私は考えています。それを示すことに、スウェーデンは外出制限を厳しくせずに北欧の中で断トツに多い人口100万人当たりの死者を出してしまいました。
【人口100万人当たりの死者数】
ノルウェー 43人
フィンランド 53人
デンマーク 93人
スウェーデン 361人
集団免疫閾値はこの新型コロナウイルスの場合、60%は成立しない。たぶん良くて20%だと思います。2割だったら今後ワクチンができてくると確実にそこは到達できると思います。
ナチュラルな状況で人が感染して治るという状況だと、おそらく毎年、このウイルスにお付き合いすることになると思います。
宮坂昌之氏
1947年長野県生まれ、京都大学医学部卒業、オーストラリア国立大学博士課程修了、スイス・バーゼル免疫学研究所、東京都臨床医学総合研究所、1994年大阪大学医学部バイオメディカル教育研究センター臓器制御学研究部教授、医学系研究科教授、生命機能研究科兼任教授、免疫学フロンティア研究センター兼任教授。2007~08年日本免疫学会長。現在は免疫学フロンティア研究センター招へい教授。新著『免疫力を強くする 最新科学が語るワクチンと免疫のしくみ』(講談社)。

 

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新型コロナにまつわる降圧薬、イブプロフェンのその後

2020-05-17 | 医療、健康

https://news.yahoo.co.jp/byline/kutsunasatoshi/20200516-00178717/ 略

新型コロナと降圧薬に関する「患者不在」の議論

もともと、中国の新型コロナ患者約45000人のデータでは高血圧のある患者は致死率が6%と高いことが知られていました。

新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)は肺や腎臓などの上皮細胞に発現しているアンジオテンシン変換酵素2(ACE2)を介して標的細胞に結合し侵入することが分かっています。

血圧を上げたり下げたりするのは、レニン-アンギオテンシン系と呼ばれる体内のシステムです。

このレニン-アンギオテンシン系を調整し血圧を下げる作用を持つのが、アンジオテンシン変換酵素阻害薬(ACEI)、アンジオテンシン受容体拮抗薬 (ARB)と呼ばれる薬剤です。

これらの薬剤を内服している人ではACE2の発現が体内で増加することから重症化しやすいのではないかという議論が行われていました。

一方で、新型コロナ患者にロサルタンなどのARBを慢性的に内服している患者では、むしろ急性肺障害から保護する可能性があるとする論説も出ており。

これらは全く逆のことを言っていますが、共通していたのはお互いに仮説を述べているだけであり、実際の患者データに基づいたものではなかった、ということです。

そこについに実際の患者データによる検証が行われました。

こちらのNEJMという英文誌からの報告では、新型コロナで亡くなった方と生存した方を比較検討していますが、ACEI、ARBともに重症化リスクにはなりませんでした。

また別のLancetという英文誌では、新型コロナの患者と新型コロナではない患者とを比較したところ、ACEIまたはARBの内服は入院のリスクを増やさないことも分かりました。

というわけで、ACEI(レニベース、カプトリル、タナトリル、コバシルなど)またはARB(ニューロタン、ブロプレス、ディオバン、ミカルディスなど)を内服されている方は、そのまま内服を続けていただいて問題なさそうです。

イブプロフェンと新型コロナは?

<figure class="image imgC" style="color: #333333; display: block; font-family: &quot; メイリオ&quot;,&quot;hiragino kaku gothic pro&quot;,meiryo,&quot;ヒラギノ角ゴ pro w3&quot;,&quot;ms pgothic&quot;,&quot;ms ui gothic&quot;,helvetica,arial,sans-serif; font-size: 16px; font-style: normal; font-variant: normal; font-weight: 400; letter-spacing: normal; orphans: 2; text-align: center; text-decoration: none; text-indent: 0px; text-transform: none; -webkit-text-stroke-width: 0px; white-space: normal; width: 100%; word-spacing: 0px; padding: 0px; margin: 10px 0px 10px 0px;">新型コロナが重症化しやすい要因(DOI: 10.1056/NEJMoa2007621より) --●--が右にあるほど重症化リスク <figcaption style="color: #999999; display: block; font-size: 75%; line-height: 1.2; text-align: center; padding: 0px; margin: 0px auto 0px auto;">新型コロナが重症化しやすい要因(DOI: 10.1056/NEJMoa2007621より) --●--が右にあるほど重症化リスク</figcaption> </figure>

イブプロフェンなどの非ステロイド系消炎鎮痛薬(Non-Steroidal Anti-Inflammatory Drugs;NSAIDs)も新型コロナの際に飲むと悪化するのではないかという話がありました。

これは、フランスのヴェラン保健大臣がツイッターで「新型コロナウイルス感染症に罹ったらイブプロフェンなどの薬を飲まないように」という趣旨の発言をしたのが発端です。

Lancet誌で「イブプロフェンが体内のACE2を増やし、これによって新型コロナウイルスの感染が増強されるのではないか」という仮説が掲載されました。

しかし、これに関してはまだ患者データも揃っておらず、結論が出ていません。

欧州医薬品庁(EMA)、WHO、米国国立衛生研究所(NIH)のCOVID-19治療ガイドラインは、現時点ではNSAIDsは必要時には使用を避けるべきではないというスタンスです。

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人工知能が、新型コロナウイルスの有望な“治療薬”を見つけ出す

2020-05-17 | 医療、健康

日本でもAIで最強の薬を2種検出しましたが、臨床試験を期待したいです。

この薬、前にも掲載しましたね。リューマチの薬で。AIで見つけたのか。

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200516-00010000-wired-sctch 1月下旬のある日の午後、英国人薬学者のピーター・リチャードソンは自宅の仕事部屋から飛び出してくるなり、妻にこう言った。

リチャードソンが勢い込んだのも無理はない。自身の勤める創薬スタートアップのBenevolentAIが開発した人工知能(AI)ソフトウェアのおかげで、ある発見をしたのだ。

彼はロンドンにあるBenevolentAIの薬学部門でヴァイスプレジデントを務めている。同社は製薬業界に蓄積されているデータと、さまざまな科学研究論文から丹念に集めた貴重な情報を組み合わせ、ステロイドに関する一種の検索エンジンをつくり上げた。

このソフトウェアを使ってリチャードソンが特定した関節リウマチ薬は、ある未知のウイルスが引き起こす重篤な症状を緩和する可能性を秘めていた。その疾患は現在、新型コロナウイルス感染症「COVID-19」の名で呼ばれている。

大手製薬会社が注目

それから数週間のうちにウイルスの感染は急拡大し、リチャードソンの着想も急速に発展していった。2月には、彼をはじめとするBenevolentAIのチームがふたつの研究論文を発表し、裏付けとなる根拠を示しながら独自の仮説を展開している。

これに注目したのが、世界的な製薬会社のイーライリリー・アンド・カンパニーだった。同社は関節炎治療薬の「バリシチニブ」を「オルミエント」の製品名で販売している。

イーライリリーは4月中旬、米国立アレルギー感染症研究所(NIAID)と共同で、入院中のCOVID-19患者を対象とする大規模な臨床試験を実施中だと発表した。イーライリリーの生体臨床医学部門を率いるパトリック・ジョンソンによると、彼らにはこれまでバリシチニブを感染症の治療薬として扱う発想はなかったという。「COVID-19は多くの点で、わたしたちの仕事の進め方を変えることになるでしょう」と、彼は言う。

臨床試験は4月中に米国で始まり、結果は早ければ6月下旬にも明らかになる見込みだ。ジョンソンによると、こうした臨床試験の立案や準備、そして開始までには通常なら何年もかかるという。略

イタリアのミラノにあるガエターノ・ピーニCTO研究所で関節炎クリニックの院長を務めるエンニオ・ファヴァリは、3人の同僚医師とともにCOVID-19に対するバリシチニブの治療効果について述べたBenevolentAIの論文に対し、あることを指摘している。この薬を処方された関節リウマチ患者には、ウイルス感染症、特に帯状疱疹のリスクが増すことが知られているというのだ。

ウイルスに対するCOVID-19患者の抵抗力を損なうことなく、具体的にどのタイミングでこの薬を投与すべきか判断するのは難しいだろうと、ファヴァリは言う。「早すぎても遅すぎても、望ましくない結果を生む可能性があります」

イーライリリーのジョンソンによると、COVID-19患者にバリシチニブを投与する場合、その期間はおそらくわずか1~2週間となる見込みだ。このため患者たちに現れる副作用は、関節リウマチの治療で長期間この薬を服用している患者とは異なるかもしれないという。

未知の部分が多いことも確かだろう。しかし、このパンデミックのさなかでは、期待のもてる情報ならどんなことでも真摯に検討すべきだというのが、ジョンソンの意見である。

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コロナで倒産件数が1万件超える見通しに!減少した売上高は計4兆3202億円 今後も拡大する恐れ 帝国データバンク

2020-05-17 | 徒然なるままに

倒産件数、コロナで7年ぶり1万件超えか 雇用にも影響
https://www.asahi.com/articles/ASN5H6Q55N5HULFA022.html

帝国データバンクは15日、今年の倒産件数(負債額1千万円以上、法的整理)が2013年以来、7年ぶりに1万件を超えるとの見通しを明らかにした。新型コロナウイルスの感染拡大の影響による倒産が増えていて、昨年の件数(8354件)を大きく上回ると見込む。
東京支社の赤間裕弥情報部長が日本記者クラブでの会見で明らかにした。

新型コロナウイルスの影響による上場企業の業績修正動向調査(2020年5月13日時点)
https://www.tdb.co.jp/report/watching/press/p200505.html

調査結果
1 「新型コロナウイルス」の影響を受けたとして業績予想の下方修正(連結、非連結)を発表した上場企業は5月13日までに累計520社(前回調査から145社増)と急増した
2 520社が下方修正をおこなったことで減少した売上高の合計は約4兆3202億5400万円(前回調査から約1兆2203億2900万円増)となった
3 新型コロナウイルス感染拡大に収束のメドがたたないなか、全国で関連倒産(5月14日15時時点、147件)も相次いでおり、影響の拡大が今後も懸念される

 

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ソフトバンクの孫正義氏、大阪に抗体検査キット1万個を提供!コロナ抗体検査キットを約200万個発注

2020-05-17 | 医療、健康

孫正義さんツイートから

ソフトバンクグループの社員と家族の全てに新型コロナ抗体テストを提供する方針決定。
200万個発注完了。
全ての医療関係者や介護関係者で希望される方々にもSB無利益で提供します。

私の友人で感染者の場合、抗体テストでも陽性のラインが明確に出ました

先ほどの写真のキットとこのキットの2種類を確保しました。
多くの医療機関から問合せが来ました。
少しでもお役に立てるのであれば、希望する医療機関には無償寄付します。申込方法は準備中です。

第1次入荷分15万個全てが671医療機関等からお申し込み頂きましたので受付を一旦終了致します。
第2次入荷分(18万個)が入荷され次第、改めて受付を再開させて頂きます。

抗体テストキット、
お申込み頂き、本日ご連絡のついた医療機関等599の皆さまへの発送を全て完了。
次回入荷分(18万個)は別途お知らせします

本日、SBが調達したフェイスシールド 802,600個・ゴーグル 235,000個を載せたコンテナが、東京の倉庫に到着しました。明日開梱します。出来るだけ早く医療関係者の皆様の元にお届けしたい

昨日募集の第2次抗体検査キット、確認できた全ての医療機関477箇所へ出荷完了。明日以降、順次到着予定。
第3次入荷分が入荷され次第、受付をtweetします。

孫会長とテレビ会議。医療従事者に必要な医療物資、医療体制を支えることで一致。医療用マスク20万枚を確保。「抗体検査」についても議論。抗体検査キット1万個を府に無償提供して頂けることになった。感謝。5000個を医療従事者に5000個を府民に。活用方法を深掘りする。 https://www.nikkei.com/article/DGXMZO59189920V10C20A5AC8Z00/ 

コメントから

大阪はファーウェイとソフトバンクの力で【5Gスマートシティ】に
『スマートシティ大阪へソフトバンクと連携』Lmaga.jp
”2019年8月より「スマートシティ戦略会議」を実施する大阪府。吉村洋文知事は、「ソフトバンクとモネの最先端の技術力・ネットワークの力を借り、大阪を新しい技術やアジアの力が結集するエリアになるよう進めていきたい」と明言した。”
#スーパーシティ法案 = 日本の中国化

『孫正義氏、医療支援の裏でファーウェイの送電網構築を画策か…大赤字・ソフトバンクの命綱』ビジネスジャーナル 2020.05.10
”日本に中国からの送電網を引いて、各地域の電力会社と行政区の首長と話をつけ、中国のインフラ投資の基金にありつければ、ソフトバンクは首の皮がつながる。そのために、孫氏は火だるまになったビジョンファンドを抱えながらも、精力的に医療支援でイメージアップを図っているのだろう。
 そこで思い出すのが、大阪市長が橋下徹氏を関西電力の社外取締役にするように要請し、「拒否すれば訴訟する」と関電を恫喝した一件だ。”

>2011原発事故では太陽光ビジネスで事業成功。
それで儲かったのはソフトバンクと中韓企業ばかり。
日本国民へは約90兆円の再エネ賦課金の巨額の負の置き土産。

検察庁法改正騒ぎの陰で、ファーウェイ&ソフトバンクが進める5G都市化「スーパーシティ法案 」、手始めに大阪メトロは顔認証改札導入へ。
やがて中国のように顔認証+信用スコアで政府批判者は電車や飛行機に乗れなくなる?
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阿蘇山で火山性微動の振幅が拡大!気象庁が注意喚起 「大きな噴石及び火砕流に警戒を」

2020-05-17 | 地震

火山の状況に関する解説情報(臨時)
http://www.data.jma.go.jp/svd/vois/data/tokyo/STOCK/activity_info/503.html

令和2年5月16日09時00分 福岡管区気象台発表
<火口周辺警報(噴火警戒レベル2、火口周辺規制)が継続>
阿蘇山では、火山性微動の振幅が次第に大きくなっており、火山活動がさらに高まった状態となっています。今後の火山活動に注意してください。
火山活動の状況
火山性微動の振幅は、やや大きい状態で経過していましたが、本日(16日)06時頃から、阿蘇中岳西山腹観測点南北動の1分間平均振幅が3.0マイクロメートル毎秒を超え、さらに大きくなっています。

阿蘇山で火山活動高まる 今後の活動の推移に注意を 気象庁
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200516/k10012432961000.html?utm_int=news-new_contents_list-items_001

気象庁によりますと、熊本県の阿蘇山では16日午前6時ごろから、地下の熱水やマグマの動きを示すと考えられる火山性微動の振幅が次第に大きくなっているほか、火山性地震の数も多い状態で推移しているということです。

ツイートから

九州の人は火山もだけど地震も気をつけてくださいね。

青、黄色い部分、ピンポイントで地震現れてますが、今日より明日、明日より明後日、明後日より明々後日、ますます地震危険の流れ。

台風崩れの低気圧が太平洋側へ。西日本も地震発生可能性

緊急地震速報鳴る可能性

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新型コロナウイルス、世界の死者数が30万人超える!累計感染者は463万人 インドやブラジルで感染爆発も

2020-05-17 | 気象 大気

インドやブラジルは難しいかも。特にインドは密集、衛生状態も普段から悪い。

COVID-19 CORONAVIRUS PANDEMIC
https://www.worldometers.info/coronavirus/

5月16日の時点で確認された死者数は30万8807人となり、世界累計の感染者数も463万9157人に増加。

アメリカの148万4285人がトップ、次にスペインの27万4367人、ロシアの27万2043人、イギリスの23万6711 人、イタリアの22万3885人、ブラジルの22万291人、フランスの17万9506人。
増加率が多いのはブラジルやインドで、インドの感染者数はアジア最多の8万5940人

新型コロナ、真の被害規模示す「超過死亡」 専門家ら注目https://www.afpbb.com/articles/-/3283315 
各国当局の発表に基づくと、世界で新型コロナウイルスにより命を落とした人の数は30万人余りとなっているが、死者数の集計方法によっては真の犠牲者数はこれよりもはるかに多い可能性がある。

新型コロナウイルス関連の死者が30万人を突破。このうち約半数が米国・英国・イタリアの3か国とのことhttps://www.reuters.com/article/us-health-coronavirus-casualties/global-coronavirus-death-toll-exceeds-300000-reuters-tally-idUSKBN22R04Z 

フィリピン直撃中の台風1号、フィリピンでは30万人以上が2,332ヵ所の避難所に避難だそうだが、この後、南西諸島、沖縄本島直撃の可能性。なおコロナ禍対応で避難所では1m以上の間隔を開けるようにとのフィリピン政府命令が出ているそう

コロナ死者、遂に30万人を突破。ワクチン開発を巡ってアメリカとヨーロッパが対立・競争関係に。アメリカと中国の対立も激化している。 https://twitter.com/afpfr/status/1261175965004304389 

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わずか1分向かい合ったその瞬間に感染、恐ろしい新型コロナの感染力

2020-05-17 | 医療、健康

椅子に座るというのも、リスクがあるように思います。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200516-00080011-chosun-kr

ソウル市内の梨泰院クラブ発の3次感染とされる仁川市延寿区に住む小学生Aさん(10)は、その感染元となった2次感染者の中学生Bさん(13)とわずか1分話しただけだったことが調査の結果、明らかになった。

 15日に仁川市が明らかにしたところによると、AさんとBさんが共に通っていた延寿区の塾に設置された監視カメラの映像を分析した結果、2人は今月8日に1分間向かい合って座っていたことがわかった。当時Aさんはマスクを着用していなかったが、Bさんは着用していた。ただし仁川市は「2人が対話を交わしていたかどうかは確認されていない」と説明した。

 AさんはBさんが立ち去った後、Bさんが座っていた椅子に座る様子が映像で確認された。仁川市はAさんがその椅子に座っていた時間を確認中だという。

 2人はいずれも、梨泰院クラブに通った後に自らを塾講師と虚偽の説明をしていた大学4年生のC氏(25)から感染したケースだ。C氏はBさんに数学の個人指導を行い、BさんはAさん、双子の弟、さらに国語の家庭教師をしていた別の講師にも感染させた。

 一方のAさんはBさんと接触した翌9日、家族と共に江華郡のあるペンションに宿泊したことがわかった。Aさんの家族はこの日午後、ペンションにある2カ所の室内プールで水遊びをしていたが、その間にマスクは着用していなかったという。

 Aさんと家族は翌10日に江華郡で飲食店や博物館などに立ち寄ってから帰宅した。その結果、3次感染から4-5次感染への懸念も高まっている。

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「A型が新型コロナに最も弱い、AB型は最も強い」?=ロシアメディア

2020-05-17 | 医療、健康

これはどうか分かりませんね。以前、血液型ので紹介したことがあるけれど,

違ったような。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200516-00258841-wow-kr

血液型がA型の人が新型コロナウイルス感染症に最も多く感染するとロシアのタス通信が16日に報道した。

ロシア保健省傘下の医療生物学庁の庁長はこの日、新型コロナに関する記者会見で、血しょうを用いた治療法に関して説明しながら先のように語ったとタス通信は伝えた。

この庁長は「ほとんどの新型コロナ患者の血液型はA型である。これに比べてAB型の患者はとても少ない」と語った。彼は、このような事実は医療生物学庁傘下の研究所の資料はもちろん、外国の文献からも確認されたと付け加えた。

コメントから

抗体の関係で、A型は肺炎(肺炎球)、ノロ、天然痘にかかりやすいが、ペストにはかかりにくい。B型はインフルエンザや風邪(コロナ)はかかりやすいが、コレラや天然痘はかかりにくい。AB型はAとBの両方の性質をあわせ持つ。と言われていて、AB型はむしろ色んな病気にかかりやすいはず。尚、O型はコレラやインフルエンザなどウルス系にかかりにくいがガンや心筋梗塞になりやすいが、一番病気には強い。因みにネアンデルタール人系遺伝子(現代人にもわずかながら引き継がれている人もいる)だと、インフルエンザや肝炎に強いそうですが、膵臓ガンにはなりやすい です。自分はB型だけど、インフルエンザに一度もなった事なく、予防接種もした事ない。
つまり、あてにならない。

確かにA型は感染症に最も感染しやすい血液型だからコロナにも感染しやすいだろう。世界全体では原血液型である0型が一番多いので今後のデーターによる。因みにコロナ患者の多いアメリカやイタリア等は0型が一番多く、イギリスやアイルランド等はAと0はほぼ同数。0型は感染症に掛かりにくいのは、人類史上解析出来ている。デマ書いてる人がいるから、注意です。

世界的にはO型が1番多いから、世界的に統計を取ったのなら、A型が多いのには何か理由がありそう。でも、ロシア国内での統計ならロシア人はA>O>B>ABの順に多いみたいやから、それを反映してるだけのようにも見えるけど。

インフルエンザA型は血液型A型、インフルエンザB型は血液型B型、ノロウイルスは血液型A型でO-157は血液型O型がかかりやすいと聞いたことがある。

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