10日が経ちました。
まだまだ被害の全容が明らかにならない状況が続きますが、一日もはやく復興への一歩を多くの人が踏み出されることを祈るばかりです。
地震からは10日が経ちましたが、「震災」は今も続いていて、これからも続いていきます。
何もできないことが、やっぱりもどかしいですね。
被災地の、避難所では未だに物資が不足して、悲惨な状況になっているところもあるそうです。
阪神大震災と比較をすることは無意味ですが、少なくとも阪神大震災のときは大阪はほぼ無事でした。
神戸や周辺都市はひどい状態だったけど、それでも難をのがれた地区やお店はいくらかはあった。
今回は、津波によって町が全部なくなったようなところが、いくつもあると聞きます。
それでいて、三陸は大きな都市から遠い。
完全に陸の孤島となってしまうのでしょう。
まだたった10日しか経っていませんが、いろいろなことがあったと思います。
良いこともありました。
震災後の日本人の秩序だった行動について、各国がそれに驚き賞賛したそうです。
天皇陛下の話の中でも、それに触れてました。
福島原発で作業にあたった人々を称える報道も、アメリカであったそう。
日本中からたくさんの義援金が既に集まっていて、世界各国からも集まってきています。
世界各国のスポーツ界からも応援のメッセージなどか伝えられます。
中でも台湾は、とくに協力的です。
地震からすぐに、まず台湾政府から20億円が贈られました。
その後、台湾では震災に向けたチャリティー番組が企画され、中田英寿やアグネス・チャン、ビビアン・スーが出演して、
20億円の義援金が集められたそうなのです。
さらに、台湾では、宝くじ1等をあてた男性が、その全額1億円(以上)を東北へ寄付したのだとか。
ただただすごいと思います。
ちなみに、台湾の国民一人当たりの年収は、日本の半分以下です。
人口は1/5。
金額がいかにすごいか、わかる気がします。
金額で大小を比べるのはよくないかも知れませんが、日本よりもはるかに経済規模も人口も小さい台湾全体から、これだけ多くの募金がよせられたという事実は、純粋に日本人として嬉しいことだと思います。
日本人は、台湾で何かあったらここまでしてあげられるだろうか。
何かあったら、次は恩返しをしてあげたいですね。
悪いことも、たくさん分かってきたと思います。
今は言うべきじゃないかも知れませんが、やはり福島原発については、衝撃的です。
原子力発電はどうなのか、つまり日本のこれからのエネルギーはどうなっていくのか、という重大な問題を多く含んでいます。
こういう事態を、どの程度想定して、どの程度そなえていたのか、ということが今後問題となっていくと思いますし、
同時に、国家的なプロジェクトであった原子力発電ですから、その安全性についてどのような部門が監査していたのか、などシステムの問題も解決していかなきゃならないと、思いました。
少なくとも、これからは全国の原発に、最低限、原子炉の建屋の屋根まで届く放水車を配備しておいてほしい。
ほんとに、びっくりしました・・・。
放水車の水がとどかない、なんて聞いたときには絶望しましたよね・・・
一方で、大気中の放射線量について、その線量の増大についてばかり報道されて、関東地区の人々に半ばパニックを誘発させているのは、困りますね。
政府がしっかりとした発表をしないのが悪い、っていう意見もありますが、個人的にはもっとシンプルで、
マイクロシーベルトとナノシーベルトを混同して使うのやめたら?って思います。
すぐにどっちだかわからなくなります;
どっちかに統一してほしい。
こちらにわかりやすく整理してくれています。
東京都新宿区:0.809 μSv/h = 0.000809 mSv/h
これは、東京でいつもの2倍の放射線量が記録されて大騒ぎしたときの数値(1時間あたり)。
ということは、この数値だとしても、
普段の東京 ・・・・・ 0.0004ミリシーベルト(1時間あたり)
この日の新宿区 ・・・・・ 0.0008ミリシーベルト(1時間あたり)一時的にここまで上昇
ブラジルの観光地ガラパリ・・・・・ 0.0014ミリシーベルト(1時間あたり)
CTスキャン ・・・・・ 6.9ミリシーベルト(1回)
東京-ニューヨーク飛行 ・・・・・ 0.2ミリシーベルト(1回)
ガン発生率が5%上昇 ・・・・100ミリシーベルト(1回)
チェルノブイリ原発事故 ・174000ミリシーベルト(1時間あたり)
チェルノブイリでは、実際に多くの市民が犠牲になりました。
子供たちもガンになるなどしました。悲しすぎる事故です。
ただ、それから比べたら、いかに小さい数値であるか。
もとが小さいんだから、変動して当然。
中国で核実験をしたときのほうが数値はあがったという噂さえありました。
日本のなかでも地域によってさえ違いがあるそうです。
そういうわけで、福島市も東京都内も安全。
いまの福島県の状態、問題の収束後もつづけば大変な風評被害になりますよね。
慎重に適切な対処が、国によってなされてほしいです。
また、こういう数値をうけて、まどわされる人々も、落ち着いてほしいものです。
こんなに大きな問題が、福島でおきていて、近隣住民には大変な迷惑がかかっているのに、
東京の一部の人々は食料や燃料の買占めにはしり、計画停電に文句を言い、停電が回避されたことにさえ文句。
しまいにはACのCMに抗議、脅迫までしてしまう始末です。
ごく一部にそういう人がいただけということだとは思いますが、情けない話です。
モラルはどこにいってしまったのでしょうか。
だまってテレビ消して節電しとけや、って言いたくなってしまいますね。
なんだか・・・。
そんな中で、埼玉県が原発周辺住民の避難者を受け入れて、スーパーアリーナに泊まらせてあげてるのは、すこし良い話です。
そんなこんなで、今度の地震では、いろいろな良いこと悪いことがたくさんあって、
政府の問題点、国民の問題点、法律の問題点、いろいろなことが分かってきて、またこれからも分かっていくんだと思います。
日本は、「戦後」の概念を捨てて、これを機会に様々な面で、国も企業も自治体も国民一人ひとりも、問題点を洗い出して、
良いものへと抜本的に変わっていく時にしていくべきだ。
戦後60年とかの概念ではなくて、震災後何年、と言う風に。
ただの悲劇で終わらすのではなくて、ここから多くのものを学び、生み出していくべきだ。
日本にはそれができる。
だからこそ日本は、戦争という過ちを経ても、すぐに戦前以上の経済大国へと復活してきたのだ。
最後はちょっとカッコイイまとめかたをしてしまった。
さあ、明日からまた仕事を頑張ろう。
それくらいしか出来ることないな;
まだまだ被害の全容が明らかにならない状況が続きますが、一日もはやく復興への一歩を多くの人が踏み出されることを祈るばかりです。
地震からは10日が経ちましたが、「震災」は今も続いていて、これからも続いていきます。
何もできないことが、やっぱりもどかしいですね。
被災地の、避難所では未だに物資が不足して、悲惨な状況になっているところもあるそうです。
阪神大震災と比較をすることは無意味ですが、少なくとも阪神大震災のときは大阪はほぼ無事でした。
神戸や周辺都市はひどい状態だったけど、それでも難をのがれた地区やお店はいくらかはあった。
今回は、津波によって町が全部なくなったようなところが、いくつもあると聞きます。
それでいて、三陸は大きな都市から遠い。
完全に陸の孤島となってしまうのでしょう。
まだたった10日しか経っていませんが、いろいろなことがあったと思います。
良いこともありました。
震災後の日本人の秩序だった行動について、各国がそれに驚き賞賛したそうです。
天皇陛下の話の中でも、それに触れてました。
福島原発で作業にあたった人々を称える報道も、アメリカであったそう。
日本中からたくさんの義援金が既に集まっていて、世界各国からも集まってきています。
世界各国のスポーツ界からも応援のメッセージなどか伝えられます。
中でも台湾は、とくに協力的です。
地震からすぐに、まず台湾政府から20億円が贈られました。
その後、台湾では震災に向けたチャリティー番組が企画され、中田英寿やアグネス・チャン、ビビアン・スーが出演して、
20億円の義援金が集められたそうなのです。
さらに、台湾では、宝くじ1等をあてた男性が、その全額1億円(以上)を東北へ寄付したのだとか。
ただただすごいと思います。
ちなみに、台湾の国民一人当たりの年収は、日本の半分以下です。
人口は1/5。
金額がいかにすごいか、わかる気がします。
金額で大小を比べるのはよくないかも知れませんが、日本よりもはるかに経済規模も人口も小さい台湾全体から、これだけ多くの募金がよせられたという事実は、純粋に日本人として嬉しいことだと思います。
日本人は、台湾で何かあったらここまでしてあげられるだろうか。
何かあったら、次は恩返しをしてあげたいですね。
悪いことも、たくさん分かってきたと思います。
今は言うべきじゃないかも知れませんが、やはり福島原発については、衝撃的です。
原子力発電はどうなのか、つまり日本のこれからのエネルギーはどうなっていくのか、という重大な問題を多く含んでいます。
こういう事態を、どの程度想定して、どの程度そなえていたのか、ということが今後問題となっていくと思いますし、
同時に、国家的なプロジェクトであった原子力発電ですから、その安全性についてどのような部門が監査していたのか、などシステムの問題も解決していかなきゃならないと、思いました。
少なくとも、これからは全国の原発に、最低限、原子炉の建屋の屋根まで届く放水車を配備しておいてほしい。
ほんとに、びっくりしました・・・。
放水車の水がとどかない、なんて聞いたときには絶望しましたよね・・・
一方で、大気中の放射線量について、その線量の増大についてばかり報道されて、関東地区の人々に半ばパニックを誘発させているのは、困りますね。
政府がしっかりとした発表をしないのが悪い、っていう意見もありますが、個人的にはもっとシンプルで、
マイクロシーベルトとナノシーベルトを混同して使うのやめたら?って思います。
すぐにどっちだかわからなくなります;
どっちかに統一してほしい。
こちらにわかりやすく整理してくれています。
東京都新宿区:0.809 μSv/h = 0.000809 mSv/h
これは、東京でいつもの2倍の放射線量が記録されて大騒ぎしたときの数値(1時間あたり)。
ということは、この数値だとしても、
普段の東京 ・・・・・ 0.0004ミリシーベルト(1時間あたり)
この日の新宿区 ・・・・・ 0.0008ミリシーベルト(1時間あたり)一時的にここまで上昇
ブラジルの観光地ガラパリ・・・・・ 0.0014ミリシーベルト(1時間あたり)
CTスキャン ・・・・・ 6.9ミリシーベルト(1回)
東京-ニューヨーク飛行 ・・・・・ 0.2ミリシーベルト(1回)
ガン発生率が5%上昇 ・・・・100ミリシーベルト(1回)
チェルノブイリ原発事故 ・174000ミリシーベルト(1時間あたり)
チェルノブイリでは、実際に多くの市民が犠牲になりました。
子供たちもガンになるなどしました。悲しすぎる事故です。
ただ、それから比べたら、いかに小さい数値であるか。
もとが小さいんだから、変動して当然。
中国で核実験をしたときのほうが数値はあがったという噂さえありました。
日本のなかでも地域によってさえ違いがあるそうです。
そういうわけで、福島市も東京都内も安全。
いまの福島県の状態、問題の収束後もつづけば大変な風評被害になりますよね。
慎重に適切な対処が、国によってなされてほしいです。
また、こういう数値をうけて、まどわされる人々も、落ち着いてほしいものです。
こんなに大きな問題が、福島でおきていて、近隣住民には大変な迷惑がかかっているのに、
東京の一部の人々は食料や燃料の買占めにはしり、計画停電に文句を言い、停電が回避されたことにさえ文句。
しまいにはACのCMに抗議、脅迫までしてしまう始末です。
ごく一部にそういう人がいただけということだとは思いますが、情けない話です。
モラルはどこにいってしまったのでしょうか。
だまってテレビ消して節電しとけや、って言いたくなってしまいますね。
なんだか・・・。
そんな中で、埼玉県が原発周辺住民の避難者を受け入れて、スーパーアリーナに泊まらせてあげてるのは、すこし良い話です。
そんなこんなで、今度の地震では、いろいろな良いこと悪いことがたくさんあって、
政府の問題点、国民の問題点、法律の問題点、いろいろなことが分かってきて、またこれからも分かっていくんだと思います。
日本は、「戦後」の概念を捨てて、これを機会に様々な面で、国も企業も自治体も国民一人ひとりも、問題点を洗い出して、
良いものへと抜本的に変わっていく時にしていくべきだ。
戦後60年とかの概念ではなくて、震災後何年、と言う風に。
ただの悲劇で終わらすのではなくて、ここから多くのものを学び、生み出していくべきだ。
日本にはそれができる。
だからこそ日本は、戦争という過ちを経ても、すぐに戦前以上の経済大国へと復活してきたのだ。
最後はちょっとカッコイイまとめかたをしてしまった。
さあ、明日からまた仕事を頑張ろう。
それくらいしか出来ることないな;
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