Skb-RS ~ロードスターはじめました~

北海道でロードスター(NB8C)と
デミオ・スポルト(DE5FS)を放し飼いする日記。

Skb-RSとは・・・

今岡

2009-09-04 23:44:58 | Weblog
今岡の引退が報道されているけど、どうなるんだろうか・・・。

今岡誠内野手は、96年ドラフト1位で阪神に入団。
2003年の阪神優勝時に、一番打者として首位打者。
2005年の優勝時には、五番打者として147打点して打点王。

2000年代の阪神黄金時代は、今岡抜きには語れない。そんな選手です。

2005年の147打点というのは、同年の打点王というだけでなく、プロ野球歴代3位に入る記録で、この打点は、1950年の藤村富美男や1985年の落合博満の記録を超えるものです。
つまり、プロ野球の打撃部門の記録というのは往々にして、プロ野球聡明期~王・長嶋の頃(60年代)くらいまでの、いまよりも「打高投低」の時代に築かれた記録が、多く残っているわけで、その中で「歴代3位」という記録は、ハンパない偉大な数字なわけです。
(「打点」なので、今岡にチャンスを回した金本やシーツの働きも大きかったのだけど)



2003年の、先頭打者としての今岡、
あるいは
2005年の、チャンスで回ってきたときの今岡と言えば、

パワプロで言えば、ミートA、「アベレージヒッター」「初球◎」「チャンス◎」「広角打法」「連打○」

これら全てがついた(事実、当時のパワプロには付いていただろう・・・)

そのくらい、神がかった強さを持っていました。


とりわけ2005年のチャンスに限った場面で言えば、イチローを超えるくらいヒットが出やすかったと思う。


そんな選手です。


近年は、ケガと手術の影響からか、打撃が極度の不振で、一軍での出場機会が減り、引退の噂が出るのも仕方のないことかも知れません。

が、まだ34歳。

阪神で言えば、金本、矢野、桧山がまだまだ頑張っていることを考えれば、今岡なんて全然若いんだから。

もう一時代、いけるはずだ。


ここで引退は、ファンとしても無念すぎる。

あの頃の今岡が忘れられないから、どうしても期待してしまう。
代打としての道を進めば、勝負強さで素晴らしい結果を残すはずだ。

金本、矢野、桧山が退いたあとの世代に、ベテランとなった今岡が、チームにも必要だと思う。

このまま引退されたら、ちょっと寂しすぎるよなぁ・・・