Skb-RS ~ロードスターはじめました~

北海道でロードスター(NB8C)と
デミオ・スポルト(DE5FS)を放し飼いする日記。

Skb-RSとは・・・

春になりました

2011-03-31 23:50:10 | Weblog



ロードスター取り返した。


今年は、3月になってから寒くて、雪解けが遅く、家の前の雪がなかなか溶けなかった。
なので、ずっとロードスターを戻してこれなかったけれど。
3月最終日になってようやく。

駐車場は3月いっぱいまでしか契約してなかったから、内心ひやひやだった。
つい3日前くらいまで、本当に寒かったですからね。

ここ3日くらいで、気温が7℃くらいまであがるようになって、むりやり雪山をくずして溶かしまくりました。

かろうじて車を無理やり突っ込んで停めれるくらいには、スペースを確保した。



停めていた立体駐車場には、あいかわらずS2000が停まってた。
あのS2000は、年中あそこにあるのかな。

最終型の専用エアロのついた限定車。見る限り、車高もホイールもドノーマル。
あれは高く売れそうだなぁ^^
欲しい。


S2000って、2000ccで初期型は250馬力という、量産車としてはスゴいスペックで、
このことがS2000のエンジンの凄さを物語っていますが、
たとえば、インテグラと基本を共にするエンジンを用いて200馬力程度の仕様のS2000があったら、
どうだったんだろうな。
200馬力で、250万円くらいなら、買ったのになぁ、って人多そうw

でも、インテRでも250万円以上したから、オープンボディでFRで、250万円は無理だったか。



あれですよね、
人々はいつだって、
「○○のような車が出たら、今すぐ買うのに」って、言うじゃないですか。

でも、実際出たら、買わないんですよねw
そういう人が多いw


シルビアだってS2000だってMR-Sだって、結局数は売れなくて無くなってしまった。
そりゃ、スポーツカーだからそれほど多くの数は売れないだろうけど、
せめて「ハチロクのような小型FRが出たら買うのに」とか言ってるばかりの人らが、
もうちょっと本気でちゃんと考えてたら、いくぶん違っていたのではないかな。


そういうわけで、もうすぐ現代版ハチロクのような車が出るけど。
売れるでしょうかね。
売れて欲しいと思いますよ。

いざ出たら、「250万円もするならハチロクではない」
      「デカすぎる」
      「電子デバイスだらけで面白くない」
      「デザインが嫌い」

とか、絶対なりますよ。

それで、台数はさほど売れない、ってなりそう。


そういうのは良くないですね・・・。

とりあえず乗じて言っておけ

2011-03-31 01:05:37 | Weblog
いまは、とりあえず不謹慎とか言って、自粛しておけばいいみたいな風潮がありますね。

とりあえず「不謹慎」を指摘することで正義ぶったり、自粛することで配慮が行き届きまくってる風に演じてるかもしれない。

でもそうだとしても、こういう気配りや遠慮のある日本の文化は、良いことだとは思いますけどね。

そういう自粛ムードに対して、「そろそろ自粛ばっかりもやめようぜ」「経済まわしていかないと!」っていう
動きが出始めてるのは、健康的で良い流れだと思います。



「とりあえず言っておけ」という流れは、べつに震災に限ったことではなくて、
つい最近でいうと、「とりあえずエコって言っておけ」という流れがありました。
いや、今もあると思う。
まぁ、原子力と電気の神話が崩壊しつつあるので、今後はどうなるか分からないけど。

あとは、「禁煙って言っておけ」というのもある。
とりあえず「当店では全面禁煙(分煙)してます」は、絶対的な正論になった。

エコや禁煙に取り組めば、それは社会的に貢献している企業として立派に存在しているのだ、と言わんばかりに。

それに変わるものとして、震災以降の絶対的正論となったのが「自粛」と「節電」


それはそれで良いのだけど、そのことで「やったつもり」になるのはなんだか滑稽だし、危険だ。


選挙活動が始まったらしいけど、候補者の主張みたいのを見ていると、皆が
「災害対策」とか、「防災都市・システムの構築」とか、そんなのばかり。


これこそ最悪の「とりあえず言っておけ」

たしかに災害対策は大事だ。
だけど、それは今度の地震がなかったら、絶対いちばんには言わなかったでしょ。
そりゃ、地震があったから有権者の関心は高い。だから、それについて説明することは必要かも知れない。

だけど、たくさん語るほど準備する時間なんて絶対無かったはずでしょ。
地震が起きてからまだ2週間。
本当に語るに値する、明確な防災対策のビジョンはあるのか。
どうもそうは思えない。


南三陸町の防災放送で、自らが津波にのまれる瞬間まで、放送で避難指示を叫びつづけた若い女性職員。
彼女は、そのとき本当に必要な言葉を、命をかけて、命を捨てて、町民に伝え続けた。
なにも、そこまでする必要はなかった。
途中で投げ出して、役場の上の階へ逃げたって、十分役割を果たしていたはずだ。
でも、そういう理屈ではなくて、自分の役割を最後まで果たすために伝え続けた。


津波から逃げるよう指示する放送は、言葉としては単純な言葉で、何度も連呼しただけかも知れない。
だけど、そこには強い責任感と信念があった。


こういう責任感や信念が、選挙の立候補者にはあるだろうか。
政治家や東京電力の社長や、原子力保安院だかの役人には、あるのだろうか。

言葉巧みに飾りをつけて、それっぽく聞こえるようにまとめあげる話術の披露会のような会見は、全く意味をもたない。

シンプルで良いから、国民が、避難生活の人々が、信じて良いと思える説明とメッセージが欲しい。んじゃないか

命がけの防災放送、命がけの放水活動、44歳のゴール

言葉ではない、その行動で、みんな心を動かされているのではないだろうかね